GMO天秤AI株式会社は、2026年5月21日に株式会社デジライズと協業し、法人向け生成AIプラットフォーム「天秤AI Biz byGMO」とAIリスキリング研修を組み合わせた「天秤AI Biz byGMO活用・法人リスキリング®」の提供を開始しました。
天秤AI Biz byGMO活用・法人リスキリング®が対応する生成AI導入課題
生成AIの導入が進む一方で、「導入後に活用が定着しない」「社員教育が追いつかない」といった課題が企業で増えています。こうした背景を踏まえ、GMO天秤AI株式会社と株式会社デジライズは、研修から実務活用までを一体化した法人向け支援の提供を開始しました。
「天秤AI Biz byGMO活用・法人リスキリング®」は、AI導入研修と伴走型支援、AI活用の定着化サポートの3つで構成されました。単一AIの操作習得にとどまらず、「業務内容に応じて最適なAIを選ぶ力」を養うことを目的としています。
天秤AI Biz byGMO活用・法人リスキリング®の3つのサービス構成
AI導入研修では、動画学習(10時間・6か月間)とワークショップ(全4回・計6時間)を組み合わせ、実際の業務への活用方法まで支援します。
「天秤AI Biz byGMO」を使いながら、ChatGPT、Gemini、Claudeなど複数の生成AIを比較する形式で学習できます。
研修終了後には伴走型支援として、定期的なオンライン会議とチャットサポートを提供します。AI専門家が企業ごとの課題に応じて活用方法を提案し、各部署へのAI活用定着を支援する体制です。AI活用の定着化サポート(6か月間)では、「天秤AI Biz byGMO」の組織管理機能を活用して、AIの利用状況を可視化し、業務効率化や生産性向上の成果確認を継続的に支援します。
天秤AI Biz byGMOの料金体系と主な機能
法人向けAIリスキリング研修の初年度料金は1IDあたり280,800円(税込)で、「天秤AI Biz byGMO」の年額利用料16,800円(税込)を含みます。2年目以降は年額利用料16,800円(税込)のみです。人材開発支援助成金を活用することによって、中小企業は最大75%、大企業は最大60%の補助を受けられます。
「天秤AI Biz byGMO」単体の料金体系は、以下の通りです。
- 年払い:16,800円/ID(税込)・月額換算1,400円 / ID(税込)
- 月払い:1,900円 / ID(税込)
- 無料トライアル:2週間(初回のみ)・全機能利用可
- 初期費用:0円・最低利用人数制限なし(1名から利用開始可)
月額利用上限については、標準・高度AIは無制限(Claude Opus 4.7 / GPT-5.5など)、専門AI(Pro)は50回 / 月(GPT-5.5 Proなど)、画像生成とDeep Researchはそれぞれ1,000回 / 月となっています。
主な機能は、以下の通りです。
- 天秤ジャッジ:最大6つのモデルの回答を比較・分析し最適解を推薦、作業時間を約1/10に短縮
- AI画像生成:最大3つの画像生成AIを同時実行し用途に合った1枚を選択
- AIメモリ機能:過去の入力内容をもとに個別最適化された回答を提供
- セキュリティ機能:データ非学習・多層アクセス制御・監査ログに対応
セキュリティ面では、入力データがAIの学習・二次利用に一切使用されないデータ非学習のほか、多要素認証(MFA)・IPアドレス制限による多層アクセス制御、利用状況を記録・可視化する監査ログを備えています。内部統制およびコンプライアンス対応を支援します。
GMO天秤AI株式会社と天秤AI Biz byGMO活用・法人リスキリング®の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | GMO天秤AI株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役社長 山城 博規 |
| 所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
| グループ | GMOインターネットグループ |
| サービス名 | 天秤AI Biz byGMO活用・法人リスキリング® |
| 提供開始日 | 2026年5月21日 |
| 協業先 | 株式会社デジライズ(代表取締役:茶圓将裕氏) |
| 初年度料金(1IDあたり) | 280,800円(税込)・「天秤AI Biz byGMO」年額利用料16,800円(税込)含む |
| 助成金補助率 | 中小企業:最大75% / 大企業:最大60%(人材開発支援助成金) |
| 研修内容 | AI動画研修(10時間・6か月間)・ワークショップ(全4回・計6時間)・伴走支援・定着支援(6か月間) |
| 関連サービス | 天秤AI byGMO / 天秤AIメディア byGMO / 教えてAI |
trends編集部の一言
人材開発支援助成金を活用することで中小企業は最大75%の補助を受けられる点は、導入コスト面のハードルを大きく下げる要素です。生成AI導入支援市場全体としては、研修単体や単一AIプラットフォームのみを提供するサービスが多い中、研修と実務活用プラットフォームを一体化した設計は、導入後の定着課題に正面から向き合う構成と捉えられます。
ChatGPT、Gemini、Claudeなど最大6つのモデルを同時比較しながら学べる点は、「どのAIを使えばよいかわからない」という入口の課題に対して有効なアプローチです。同種サービスでは単一ツールの習熟に留まることが多い中、「業務に応じて最適なAIを選ぶ力」を養う設計は、AI活用の定着に向けた業界全体の課題に対する有効なアプローチと捉えられます。
References
- ^ PR TIMES. 「GMO天秤AIとデジライズ、生成AIの法人向けリスキリング支援を開始 | GMOインターネットグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005379.000000136.html, (参照 26-05-23).
