目次
- GoogleのAIノートアプリ「NotebookLM」とは
- ソース・チャット・Studioについて
- NotebookLMの音声概要機能について
- NotebookLMの使い方
- 参照するソースを追加する
- 参照するソースの範囲を選択する
- AIに質問をする
- メモを追加する
- 関連トピックを提案させる
- NotebookLMの共有設定と共同編集
- ノートブックの共有設定
- 複数人での共同編集機能
- NotebookLMの活用事例
- 社内用のFAQや用語集を自動生成
- 論文や文書などを自動要約
- リサーチの効率化・深堀り
- 議事録の作成・情報整理
- レポートや資料の作成
- スプレッドシートを読み込ませて分析
- NotebookLMの料金プラン
- NotebookLMの無料プランで出来ること
- 無料プランと有料プランの比較
- NotebookLMのセキュリティ
- 機密情報の適切な取り扱い方
- プライバシー保護や情報漏洩について
- NotebookLMに関するQ&A
- NotebookLMはスマホでも使えますか?
- NotebookLMが使えない場合はどうすれば良いですか?
- 開発者がNotebookLMを利用するメリットを教えてください
- References
GoogleのAIノートアプリ「NotebookLM」とは
NotebookLMとはGoogleが提供するAIを活用したノートアプリケーションです。ユーザーがアップロードしたドキュメントに基づいて質問に回答させたり、さまざまなコンテンツを生成できるのが特徴。これにより情報の整理や分析、アイデアの創出を大幅に効率化できることから注目されています。
NotebookLMはユーザーがアップロードしたドキュメントを解析し、その内容に基づいて質問に答えることが可能です。ほかにも要約やタイムライン、FAQなどさまざまな形式のコンテンツを自動生成する機能も備えています。
【NotebookLMの特徴】- ドキュメントに基づいた回答
- 多様なコンテンツ自動生成
- 情報の整理と分析を支援
- アイデア創出の効率化
- 直感的な操作性
- Googleアカウントで利用可能
- 無料プランと有料プランの提供
NotebookLMは個人の学習や調査だけでなく、ビジネスシーンにおける情報共有や資料作成にも活用可能。NotebookLM Plusにアップグレードすると、より多くのソースを扱えるようになり活用の幅が広がります。
ソース・チャット・Studioについて
NotebookLMのインターフェースは主に「ソース」「チャット」「Studio」の3つの要素で構成されています。これらを活用することでユーザーは情報を効率的に整理し、AIとの対話を通じて深い洞察を得られます。各要素は連携しており、スムーズな情報アクセスと分析をサポートします。
要素 | 役割 | 詳細 |
---|---|---|
ソース | 情報源 | アップロードされたドキュメントの静的コピー |
チャット | 対話 | AIとの質疑応答や指示出し |
Studio | コンテンツ生成 | 要約、FAQ、タイムラインなどの自動生成 |
その他 | 共同作業 | ノートブックの共有やメモの追加機能など |
「ソース」はユーザーがアップロードしたドキュメントやWebページの静的なコピーであり、NotebookLMが質問に答えるための情報源です。「チャット」はユーザーがNotebookLMに対して質問をしたり指示を出したりする場所で、AIとの対話を通じて情報を深掘りできます。
「Studio」はアップロードしたソースに基づいて要約、FAQ、タイムライン、ブリーフィングドキュメントなどさまざまな形式のコンテンツを自動生成する機能です。これらの機能を活用することによってユーザーは情報を整理し、より深く理解できます。
NotebookLMの音声概要機能について
NotebookLMの音声概要機能はアップロードされたソースの主要なトピックを、2人のAIホストによるディスカッション形式で要約する機能です。この機能を使用することで、ユーザーはソースの内容を音声で手軽に把握できます。
音声概要はNotebookLM PlusのStudioパネルから生成でき、生成された音声概要はオーディオプレーヤーで再生できます。また、共有URLを生成してほかのユーザーと共有したり、ダウンロードしてオフラインで聞いたりすることも可能です。
【音声概要の活用方法】
- Studioパネルから生成
- オーディオプレーヤーで再生
- 共有URLで共有
- ダウンロードしてオフライン再生
- インタラクティブモードで質問(ベータ版)
- 英語でのみ利用可能
- 生成に数分かかる場合あり
音声概要はAIによって生成されるため、不正確な情報や音声の乱れが含まれる場合があることに注意してください。なお、現在のところ音声概要機能は英語でのみ利用可能です。
NotebookLMの使い方

NotebookLMより
はじめにNotebookLMの公式ページへアクセスします。
NotebookLMの公式URL:https://notebooklm.google/

