株式会社クラウドワークスは、2026年6月18日、法人向け「AI活用研修」の提供を開始しました。
法人向け「AI活用研修」が目指すオーダーメイド訪問研修
AIに関する学習コンテンツが溢れる中でも「実務では活用が難しい」という状況が起こりやすいのは、汎用的な知識と実際の業務の間に溝があるためです。本サービスは、その溝を埋めるために設計されており、「AIに触れたことがない」社員が大半を占める企業でも、受講翌日から現場でAIを活用できる状態への移行を支援します。
本サービスが選ばれる理由は、大きく2点です。
- 各社の業務課題を事前ヒアリングし、メール作成・議事録・日報・見積書作成など受講翌日から取り入れられる内容にカリキュラムをオーダーメイドで設計
- AI活用の専門家が企業に直接訪問し、紙の書類や手元の作業など画面越しでは見えない現場を直接確認した上でハンズオン形式で指導
オンライン動画やeラーニング中心の研修では「見たけれど結局使えなかった」で終わりがちです。隣で画面を指しながら教える対面指導により、PCが苦手な社員も置いていかずに進められ、些細な疑問もその場で解消できる環境を提供します。
法人向け「AI活用研修」の導入事例 給与照合業務が30分に短縮
あかちゃんとこどものクリニックでは、AIツール自体は導入していたものの、日々の業務での具体的な活用方法が手探りの状態でした。給与照合などの人事労務業務に2~3日かかっており、担当者の負担が大きいことも課題です。
クラウドワークス アカデミーは、シフト管理業務などを事前にヒアリングして、実務に即したカリキュラムをオーダーメイドで作成しました。AI活用の専門家が直接訪問し、給与照合業務などの現場でのAI活用方法を画面を一緒に見ながら対面で指導しています。
研修後、給与照合業務は情報を揃えてアップロードするだけで30分で処理できるようになり、約16時間の削減につながりました。捻出できた時間を別の業務に回せるため、人手が集まりにくい中でも「少人数で回せる」体制づくりに近づいたといいます。
看護部門管理者の大江様は「ツールに触れたことと、実際の仕事を楽にできることは、別の話だと感じていました。研修でAIの注意点や向き合い方を教えていただいたことで、リスクを踏まえた上で『実際に導入できそうだ』という感覚を持てました」と述べています。
導入事例の詳細はインタビュー記事でも確認可能です。
法人向け「AI活用研修」の助成金活用と研修プログラム概要
厚生労働省が実施する人材開発支援助成金を活用することによって、研修費用の最大75%の助成を受けられます。中小企業が対象で、所定の要件を満たす場合に適用されるものです。
通常価格1名あたり176,000円(税込)が、助成金活用後は46,000円(税込)から受講可能です。
研修は、全工程あわせて約10時間のプログラムで構成されています。Day 0では事前ヒアリングを行い、オーダーメイドのカリキュラムを作成する工程です。
その後はDay 1(基礎編・訪問対面・3〜4時間)とDay 2(応用編・訪問対面・3〜4時間)に進みます。最後にDay 3(フォローアップやオンライン、4時間)を行うのが標準的な構成です。
クラウドワークス アカデミー事業開発グループの梅澤 啓太氏は次のように述べています。「本サービスは、個人向けリスキリングで蓄積した指導ノウハウ——どんな人がつまずくか、何があれば現場で使い続けられるか——をそのまま企業の現場に持ち込み、PCが苦手な方も含めて誰一人置いていかない研修として設計しています」
法人向け「AI活用研修」の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社クラウドワークス |
| サービス名 | 法人向け「AI活用研修」 |
| 運営 | クラウドワークス アカデミー |
| 提供開始日 | 2026年6月18日 |
| 研修形式 | 訪問対面(Day 1・Day 2)+オンライン(Day 0・Day 3) |
| プログラム時間 | 約10時間(Day 0〜Day 3) |
| 通常受講料 | 176,000円(税込)/1名あたり |
| 助成金活用後 | 46,000円(税込)/1名あたり(中小企業・要件を満たす場合) |
| 助成制度 | 人材開発支援助成金(厚生労働省)・最大75%助成 |
| 指導実績 | 延べ1万名超 |
| 設立 | 2011年11月11日 |
| 資本金 | 28億1,435万円(2026年3月末時点) |
| 所在地 | 東京都港区麻布台一丁目3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー 28階 |
| 代表者 | 代表取締役社長 兼 CEO 吉田 浩一郎 |
| URL | https://crowdworks.co.jp/ |
trends編集部の一言
中小企業のAI活用における課題として「活用する業務がイメージできていない」が63.4%、「推進する人材が不足している」が40.0%に上るという中小企業庁のデータは、業界を問わず重みのある数字です。
業界全体としては、新しいツールを導入しても現場への定着が進まないという課題が依然として広く見られています。マーケティング業界においても「ツールを入れた」と「現場で使い続けている」の間にある溝は、共通のテーマとして語られてきました。
社内研修を実施した企業の91.4%が想定した効果を得ているというデータも示されており、研修という手段の有効性は数字として裏付けられています。汎用的なAI研修と「自社の給与照合業務を30分にする」ような実務直結の研修とでは、現場への定着度は大きく変わるのではないでしょうか。
オーダーメイドと訪問指導の組み合わせは、「受けたけど結局使わなかった」という研修あるあるに対する一つの答えとして、業界の動向としても注目しておく価値がある取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「クラウドワークス初、法人向け「AI活用研修」提供開始 | 株式会社クラウドワークスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000316.000050142.html, (参照 26-06-21).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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