Pythonをインストールした後にやること①対話モードを試す
Pythonのインストールが完了したら、まず対話モードで動作確認をしてみましょう。対話モードはPythonのコードを一行ずつ実行し、結果をすぐに確認できる便利な機能です。
【サンプルコード】
print("Hello, Python!")
【実行結果】
Hello, Python!
Windowsの場合はコマンドプロンプト、macOSやLinuxの場合はターミナルを開き、「python」または「python3」と入力してEnterキーを押すことによって対話モードが起動します。「print("Hello, Python!")」を入力して実行すると、画面に「Hello, Python!」と表示され、Pythonが正しくインストールされていることを確認できます。
対話モードでは簡単な計算や変数への代入、関数の定義など、様々なPythonのコードを試すことができます。終了する場合はexit()
と入力するか、Ctrl+D(macOSやLinux)またはCtrl+Z+Enter(Windows)を押してください。
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Pythonをインストールした後にやること②スクリプトファイルを実行する
次は以下のようなPythonのコードをファイルに保存し、実際に実行してみましょう。このファイルをスクリプトファイルと呼び、拡張子は「.py」となります。
【サンプルコード】
# my_script.py
def greet(name):
print("Hello, " + name + "!")
greet("World")
【実行結果】
Hello, World!
テキストエディタで上記のコードを「my_script.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトやターミナルでpython my_script.py
またはpython3 my_script.py
と入力して実行します。実行することによって関数greet
が定義され、"World"を引数として呼び出された結果、「Hello, World!」と表示されます。
Pythonをインストールした後にやること③pipを使う
Pythonには豊富な外部ライブラリ(パッケージ)が存在します。ライブラリを活用することによって様々な機能を簡単に利用でき、管理するためのツールがpipと理解しておきましょう。
【サンプルコード】
pip install requests
【実行結果】
Collecting requests
Downloading requests-2.31.0-py3-none-any.whl (62 kB)
---------------------------------------- 62.6/62.6 kB 1.6 MB/s eta 0:00:00
Collecting charset-normalizer<4,>=2
Downloading charset_normalizer-3.3.2-cp39-cp39-win_amd64.whl (99 kB)
---------------------------------------- 99.6/99.6 kB ? eta 0:00:00
Collecting idna<4,>=2.5
Downloading idna-3.6-py3-none-any.whl (61 kB)
---------------------------------------- 61.6/61.6 kB 3.2 MB/s eta 0:00:00
Collecting urllib3<3,>=1.21.1
Downloading urllib3-2.2.1-py3-none-any.whl (121 kB)
---------------------------------------- 121.1/121.1 kB 6.9 MB/s eta 0:00:00
Collecting certifi>=2017.4.17
Downloading certifi-2024.2.2-py3-none-any.whl (163 kB)
---------------------------------------- 163.8/163.8 kB 9.6 MB/s eta 0:00:00
Installing collected packages: charset-normalizer, idna, urllib3, certifi, requests
Successfully installed certifi-2024.2.2 charset-normalizer-3.3.2 idna-3.6 requests-2.31.0 urllib3-2.2.1
コマンドプロンプトやターミナルでpip install パッケージ名
と入力することによって、指定したパッケージをインストールできます。上記の例では、HTTP通信を行うためのライブラリであるrequests
をインストールしています。
インストール済みのパッケージの一覧を表示するには、pip list
コマンドを使用します。また、pip uninstall パッケージ名
でアンインストールできるので、不要なパッケージは削除しておきましょう。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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