NotebookLMより
上記画面が表示されるので内容を確認し、画面右下の「OK」をクリックして下さい。

NotebookLMより
NotebookLMの作成画面が表示されます。「新しいノートブック」をクリックして新規作成します。

NotebookLMより
参照するソースを追加する
NotebookLMで情報を分析するには、まず参照するソースを追加する必要があります。画面左側のパネルにある「+ ソースを追加」をクリックし、アップロードするファイルを選択します。
ソースとして追加できるファイル形式は下記の通りです。
- Googleドキュメント
- Googleスライド
- テキストファイル
- WebサイトのURL
- YouTubeのURL
- コピー&ペーストしたテキスト
- オーディオファイル
アップロードされたソースはNotebookLMが質問に回答したり、コンテンツを生成したりする際の基盤となります。
ソースを追加する際は著作権や機密情報に注意し、適切な範囲内で利用してください。また、ファイルサイズや語数に上限があることに注意が必要です。
アップロード先とはNotebookLMに読み込ませたい情報のことです。情報は下記の形式に対応しています。
- Googleドキュメント
- テキストファイル
- テキスト
- WebサイトのURL
任意の形式をクリックし、読み込ませたい情報元をアップロードしてください。
今回はテストとして、本メディアで公開しているDX補助金のおすすめをまとめている記事を読み込ませてみます。

NotebookLMより
「ウェブサイト」をクリックし、入力欄にURLを記載したら「挿入」をクリックしましょう。

NotebookLMより
するとアップロードした情報の要約や質問の具体例、チャット入力欄が表示されます。
サイドバーにはアップロードした情報(ソース)が表示されており、画面下部にあるチャット欄へ質問したい内容を入力できます。
参照するソースの範囲を選択する
NotebookLMでは複数のソースを読み込むことができ、質問をする際にどのソースを参照するのか選択できます。これにより関連性の高い回答を得ることが可能です。
ソースの選択は、ノートブック内の各ソースの横にあるチェックボックスを使用して行います。チェックを入れたソースが、AIが回答を生成する際に参照する情報源となります。
複数のソースを選択した場合、NotebookLMはそれらのソース全体から情報を抽出して回答を生成します。特定のソースのみを参照したい場合は、そのソースのみにチェックを入れてください。
AIに質問をする
NotebookLMの画面下部にあるチャット欄に質問を入力し、送信ボタンをクリックします。今回は先ほど読み込んだDX補助金のおすすめをまとめている記事を指定し、チャット欄へ「経済産業省が提供しているDX補助金を教えて下さい。」と入力してみます。結果は下記の通りです。

NotebookLMより
チャットの質問に該当する内容をアップロード元の情報から探して掲載してくれます。文中にある数字(①や②など)をクリックすると参照元の原文が表示されます。

NotebookLMより
また、表示結果は右上にあるピンのアイコンをクリックすることで、トップページへ固定できます。

NotebookLMより
上記のように固定されるので、以前に調べた結果を一目で確認できるのが魅力です。

NotebookLMより
チャット内容は画面左上にある「Untitle notebook」をクリックしてタイトルを変更駅ます。
メモを追加する

NotebookLMより
NotebookLMにはユーザーが独自のメモを追加する機能があります。これにより、AIとの対話中に得られた洞察や、自分自身の考えを記録できます。
メモは右側のStudioパネルにある「メモ」セクションで「メモを追加」をクリックして作成します。作成したメモはあとから編集したり、ソースに変換したりすることも可能です。
メモ機能を活用することによって情報を整理し、より深い理解を得られます。また、メモをソースに変換する機能を使えば、自分の考えをAIの分析対象に含めることも可能です。
関連トピックを提案させる

