インターネット・アカデミー株式会社は2026年4月20日、法人向け研修「AIエージェント入門研修」の提供を開始しました。
AIエージェント入門研修の実践カリキュラムと習得目標
本研修が開発された背景には、生成AIの認知が広がる一方で、「組織として業務に定着していない」「社内データに基づいた回答が得られず、実務で使いにくい」という企業の課題があります。インターネット・アカデミーによれば、この根本的な原因はAIツールの操作スキルではなく、AIエージェントの設計・構築スキルの不足にあるとしています。
ChatGPTやGeminiをそのまま使うだけでは、回答が不安定になる・社内情報を参照できないといった問題が生じやすいと説明しています。カリキュラムは全2回構成で、第1回ではAIエージェントの基本理解と、MyGPT・Gemsを使った指示文(システムプロンプト)の設計・検証を実施します。
AIエージェント入門研修の3つの特徴
本研修は座学に留まらず、受講者が自分でAIエージェントを設計・体験する演習を中心に構成されており、研修翌日から業務で試せる実践力の習得を目指しています。汎用的なAI操作研修とは異なり、指示文設計からナレッジ設計・動作検証まで一貫して体験できる点が特徴で、注目すべきポイントは次の3点です。
- 「設計・構築」中心の実践型カリキュラム
- 業種・業務に合わせた演習カスタマイズ対応
- 研修後のフォローアップ体制による現場定着支援
業種別のカスタマイズでは、「金融業界のセールス向け」「製造現場の進捗管理向け」など、実業務をテーマにした演習内容への変更が可能で、時間数の調整にも対応しています。研修後にはオフィスアワーやフォローアップトレーニングを通じて、現場導入時の疑問を継続的にサポートする体制が整備されています。
AIエージェント入門研修の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供元 | インターネット・アカデミー株式会社 |
| 研修時間 | 4時間(カスタマイズ対応可) |
| 研修形式 | 双方向リモート研修・集合研修・講師派遣 |
| 対象者 | DX推進部門、AI活用推進担当、現場社員(業種不問) |
| 使用ツール | MyGPT、Gems、NotebookLM |
| 料金 | 受講人数・時間数・カスタマイズ内容に応じて変動 |
trends編集部の一言
生成AIを「個人で触っている段階」から「組織で運用する段階」へ引き上げる壁は、まさに自分も日々感じているテーマです。社内のナレッジをAIに参照させる仕組みづくりは試行錯誤の連続で、「文書のみを根拠に回答させる」アプローチは、社内FAQの自動化を担当している人にとって具体的な着手点になりそうだと感じました。
4時間で指示文設計からナレッジ設計まで、一貫して体験できる構成は、研修後に「何から手をつければいいかわからない」という状態を防ぐ設計として実用的です。DX推進部門だけではなく、日常業務で問い合わせ対応や資料作成に追われている現場担当者が受講した場合に、自分の業務で即日試せる感覚を持てるかどうかが定着の鍵になるのではと考えています。
References
- ^ PR TIMES. 「AIエージェント入門研修を新たにリリース――MyGPT・Gems・NotebookLMを使った実践カリキュラムで、社員が自らAIエージェントを構築できる組織へ | インターネット・アカデミー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000123658.html, (参照 26-04-21).
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