株式会社Nomad Worksは、海外渡航する日本人向けのデータ通信eSIMサービス「GO eSIM」の提供を開始しました。
GO eSIMの開発のほぼ全工程をAIで内製した仕組み
「GO eSIM」は、AIを活用すれば少人数でも全体を作りきれるのかという問いから始まったプロジェクトでした。従来、Webサービスの立ち上げには要件定義やデザイン、フロントエンド開発やバックエンド開発、決済連携や管理画面構築といった各工程に、多くの人員と期間が必要でした。
「GO eSIM」では、これらの大部分をAnthropic社のClaudeとの協働によって、内製化しています。ユーザー向けのWebサイトから売上や注文、経理を一元管理する運営ダッシュボードまで、サービスを支える仕組み全体をこの体制で構築し、開発スピードとコストを大幅に最適化しました。
AIの活用は開発にとどまりません。ユーザーサポートにもAIを組み込み、24時間365日対応の日本語チャットサポートを実現しました。サポートの仕組みそのものもAI(Claude)で構築しており、AIで作りAIで支えるサービス運営を実践しています。
GO eSIMの対応エリアと料金プラン
「GO eSIM」の対象エリアはアジアやヨーロッパ、北米、中南米、アフリカ、オセアニアです。世界160ヵ国に対応しており、1ヵ国のみを訪れる場合に使えるプランのほか、複数国をまたいで使える周遊プランも用意しており、旅行先に合わせて柔軟に選べます。
対応国のいずれの場合でも、データ量を気にせず使える「無制限プラン」と必要な容量を選べる「データプラン」の2系統を用意しています。料金の例は次の通りです。
- 韓国 無制限・1日700円(非課税)
- 台湾 無制限・1日500円(非課税)
- タイ 無制限・1日800円(非課税)
- 韓国 データ3GB・30日間1,500円(非課税)
- 台湾 データ5GB・30日間2,000円(非課税)
海外でのご利用は非課税です。為替レートにより、価格が変動する場合があるため、最新の対応国・料金は公式サイトでご確認ください。サービス提供開始を記念した初回限定10%OFFクーポンは2026年8月31日まで、33%OFFクーポン(コード:goesimre33)は2026年7月31日まで配布されています。
GO eSIMのサービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社Nomad Works |
| サービス名 | GO eSIM |
| 対応エリア | 世界160ヵ国(アジア・欧州・北米・中南米・アフリカ・オセアニア) |
| プランタイプ | 無制限プラン・データプラン(全対応国で提供) |
| 料金 | 1日¥500〜 |
| 対応端末 | eSIM対応のiPhone・iPad・Android端末 |
| サポート | 24時間365日 AI日本語チャットサポート |
| 会員登録 | 不要 |
| 開発体制 | Anthropic社のClaudeを活用したほぼ全工程内製 |
| 所在地 | 東京都中央区銀座6-14-8 銀座石井ビル4F |
| 代表者 | 望月 強兵氏 |
| 設立 | 2019年5月 |
| 事業内容 | 通信サービスの提供(Nomad WiFi・Nomad SIM・GO eSIM) |
| 公式サイト | https://go-esim.net |
trends編集部の一言
「企画から開発・運用まで、ほぼ全工程をAIで内製した」という打ち出し方は、マーケティングの文脈でも注目に値します。ツール導入の話ではなく、サービスそのものの設計・構築をAIが担ったという事例です。業界全体としては「AIでどこまで作れるか」という問いへの実例として、今後の議論の参照点になるのではないでしょうか。
マーケティングの現場でも、LP制作やCRM連携、チャットボット対応といった工程ごとに外部委託や人員確保が必要になるケースは少なくありません。少人数×AIによる一気通貫の構築は、スモールチームによる事業立ち上げの可能性を広げる動きとして、業界全体の動向としても示唆を含む事例です。
代表の望月 強兵氏が「小さなチームでも、AIを使いこなせば大手に負けない品質とスピードでサービスを届けられる」と語る姿勢は、AI活用の次のフェーズを示す言葉として印象に残ります。開発速度だけではなく、24時間サポートの内製化まで含めた設計は、運営コスト構造そのものを変える試みとして、今後の展開が興味深いところです。
References
- ^ PR TIMES. 「【GO eSIM】開発の全工程をAIで作成。日本人の海外旅行者向けeSIM、世界160ヵ国対応で提供開始 | 株式会社Nomad Worksのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000046775.html, (参照 26-07-02).