NotebookLMより
NotebookLMにはユーザーが入力した質問に基づいて、関連するトピックを提案する機能があります。これによりユーザーはより広範な視点から情報を探索できるのが魅力です。
関連トピックは質問を入力したあと、チャット欄の下に表示されます。表示されたトピックをクリックするとそのトピックに関する質問が自動的に生成され、NotebookLMが回答します。
この機能を活用することによって、ユーザーは自分では思いつかなかった視点から情報を得られます。また、関連トピックを探索することによって、より深い理解を得ることが可能です。
NotebookLMの共有設定と共同編集
NotebookLMの共有設定と共同編集について以下の内容を解説します。
- ノートブックの共有設定
- 複数人での共同編集機能
ノートブックの共有設定
NotebookLMでは作成したノートブックを、ほかのユーザーと共有できるのが特徴です。共有設定はノートブックの右上にある共有アイコンをクリックして行います。
共有設定では共有相手の権限を「閲覧者」または「編集者」に設定できます。また、NotebookLM Plusでは「チャットのみ」の共有オプションも利用可能です。
共有設定 | 権限 | 詳細 |
---|---|---|
閲覧者 | 閲覧のみ | ノートブックの閲覧のみ可能 |
編集者 | 編集可能 | ノートブックの編集が可能 |
チャットのみ(Plus限定) | チャットのみ | ソースやメモへのアクセスは不可、チャットのみ利用可能 |
共有設定を適切に行うことによって、ほかのユーザーとの共同作業をスムーズに進められます。機密情報を含むノートブックの場合は共有範囲に注意してください。
複数人での共同編集機能
NotebookLMでは複数のユーザーが、同じノートブックを同時に編集できます。これによりチームでの情報共有や共同作業が効率的に行えます。
共同編集を行うにはノートブックを共有する際に、共有相手の権限を「編集者」に設定します。編集権限を持つユーザーはソースの追加や削除、メモの作成や編集、質問の入力などが可能です。
共同編集機能を使用する際は、編集内容がほかのユーザーにもリアルタイムで反映されることに注意してください。また、編集権限の管理には十分注意し、信頼できるユーザーとのみ共同編集を行うようにしましょう。
NotebookLMの活用事例
NotebookLMの活用事例について、以下を詳しく解説します。
- 社内用のFAQや用語集を自動生成
- 論文や文書などを自動要約
- リサーチの効率化・深堀り
- 議事録の作成・情報整理
- レポートや資料の作成
- スプレッドシートを読み込ませて分析
社内用のFAQや用語集を自動生成
NotebookLMは社内ドキュメントをソースとしてアップロードすることで、FAQ(よくある質問)や用語集を自動生成できます。これにより社員からの問い合わせ対応の負担を軽減し、業務効率を向上させることが可能です。
FAQの生成はStudioパネルの「よくある質問」機能を使用します。用語集の生成はチャットでNotebookLMに指示を出すことで実行できます。また、NotebookLM Plusでは生成されたFAQの利用状況を分析することも可能です。
論文や文書などを自動要約
NotebookLMは長い論文や文書を自動的に要約できます。これにより大量の情報を効率的に把握し、時間の節約につながります。
要約の生成はソースビューアでソースを開き、ソースガイドで自動生成された要約を確認するかチャットで特定のトピックに関する要約をリクエストすることによって実現可能です。具体的な質問をすることで、より目的に合った要約を得られます。
【論文・文書の自動要約の手順】
- 論文や文書をアップロード
- ソースビューアでソースを開く
- ソースガイドで自動生成された要約を確認
- チャットで特定のトピックに関する要約をリクエスト
- より具体的な質問をする
- 目的に合った要約を得る
自動生成された要約はあくまで元の情報を短くまとめたものであり、詳細な内容やニュアンスは省略されている場合があります。重要な情報は必ず原文を参照するようにしてください。
リサーチの効率化・深堀り
NotebookLMはリサーチの効率化と深堀りに役立ちます。複数のソースをアップロードし、それらに対して質問をすることでさまざまな情報を横断的に分析できます。
関連トピックの提案機能を活用すれば、自分では思いつかなかった視点から情報を探索することも可能です。また、引用機能を使えば回答の根拠となった情報を簡単に確認できます。
NotebookLMを活用することで、リサーチの質と速度を向上させることが可能。また、得られた情報を整理し、レポートや論文の作成に役立てられるのが魅力です。
議事録の作成・情報整理
NotebookLMは会議の議事録作成や情報整理にも活用できます。会議の録音ファイルや会議中に共有された資料をアップロードすることで「重要なポイントの抽出」や「要約の作成」が可能です。
音声ファイルをアップロードすると自動的に文字起こしが行われ、テキストデータとして分析できます。また、Studioパネルの「タイムライン」機能を使えば、会議の時系列に沿った要約を作成することも可能です。
【議事録作成・情報整理の手順】
- 会議の録音ファイルや資料をアップロード
- 音声ファイルは自動で文字起こし
- Studioパネルで「タイムライン」を作成
- 会議の時系列に沿った要約を生成
- 重要なポイントを抽出
- メモ機能で補足情報を追加
- 議事録として共有
