ナレッジワークスが「Spatial AI 導入・PoC支援サービス」を提供開始、製造業や建設業の現場DXを伴走支援
公開:
ナレッジワークス株式会社は、空間理解AIとXR技術を組み合わせた伴走支援サービス「Spatial AI 導入・PoC支援サービス」の提供を開始しました。
Spatial AI 導入・PoC支援サービス開発の背景
近年、生成AIや画像認識AIの進化により、映像や画像から状況を理解する技術の活用が広がっています。その一方で、製造業や建設業、インフラ保守などの現場では、作業環境が複雑であることから、AI活用が十分に進んでいないケースも少なくありませんでした。手順や設備、安全確認が現場ごとに異なる点も、導入を阻む要因です。
現場作業には固有の課題が複数存在します。作業者が手を離せない状況でマニュアルを確認する必要がある、熟練者の知見が属人化しやすい、設備情報や点検記録が空間と結びついて管理されにくいといった点が代表的です。ナレッジワークス株式会社は、XR事業とDX・AI事業を通じて培ってきた知見を活かし、空間理解AIとXRを組み合わせることで、これまで実現が難しかった現場支援の具体化を目指しました。
Spatial AI 導入・PoC支援サービスの主な特徴
「Spatial AI 導入・PoC支援サービス」は、現場DXの実現を段階的に支援するために設計されています。主な特徴は以下の6点です。
- 課題の洗い出しから実装・運用までワンストップで伴走
- カメラ映像やLiDARスキャンによる空間の設備・作業状況のAI認識
- バルブ・配管・計器などの設備や作業状況をデータ化
- マニュアルや手順をXRデバイス上で空間に重ねて提示
- 点検・教育・設備管理など多様な現場業務に対応
- 小規模PoCから共同開発へ移行できる柔軟な提供形態
「課題自体がはっきりしない」段階からコンサルティングを行い、要件定義からXR・AI連携のシステム設計、実装、運用まで専門エンジニアが一貫して伴走します。作業者は、ハンズフリーでAIによる支援を受けられる環境づくりを目指す設計です。熟練者の知見を空間情報と結びつけることによって、技術継承や新人教育の効率化、作業品質の平準化も支援します。
Spatial AI 導入・PoC支援サービスとナレッジワークス株式会社の概要・展示会情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | ナレッジワークス株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役 所司 里佳氏 |
| 所在地 | 〒105-0014 東京都港区芝3丁目8-2 芝公園ファーストビル 4F |
| 設立 | 2001年4月2日 |
| XRサービス提供実績 | 2000以上 |
| サービス名 | Spatial AI 導入・PoC支援サービス |
| 対象業種 | 製造業・建設業・インフラ保守・設備管理・DX推進部門 |
| 提供形態 | PoCからカスタマイズ開発まで伴走支援 |
| 展示会 | 第6回 XR・メタバース総合展(東京ビッグサイト 西3) |
| 展示期間 | 2026年6月17日(水)から6月19日(金)まで |
| デモ体験時間 | 約3分(MRデバイスを用いた機器定期点検AIデモ) |
| 公式URL | https://hp.knowledge-works.co.jp/ |
trends編集部の一言
2000以上のXRサービス提供実績を持つ同社が、空間理解AIとXRを組み合わせた伴走支援サービスに乗り出した点は注目に値するものでした。現場DX領域では、PoCを起点にしたAI導入支援サービスへの需要が高まっており、業界全体としても「課題整理から伴走する」モデルの存在感が増しています。マーケティングの現場でも「AIを導入したいが、自社の業務に当てはめた具体的なイメージが持てない」という声は多く、PoC段階から共同開発できる設計は、そうした企業の最初のハードルを下げる役割を担いそうです。
特に「課題自体がはっきりしない」段階からコンサルティングを行う点は、製造業やインフラ保守の現場にとどまらず、AI活用の起点をどこに置くかを模索している組織が具体的なイメージを掴む機会となるでしょう。第6回 XR・メタバース総合展での約3分のデモ体験は、導入を検討する企業にとって、活用イメージを具体化する好機として業界から注目を集めそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「現場課題に合わせてXR×AIを共同開発する「Spatial AI導入・PoC支援ソリューション」を開始 | ナレッジワークス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000184310.html, (参照 26-06-12).










