トライベック株式会社は、トライベック・ブランド戦略研究所が実施した「BtoBサイト調査2026」の結果をもとに、BtoB領域におけるAI検索の活用実態を分析しました。
トライベックのBtoBサイト調査2026で見るAI検索の利用状況
近年、生成AIの普及によってユーザーの情報探索行動は大きく変化しています。従来のようにキーワード検索で複数のWebサイトを比較するプロセスに加え、AIが整理・要約した情報を起点に企業や製品・サービスを理解する機会が増えてきました。
「BtoBサイト調査2026」では、業務上の製品・サービス情報収集においてAI検索がどの程度利用されているかを聴取しています。その結果、全体のおよそ65%が既にAI検索を活用していることがわかりました。
分野別にみると、情報システムやエネルギー・環境ソリューションでは80%近い利用率を示しており、AIの活用が一般化しています。一方、医療機器や建設資材・住設機器、ドキュメントソリューションではおよそ50%程度と、分野によってばらつきが見られました。
トライベックの調査で見る購入先選定とAI検索の関係
本調査では、各企業の公式サイトへのアクセスのきっかけとして、AI検索を挙げた人の割合も業界別に分析しています。エネルギー・環境ソリューションやセキュリティソリューション、通信やネットワーク、システム運用などの分野で高い傾向が確認されました。
高い傾向が確認されたのは、エネルギー・環境ソリューションやセキュリティソリューション、通信やネットワーク、システム運用などの分野です。こうした分野では、購入先選定前の検討初期段階や課題ベースでの情報探索が行われるケースが多いとされています。多様な情報の中から適切な解決策にたどり着きやすいAI検索が、有効な情報収集手段として、機能している可能性が示唆されました。
企業サイトやオウンドメディアには、「どのような情報が、誰に向けて、どのように伝わるか」という観点での情報発信の見直しが重要です。
AIO診断でユーザー起点のAI最適化を支援
トライベック株式会社では、企業サイトのAI最適化を支援するサービス「AIO診断」を提供しています。オウンドメディアを対象に、生成AIやAI検索による企業情報の伝わり方を診断し、改善の方向性を整理したレポートを提供するサービスです。
「AIO診断」には、主に次の3つの特徴があります。
- ユーザー起点での企業情報の伝わり方を診断(生活者・取引先・投資家・求職者など立場別に可視化)
- 企業サイト構築で培った情報設計・顧客体験設計のノウハウを活用
- 現状の可視化にとどまらず、課題整理と改善の方向性までをレポートとして提供
画一的なサイト全体評価ではなく、訪問者の立場によって異なる情報ニーズを踏まえて診断設計を組み立てている点が特徴です。サイトリニューアルの検討時はもちろん、既存サイトの運用改善や情報設計の見直しにも活用できます。
トライベックのBtoBサイト調査2026・会社概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 調査名 | BtoBサイト調査2026 |
| 調査時期 | 2026年4月10日~4月27日 |
| 調査方法 | インターネットを通じたアンケート調査 |
| 回答者プロフィール | BtoBの製品・サービス分野(13分野)別に抽出した製品・サービス購入関与者 |
| 有効回答数 | 7,700人 |
| 調査対象サイト数 | 196サイト |
| 会社名 | トライベック株式会社 |
| 所在地 | 東京都港区赤坂7丁目1番1号 青山安田ビル3階 |
| 代表者 | 代表取締役社長 後藤 洋氏 |
| 設立 | 2001年9月4日 |
| 資本金 | 3億1千万円 |
| URL | https://www.tribeck.jp/ |
trends編集部の一言
BtoBの情報収集でAI検索の利用率が約65%に達しているという数字は、マーケティングの現場でも無視できないインパクトです。業界全体としては、「検索エンジンに引っかかるか」という発想から「AIに正しく理解されるか」という観点へのシフトが、ここ数年で急速に意識されるようになってきた局面にあります。
特に注目したのは、分野によって、利用率に大きなばらつきがある点です。情報システムやエネルギー分野では80%近い一方、医療機器や建設資材ではおよそ50%程度にとどまっています。AI検索が「定着した業界」と「これから普及する業界」の間で、情報設計の優先度に差が生まれている状況は、業界全体としても情報発信のアーキテクチャを見直す動きを加速させる局面と読み取れます。
References
- ^ PR TIMES. 「BtoBの情報収集でも進む「AI検索」活用、約65%が利用 | トライベック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000013916.html, (参照 26-07-03).
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