NotebookLMを活用することで議事録作成の時間を短縮し、会議の内容をより正確に記録できます。
レポートや資料の作成
NotebookLMは複数のソースから情報を収集し、それらをまとめる作業を効率化できます。
Studioパネルの「ブリーフィングドキュメント」機能を使えば、複数のソースの内容をまとめたレポートを自動生成できます。また、チャットでNotebookLMに指示を出すことで、特定のテーマに沿った資料を作成することも可能です。
【レポート・資料作成の手順】
- 複数のソースをアップロード
- Studioパネルで「ブリーフィングドキュメント」を生成
- 複数のソースの内容をまとめたレポートを自動作成
- チャットで特定のテーマに沿った資料作成を指示
- メモ機能で構成を整理
- レポートや資料として出力
NotebookLMで生成されたレポートや資料はあくまで下書きとして利用し、必要に応じて加筆修正を行ってください。また、引用元を明記するなど著作権に配慮した利用を心がけましょう。
スプレッドシートを読み込ませて分析
NotebookLMは直接スプレッドシートを読み込むことはできませんが、スプレッドシートのデータをテキスト形式でコピー&ペーストすることで分析が可能です。数値データや表形式の情報を解析し、傾向やパターンを見つけられます。
スプレッドシートのデータをコピー&ペーストする際は、列見出しを含めるなどNotebookLMが情報を理解しやすいように工夫することが重要です。また、データ量が多い場合は、複数回に分けて貼り付ける必要があります。
コピー&ペーストされたデータはほかのテキストデータと同様に扱われ、質問応答やコンテンツ生成に利用できます。
NotebookLMの料金プラン
NotebookLMの料金プランについて、以下の内容を解説します。
- NotebookLMの無料プランで出来ること
- 無料プランと有料プランの比較
NotebookLMの無料プランで出来ること
NotebookLMの無料プランでは基本的な機能を利用できます。具体的にはノートブックの作成やソースのアップロード、質問応答、コンテンツ生成などが可能です。
無料プランでもGoogleドキュメントやPDF、WebサイトのURLなどさまざまな種類のソースをアップロードできます。また、1つのノートブックに最大100個、1ソースあたり最大500,000語までのソースを登録可能です。
【無料プランの主な機能】
- ノートブックの作成(最大100個)
- ソースのアップロード(1ノートブックあたり最大50個)
- 各ソースの上限は500,000語
- 質問応答
- コンテンツ生成(要約、FAQなど)
- 1日あたり最大50件のチャットクエリ
- 1日あたり最大3件の音声生成
- Googleアカウントで利用可能
無料プランは個人利用やNotebookLMの機能を試してみたい方におすすめです。ただし利用上限があるため、より高度な使い方をしたい場合は有料プランへのアップグレードを検討するとよいでしょう。
無料プランと有料プランの比較
NotebookLMの無料プランと有料プラン(NotebookLM Plus)の主な違いは、利用できるリソースの量と一部の機能の有無です。
項目 | 無料プラン | NotebookLM Plus |
---|---|---|
ノートブック数 | 最大100個 | 最大500個 |
ソース数 | 最大50個/ノートブック | 最大300個/ノートブック |
チャットクエリ | 最大50件/日 | 最大500件/日 |
音声生成 | 最大3件/日 | 最大20件/日 |
共有オプション | 閲覧/編集 | 閲覧/編集/チャットのみ |
チャット設定 | デフォルトのみ | カスタマイズ可能 |
分析機能 | なし | あり |
無料プランは個人利用や試用に向いており、有料プランはビジネスや研究などより本格的な利用に適しています。
NotebookLM Plusでは無料プランに比べて作成できるノートブックの数やアップロードできるソースの数、1日あたりのチャットクエリ数などが大幅に増加します。また「チャットのみ」の共有オプションや高度なチャット設定など、Plus限定の機能も利用可能です。
どちらのプランを選ぶべきかは、利用目的や頻度によって異なります。まずは無料プランを試してみて、必要に応じてNotebookLM Plusへのアップグレードを検討すると良いでしょう。
NotebookLMのセキュリティ
NotebookLMのセキュリティについて、以下の内容を解説します。
- 機密情報の適切な取り扱い方
- プライバシー保護や情報漏洩について
機密情報の適切な取り扱い方
NotebookLMを使用する際は、機密情報の取り扱いに注意が必要です。特に社外秘の情報や個人情報を含むファイルをアップロードする場合は、慎重に扱うようにしてください。
NotebookLMはアップロードされたファイルを暗号化して保存しますが、万が一の情報漏洩のリスクを考慮し、機密性の高い情報はアップロードしないことを推奨します。やむを得ずアップロードする場合は、パスワード保護をかけるなどの対策を講じましょう。
【NotebookLMで機密情報を取り扱う際の注意点】
- 機密性の高い情報はアップロードしない
- やむを得ずアップロードする場合はパスワード保護
- 共有設定を適切に行う
- 不要になったファイルは削除
- Googleアカウントのセキュリティを強化
- 2段階認証を設定
- 定期的なパスワード変更
