株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」(以下、あるるモール)は、「AI生成画像・動画」に関するアンケート調査を実施しました。
あるるモールのAI生成画像・動画との接触実態と判別能力
まず、接触経験を聞いたところ、「よくある」が20.7%、「たまにある」が42.0%となり、合わせて62.7%がAI生成画像・動画に接した経験があると回答しました。一方で「分からない」と答えた人も8.3%存在しており、AI生成コンテンツかどうか判断が難しいと感じている人も一定数いることが分かります。
接触経験のある人に対して判別能力を尋ねると、「あまりない」が45.2%、「まったくない」が13.3%となり、合計58.5%が見抜ける自信がないと回答しました。「かなりある」「少しある」と答えた41.5%と比べ、自信のない層が過半数を占める結果でした。
自信のない層の内訳を見ると、「まったくない」が13.3%、「あまりない」が45.2%です。一方、「ある程度自信がある」は10.1%、「かなりある」は31.4%にとどまっています。判別に自信を持つ人が過半数に達していない現状が、AI生成コンテンツの見分けにくさを示しています。
あるるモール調査に見る「知らずに見ていた」経験と受け止め方
AI生成画像・動画に接したことがある人に、気づかないまま閲覧していた経験があるかを聞いたところ、60.1%が「あると思う」と回答しました。「分からない」と答えた人も16.0%おり、AI生成コンテンツに気づかないまま接触している可能性もうかがえます。
一方で、AI生成だと分かった場合の印象については、「少し抵抗を感じる」が38.3%、「不信感を持つ」が20.2%となりました。合わせて58.5%がネガティブな印象を持つことが明らかになっています。比較的肯定的または中立的な受け止め方をしている人も40.4%存在しており、「特に気にならない」が28.7%、「面白い・興味深いと感じる」が11.7%でした。
あるるモール調査から見えるAI生成コンテンツの受け止め方の現状
今回の調査では、AI生成画像・動画に接したことがある人のうち60.1%が「知らずに見ていた経験があると思う」と回答し、58.5%が「見抜ける自信がない」と答えた点が注目されます。AI生成コンテンツに気づかないまま接触している可能性もうかがえる結果です。
接触していることに気づかない場合がある一方で、AI生成だと分かった際には58.5%が抵抗感や不信感を示しました。原文では、AI生成コンテンツをめぐる受け止め方はまだ定まっていないことがうかがえる結果としています。
あるるモール「AI生成画像・動画」調査概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 調査実施者 | 創作品モールあるる(株式会社システムリサーチ運営) |
| 調査対象 | 20歳以上60歳以下の男女 |
| 調査期間 | 2026年6月2日 |
| 調査機関 | クラウドソーシングサイト |
| 有効回答数 | 300名 |
| 代表取締役社長 | 平山 宏氏 |
| 本社所在地 | 愛知県名古屋市中村区岩塚本通二丁目12番 |
| 会社ホームページ | https://www.sr-net.co.jp/ |
trends編集部の一言
AI生成コンテンツに接した人の60.1%が「気づかずに見ていたと思う」という数値は、接触と認識のギャップの大きさを端的に示しています。マーケティング業界全体としては、バナーや動画素材へのAI生成コンテンツ活用が一般化しつつあり、「どこまでが人間の制作物か」という境界が制作現場でも受け手側でも曖昧になってきました。
興味深いのは、知らずに接触している人が多い一方で、AI生成だと分かった途端に58.5%が抵抗感や不信感を抱くという非対称性です。マーケティング業界の文脈に置き換えると、開示のタイミングや方法がブランド信頼に直結するリスクとして意識しておく価値があります。AI生成コンテンツの活用が広がる中で、透明性をどう担保するかは今後の重要な論点になるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「AI生成画像・動画に接した人の6割が「知らずに見ていたと思う」。AI生成だと見抜ける自信がない人も58.5% | 株式会社システムリサーチのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000144334.html, (参照 26-06-15).
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