株式会社メディアリーチは、2026年6月15日、AIO(LLMO)対策の内製化を支援するAI支援型分析・計測ツール「DolphinX AIO」の一般販売を開始しました。
MarTech Outlook APACが株式会社メディアリーチをトップソリューションに選出
株式会社メディアリーチは、2026年5月28日、マーケティングテクノロジー専門メディア「MarTech Outlook APAC」により、「Top Generative AI Search Optimization Solutions in APAC - 2026」に選出されました。AI検索における可視性を「引用」と「ブランド推薦」の2つの観点から捉え、ChatGPTやGemini、Perplexityなどを対象に、Share of Model・引用率・ファンアウトクエリ露出といった指標で可視化・改善するAIO(LLMO)支援の取り組みが評価されたものです。
今回一般販売を開始する「DolphinX AIO」は、この評価の土台となったメソッドをツールとして実装したものです。選出記事は、こちらから確認できます。
DolphinX AIOを開発した背景
ユーザーが検索エンジンではなくAIに直接質問し、その回答をもとに意思決定する行動が広がるなか、「AIに自社が推奨・引用されているか」は新たなマーケティング指標となりました。AI検索での露出を計測するツールも数多く登場しています。
一方で、企業の現場では計測ができるようになった先で、次の壁に直面しています。計測はできても「結局、何をすればいいのか」が分からず改善に進めないケース、施策のたびに外注が発生しノウハウが社内に蓄積されないという課題が浮き彫りになってきました。SEO・AIO(LLMO)専門のコンサルティング・SaaS開発会社である株式会社メディアリーチは、企業向けのAIO(LLMO)コンサルティングを通じて、この課題に最前線で向き合ってきました。
「DolphinX AIO」には、「測る」だけではなく「データを分析し、次の打ち手を示し、社内で回せるようにする」機能が作り込まれています。内製化のノウハウごとツールを一般に開放する形での販売です。
DolphinX AIOが内製化を実現する4つの特徴
「DolphinX AIO」の主な特徴は、以下の4点です。
- 主要データをAIが横断分析し改善施策を自動提案
- SEO・AIO(LLMO)のプロを学習したAIコンサルタントを常駐搭載
- 主要AIへの日次自動計測(連続10回)とGA4連携によるCV可視化
- SEOツール「DolphinX SEO」との一体運用オプション
計測機能では、ChatGPTやGemini、Perplexityなど主要AIに毎日自動でプロンプトを投げ、露出・引用の変化を日次で記録します。GA4連携によりAI検索から直接遷移したセッション・コンバージョンも可視化できるため、「計測→改善→報告」を社内で完結させることが可能です。
AIコンサルタント機能は、チャット形式で相談でき、変化を自動で検知して知らせる通知機能も搭載しました。外部コンサルに都度依頼しなくても、社内担当者がその場で打ち手を判断できる環境を提供します。
また「DolphinX SEO」をオプション追加することによって、従来の検索(SEO)とAI検索(AIO・LLMO)の露出を同一基盤で一体運用できる設計です。
DolphinX AIOの料金プランと内製化支援プログラム
「DolphinX AIO」の料金プラン(税別)は、以下の3プランが用意されています。
| プラン | 月額 | 主な内容 |
|---|---|---|
| ライト | 月額30,000円 | 入門向け/プロジェクト1・日次計測プロンプト10 |
| プロ | 月額50,000円 | 本格運用向け/プロジェクト2・日次計測プロンプト20 |
| ビジネス | 月額100,000円 | 大規模・チーム運用向け/プロジェクト5・日次計測プロンプト40 |
「DolphinX SEO」とのセット契約で最大20%割引が適用されます。12ヶ月契約での割引も用意されており、クレジットカード不要の7日間無料トライアルも利用可能です。
ツールと並行して提供される「内製化支援プログラム」は、6ヶ月間の伴走型プログラムです。代行ではなく「教える」形式で、実データを題材に専任担当が個別に伴走します。
月1回90分のオンライン定例を軸に、分析・改善サイクルを自社で回せる体制の構築を目指します。6ヶ月のロードマップは、次の通りです。
- 1〜2ヶ月目:KPI設計・優先テーマ・運用体制の設計
- 3〜4ヶ月目:AI回答・引用・競合・クエリの分析を実データで習得
- 5〜6ヶ月目:改善管理フローの確立と社内共有プロセスの自社運営化
費用は月15万円×6ヶ月=90万円(税別、DolphinXツール利用料別途)です。プロプランとのセット例では月20万円(ツール5万円+支援15万円)、6ヶ月合計120万円となります。
代表取締役・松村 俊樹氏は今回の販売開始にあたり、「AI検索での露出を"測れる"ツールは増えました。しかし企業が本当に困っているのは、その先の『で、何をすればいいのか』『自社で回せるのか』です」と述べています。「DolphinX AIO」は、コンサルティングの現場で実際に使い顧客の内製化を後押ししてきたツールを、一般に開放するものだとしています。
株式会社メディアリーチの会社概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社メディアリーチ(MEDIA REACH, Inc.) |
| 代表者 | 代表取締役 松村 俊樹 |
| 設立 | 2021年12月(創業2015年10月) |
| 資本金 | 5,000,000円(2026年3月時点) |
| 事業内容 | SEO・AIO(LLMO)専門のコンサルティング、SaaSの開発・提供 |
| 提供サービス | DolphinX AIO、DolphinX SEO、内製化支援プログラム ほか |
| 所在地 | 大阪府大阪市北区芝田2丁目8-11 共栄ビル3F |
trends編集部の一言
「計測はできても、次に何をすればいいか分からない」という壁は、AIO対策に限らず多くのマーケティング施策に共通する課題です。マーケティング業界全体としては、分析機能の提供にとどまらず、施策判断を社内に定着させる支援への需要が高まりつつあります。
分析から施策提案までをAIが担い、専門家の伴走で内製化まで目指す設計は、そうした業界全体の流れに応える取り組みと言えるでしょう。AIの回答に自社が引用されているかどうかを日次で追跡し、GA4連携でコンバージョンまで可視化できる点は、マーケティング業界の文脈に置き換えても注目に値します。同種サービスの比較では、SEOとAIOを一体管理できるかどうかが、運用設計上の比較軸の一つになりつつある動向としても、業界全体で注目される取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「株式会社メディアリーチ、AIO/LLMO分析・計測ツール「DolphinX AIO」を一般販売開始|AIが分析・施策設計等の内製化を強力に支援 | 株式会社メディアリーチのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000092256.html, (参照 26-07-03).
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