シフトプラス株式会社は、2026年5月20日、自治体AI zevo(ゼヴォ)において新たなAIモデル「Gemini 3.5 Flash」の提供を開始しました。
Gemini 3.5 Flashが自治体AI zevoに追加された背景と概要
自治体AI zevo(ゼヴォ)は、ChatGPTやClaude、Geminiの3つの生成AIシリーズに対応してきました。今回のGemini 3.5 Flash追加により、自治体業務でのAI活用の選択肢がさらに広がりました。追加費用なしで全利用自治体が利用できる点も特徴です。
Gemini 3.5 Flashのナレッジカットオフは2025年1月で、コンテキストウィンドウは入力1M・出力64Kとなっています。なお、デフォルトでは利用禁止となっており、利用には組織管理者による許可設定が必要です。
自治体AI zevoに追加されたGemini 3.5 Flashの主な3つの特徴
自治体業務で活用が期待される主な特徴は次の3点です。
- 競合モデルと比較して約4倍の処理速度で回答を生成
- 複雑な条件の問い合わせや条例・手続き整理に対応する高水準の推論・コーディング性能
- 申請書・PDF・画像などさまざまな形式のファイルを解析するマルチモーダル対応
処理速度の向上は、窓口対応や複数問い合わせを続けて処理する場面での待ち時間短縮に直結します。マルチモーダル対応では、書類の内容確認や要点整理、複数資料の横断的な比較といった業務への活用が想定されてきました。
自治体AI zevo(ゼヴォ)とシフトプラス株式会社の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | シフトプラス株式会社 |
| 代表取締役 | 中尾 裕也氏 |
| 本店所在地 | 宮崎県都城市宮丸町3070番地1 |
| 本社所在地 | 大阪府大阪市西区江戸堀2丁目1番1号 江戸堀センタービル8階 |
| 設立 | 2006年12月 |
| 営業所数 | 日本国内27カ所 |
| サービス名 | 自治体AI zevo(ゼヴォ) |
| 対応AIモデル | ChatGPTやClaude、Gemini(Gemini 3.5 Flash含む) |
| 対応環境 | LGWAN |
| 追加費用 | なし(既存利用自治体向け) |
| 付帯サービス |
ビジネスチャットツールLGTalk(職員数分のアカウント提供) LGWAN専用音声認識AI文字起こしツールeRexとの連携(1ヶ月間の無償トライアルあり) |
| LGTalkトライアル | 10アカウントまで利用可能 |
trends編集部の一言
競合モデル比で約4倍の処理速度という数値は、自治体窓口という文脈でとりわけ意味を持ちます。マーケティング業界でも、チャットAIの応答速度は生産性に影響すると指摘されてきました。業種を問わず、処理速度の改善は実務上のインパクトが大きいテーマとして認識されているのではないでしょうか。
LGWAN環境という制約の中でChatGPTやClaude、Geminiの3シリーズを束ね、さらにモデルを追加し続ける設計は、業界全体としての「AI調達の柔軟性」という議論と重なります。マーケティング業界でも特定ベンダーに依存しないマルチモデル運用の検討が進みつつあるのは周知の事実です。自治体向けでも同様に、マルチモデル運用を重視する流れが定着しつつあると言えます。
LGTalkやeRexとの連携を含めたエコシステム全体の広がりも、注目されるポイントです。単体のモデル追加にとどまらず、チャットから文字起こしまでをLGWAN内で完結させる方向性は、業務DXの次のフェーズを見据えた動きとして注目されます。
References
- ^ PR TIMES. 「【Gemini 3.5 Flash】自治体AI zevoにて2026年5月20日(木曜日)より提供開始! | シフトプラス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000203.000056138.html, (参照 26-05-22).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
【Git】remote設定を変更する方法
【VBA】コメントアウトを設定する方法
マークダウンで改行する方法
【CSS】notで複数の件を除外する方法
x86とx64の違いを分かりやすく解説
GitLabとGitHubの違いを解説
パソコンのメモリの目安を用途別に選ぶ方法
Linuxで環境変数を確認する方法
CapsLockキーを解除する方法
UbuntuのIPアドレスを確認する方法
ITやプログラミングに関するニュース
株式会社Y'sが生成AI研修サービス「Edtech Training」を提供開始、業務活用から自動化まで実践的に学習
AiLENS V1とYYSystemの連携商品が販売開始、視線を外さない音声文字化環境を株式会社アイシンが提供
KANA-L HOLDINGSが「AI studio MiYaGi」を本格始動、十億円規模の投資・資本提携を段階的に検討
Zenportが「サプライチェーンAIエージェント」を提供開始、グローバル供給網のリアルタイム意思決定を支援
株式会社アカツキAIテクノロジーズが「フィジカルAIソリューション」を提供開始、ロボット選定から実装まで一気通貫支援
MetelixがエンタープライズAI基盤「RiN Family」を正式リリース、DLコンテンツ制作数が最大4倍に拡大
ソニーネットワークコミュニケーションズが「RenaX」を展開、リハビリ業界向け生成AI書類支援やシフト最適化を追加
作業記録+生成AI「カカナイ」が製造現場の日報作成を効率化、マウンテンゴリラがカカナイLITE新機能としてリリース
Liquid AIが「LFM2.5-1.2B-JP」と音声モデルを公開、オンデバイスAI実用化を支援
株式会社 日立製作所が物体検知AI向け後付け補正技術を開発、AI再学習なしで最大50%以上の検知精度改善を実現