NotebookLMの利用規約やプライバシーポリシーをよく確認し、自己責任において利用するようにしてください。また、所属する組織のセキュリティポリシーにも従う必要があります。
プライバシー保護や情報漏洩について
NotebookLMはユーザーのプライバシーを守ることを重視して設計されており、アップロードされたファイルやチャットの内容はGoogleのプライバシーポリシーに基づいて管理されます。
Google One AIプレミアムを利用している場合、フィードバックを送信するとクエリやアップロードしたファイル、AIの回答が人間によって確認されてサービスの改善に活用されることがあります。
一方でWorkspaceやGemini Educationのユーザーについては、アップロードされたファイルやチャットの内容、AIの出力が人間によって確認されることはなく、生成AIモデルの改善にも使用されません。
ユーザーの種類 | データの取り扱い | 備考 |
---|---|---|
Google One AI プレミアム | フィードバック送信時に人間が確認する場合あり | モデル改善のため |
Workspace/Gemini Education | 人間のレビュー担当者による確認なし | モデル改善にも使用されない |
Enterprise | 人間のレビュー担当者による確認なし | GCPプロジェクト内にファイル保持、モデル改善にも使用されない |
NotebookLMを利用する際はGoogleアカウントのセキュリティ対策をしっかりと行い、情報漏洩のリスクを最小限に抑えるようにしてください。また、不審なメールやリンクには注意し、フィッシング詐欺などにも気をつけましょう。
NotebookLMに関するQ&A
「NotebookLMに関するQ&A」に関して、以下を解説していきます。
- NotebookLMはスマホでも使えますか?
- NotebookLMが使えない場合はどうすれば良いですか?
- 開発者がNotebookLMを利用するメリットを教えてください
NotebookLMはスマホでも使えますか?
NotebookLMはモバイルデバイスでも利用可能ですが、現在のところデスクトップパソコンでの表示に最適化されています。そのためスマートフォンやタブレットで利用する場合、一部の機能が制限されたり表示が崩れたりする可能性があります。
モバイルデバイスで利用する場合は、ブラウザからNotebookLMのウェブサイトにアクセスしてください。
【モバイルデバイスでの利用】
- ブラウザからアクセス
- デスクトップ版に最適化
- 一部機能が制限される場合あり
- 表示が崩れる可能性あり
- 専用アプリはなし
- ショートカットをインストール可能(一部ブラウザ)
モバイルデバイスでの利用は外出先での簡単な確認や編集には便利ですが、本格的な作業を行う場合はデスクトップパソコンでの利用がおすすめです。
NotebookLMが使えない場合はどうすれば良いですか?
NotebookLMにアクセスできない、または正常に動作しない場合はいくつかの原因が考えられます。
まずはインターネット接続が安定しているか確認しましょう。次にNotebookLMがサポートされている地域で利用しているか確認してください。(Gemini APIが利用可能な180以上の地域)学校や職場のアカウントを使用している場合は、組織の管理者がNotebookLMアプリへのアクセスを有効にする必要があります。
原因 | 対処法 | 詳細 |
---|---|---|
年齢制限 | 18歳以上であること | Googleアカウントの年齢確認が必要 |
地域制限 | サポートされている地域で利用 | Gemini APIが利用可能な地域か確認 |
アカウント | 個人のGoogleアカウント | 職場アカウントは管理者設定が必要 |
ブラウザ | 最新版を使用 | 古いブラウザは非推奨 |
通信環境 | 安定したWi-Fi環境推奨 | 不安定な回線では正常に動作しない可能性あり |
上記を確認しても問題が解決しない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしたり別のブラウザを試したりしてみてください。それでも解決しない場合はNotebookLMのサポート窓口(notebooklm-user-support@google.com)に問い合わせることを推奨します。
開発者がNotebookLMを利用するメリットを教えてください
NotebookLMは開発者にとっても有用なツールです。特に技術ドキュメントの作成やコードの理解、APIリファレンスの調査などさまざまな場面で活用できます。
NotebookLMを使うことで開発者は大量の技術ドキュメントを効率的に読み解き、必要な情報を素早く見つけ出せます。また、コードのサンプルをアップロードしてその動作原理を質問したり、関連するドキュメントを参照したりすることも可能です。
References
- ^ Google Japan Blog. 「NotebookLM を日本語でも提供開始。ウェブサイトや Google スライドにもサポート」. https://blog.google/intl/ja-jp/company-news/technology/notebooklm-google/, (参照 2024-06-11).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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