株式会社ミラタップは2026年5月、全社員のAI活用能力を6段階で可視化・育成する独自の新指標「mirAIs(ミライズ)」の運用を開始しました。
mirAIs(ミライズ)導入の背景とAIインフラ化への取り組み
株式会社ミラタップはAI活用を経営戦略の柱として掲げ、組織横断で段階的に取り組みを進めてきました。2025年には経営陣からAI推進の方針を発信し、専任のAIプロジェクトを発足。2026年には最先端のAIツールを導入し、全社員が活用できる体制を構築しました。
AI接客を担う初のAI社員「美楽 ニーナ」を採用し、「ウェルビーみのお HDC BOX」の展示スペースにおいて完全無人でのAI接客を実現するなど、その領域を着実に広げています。
こうした実績を積み重ねる一方で、同社はAIを特定業務を補助する「ツール」から、組織全体の業務プロセスを再設計する「インフラ」へと進化させつつあります。真の業務変革(DX)を実現するためには、ツール導入だけではなく、社員一人ひとりがAIを自在に活用し、業務プロセスそのものを再設計する力が不可欠です。
AIスキル指標「mirAIs(ミライズ)」の概要と6段階評価
「mirAIs(ミライズ)」は、miratap AI scoreの略称で、組織と個人がAIとともに歩む「未来図」を描くという意味が込められた、ミラタップ独自の共通指標です。組織目標では全部署を対象に、AI活用の成熟度をLEVEL0からLEVEL5の6段階で設定しています。
各レベルの定義は以下の通りです。
- LEVEL 0【未着手】AI活用の整備・利用が未着手または限定的な状態
- LEVEL 1【全員体験】全メンバーがAIツールに触れ、活用の裾野が広がった状態
- LEVEL 2【業務分解・優先度設計】業務フローのAI適用領域が特定・設計された状態
- LEVEL 3【組込み運用+ヒューマンインザループ(人間による最終確認)】分解した業務フローにAI活用が実装・定着した状態
- LEVEL 4【高度最適化(高カバレッジ)】AI化可能な業務の大半がAIに移行し、課の生産性が構造的に変化した状態
- LEVEL 5【自律進化】AIと人が適切に役割分担しながら業務高度化を継続的に推進できる状態
個人目標については、部署や職種ごとに6つのZoneに分類しています。各Zoneで求められるAI活用の役割を6段階で明確化し、全社員のAI活用能力を段階的に引き上げる方針です。
mirAIs(ミライズ)の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 指標名 | mirAIs(ミライズ) |
| 正式名称 | miratap AI score |
| 導入企業 | 株式会社ミラタップ |
| 対象 | 全社員 |
| 評価軸(組織) | LEVEL0〜LEVEL5の6段階 |
| 評価軸(個人) | 6つのZone、各Zone6段階 |
| 運用開始 | 2026年5月 |
| 目的 | AI活用能力の可視化・育成による全社DX推進 |
trends編集部の一言
「組織全体のAIリテラシーを6段階で定量化する」という設計は、AIスキルを個人の属人的な努力に委ねず、組織標準として管理しようとする動きとして捉えられます。マーケティング業界の文脈に置き換えると、MA運用やコンテンツ制作においてもAIツールの習熟度が担当者ごとにばらつく課題は業界横断で語られており、スキルを段階的に可視化して育成する仕組みへの関心は業界全体として高まってきました。
特に注目されるのは、6つのZoneで個人の習熟度を段階的に把握しようとする設計です。ツールを導入しても「一部の社員しか使わない」という状況が多くの業界で観察されてきましたが、ヒューマンインザループを組み込んだLEVEL3の設計は、AI活用を業務フローに定着させる際の品質担保の考え方として、マーケティング業界の動向としても示唆を含むのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「住設DXを加速させるAIスキル可視化指標「mirAIs(ミライズ)」を導入 | 株式会社ミラタップのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000016209.html, (参照 26-05-18).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
PythonをWebで実行する方法
共通テスト「情報Ⅰ」2年目で変わる、日本の教育と学び方
gitでブランチ(branch)を切り替える方法
git cloneでブランチを指定する方法
64GBのメモリが必要な人・不要な人の特徴
PCを再起動するコマンド一覧
CapsLock以外で大文字になる原因【Windows編】
パソコンで大文字になるのを解除する方法
面白いAIの活用事例を業界別に紹介
Gitでcommit(コミット)を取り消す方法
ITやプログラミングに関するニュース
日本初の思考力育成プラットフォーム「GTF Thinking Academy」設立——AI時代の批判的思考を体系化
towalist株式会社が保育事業専門AI導入支援サービス「AI ENwork」を提供開始、現場伴走で現場定着まで伴走
KabuK StyleがHafHにAIアシスタント「ハフィー」を提供開始、体験UGCを活用した意味検索で旅の相談体験を刷新
STELAQが人的資本経営を支援するAIプロダクト「AI副課長」を開発、管理職の判断と対話を構造化
TwoGateがAI画像生成×コンビニプリントサービス「GprintAI」をリリース、令和ロマン記念フレームが第一弾
戸田建設が生成AI基盤「Toda-AI-Portal」を本格展開、3,000名以上が活用する内製プラットフォームへ
マネジメントソリューションズがKDDI株式会社にPROEVERを導入、横断管理をAIで高度化
IRBANK Connectが全上場企業約3,800社のAPI・MCP先行提供へ
ロゼッタが小野薬品との共同開発でSOP統合AIをリリース、製薬現場の手作業支援を強化
