Acrosstudio株式会社は、AI駆動ライト開発サービス「Across Lite」の提供を開始しました。
Across Liteが生まれた背景と解決する課題
中堅・中小企業や大企業の一部門では、AIを活用して、業務を変えたいというニーズがありながらも、既存の選択肢では導入に踏み出しにくい状況があります。大手SIerやコンサルへの発注は数千万円規模になりやすく、部門単位や中小企業の予算では検討を始めにくいのが実情です。
一方、既存のSaaSでは現場固有の業務フローや独自帳票、既存データとの連携に手が届かず、Excelや紙の運用が残るケースもあります。Across Liteは、従来2〜3ヶ月・1,000万円以上かかっていた開発を最短2週間・300万円から提供し、「まず小さく試して、効果を確かめたい」という企業が部門予算でも始めやすい規模で実現します。
Across Liteの3つの特徴と開発プロセス
Across Liteの主な特徴は次の3点です。
- 最短2週間・営業日ベースで最大10営業日を想定した社内業務SaaS・ダッシュボード構築
- 日報自動化・RAGチャットボット・営業ダッシュボードなど現場の非効率に対応
- HTTPS(TLS)通信暗号化や認証管理を含む品質・セキュリティプロセスを標準適用
開発フローは、業務課題の深掘りと要件整理からスタートします。Claude Code / Antigravityを活用したプロトタイプ開発を経て、お客様環境での確認や修正反映、納品まで進める流れです。納品物は、要件定義書・ソースコード一式・最小限の運用ドキュメントで、納品後30日間は、要件定義書との差分としてのバグを無償で修正対応します。
対応できる開発の範囲は日報・報告書の音声入力自動化、社内ナレッジ検索(RAGチャットボット)、営業・売上ダッシュボード、問い合わせ対応支援ツールや申請・承認ワークフローの簡易化などです。日常業務に近い領域から、AI活用を開始できます。
品質・セキュリティ面では、大手商社・事業会社案件で培ったプロセスを標準適用します。主要LLM APIにおけるクライアントデータの非学習設定や本番環境と開発環境の分離も、標準プランの対象です。必要に応じて、第三者機関による脆弱性診断や閉域ネットワーク・VPN必須環境での構築なども別途相談可能です。
Across Liteの2つのプランとAcrosstudioの受託開発
Across Liteは、約2週間という期間を共通とし、スコープの広さに応じて2つのプランを用意しています。各プランの概要は以下の通りです。
- Lightプラン:300万円 / 約2週間・ダッシュボード系開発・CSV連携・軽量なLLM機能
- Standardプラン:400万円 / 2週間・社内業務SaaS・RAG / AI Agent / 音声入力などの高度AI機能
いずれのプランも要件定義書・ソースコード納品と納品後30日の無償バグ対応を含みます。なお、LLM API利用料・ホスティング費用(Vercel / Supabase / 各種LLM等)はお客様の負担です。
Acrosstudioの受託開発には、Across Liteによる「小さく始める」アプローチと、標準受託(フルスクラッチ)による本格開発の2つの作り方があります。Across Liteで手応えを得た後は、標準受託による機能拡張や大規模化へシームレスな移行が可能です。開発の前段ではAXコンサルティングによりAI活用の構想や戦略、優先順位づけを設計し、開発と並行してAI×DX BPR / PMO支援も行います。
Across Liteのサービス概要一覧
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | Acrosstudio株式会社 |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷1丁目13番5号 大協渋谷ビル10階 |
| 代表取締役 | 保知 一也氏 |
| サービス名 | Across Lite |
| カテゴリ | AI駆動ライト開発サービス |
| Lightプラン | 300万円 / 約2週間・ダッシュボード系開発中心 |
| Standardプラン | 400万円 / 2週間・社内業務SaaS中心・高度AI機能対応 |
| 納品期間 | 営業日ベースで最大10営業日想定(ヒアリングから納品まで・短縮可能) |
| 無償バグ対応 | 納品後30日間(要件定義書との差分としてのバグが対象) |
| 初回相談 | 無料・60分 |
| 事業内容 | 受託開発、AXコンサルティング、AI×DX BPR / PMO支援、内製化支援 |
| URL | https://www.acrosstudio.co.jp/ |
trends編集部の一言
最短2週間・300万円という数字は、これまで「数千万円規模」が当たり前だった受託開発の文脈で見ると、かなりインパクトがあります。業界全体としては、AIコーディングツールの登場によって開発コストと期間の前提が変わりつつあり、この発表はその変化を象徴する一例といえるでしょう。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、既存SaaSでは現場の業務フローに合わず、かといってフルスクラッチ開発は予算的に難しいという状況は、業種を問わず共通の課題となっています。Across Liteのような「まず動くものを作って検証する」アプローチは、企業のAI活用における選択肢として、業界全体でも注目される動きです。
品質・セキュリティプロセスを標準適用している点も注目されます。「AIに任せれば速く安く作れる」という期待だけが先行しがちな中で、HTTPS(TLS)通信暗号化や本番・開発環境の分離を最初から組み込む設計は、実務導入のハードルを下げる上で現実的な判断です。Standardプランに含まれる高度AI機能やその後の標準受託への移行パスも含めた一気通貫の設計は、業界全体の開発プロセス転換を示す取り組みとして位置づけられます。
References
- ^ PR TIMES. 「Acrosstudio、最短2週間・300万円から始められるAI駆動ライト開発サービス「Across Lite」を提供開始 | Acrosstudio株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000157388.html, (参照 26-07-07).
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