コーレ株式会社は、PC作業に発生する小さな雑務に特化したデスクトップ常駐型AI「IrukaDark(イルカダーク)」のグローバル正式版の提供を開始しました。
IrukaDarkが目指すPC作業支援
生成AIの活用が広がる一方で、日常のPC作業には、わざわざ画面を切り替えてAIアプリを開き、プロンプトを打つまでもない小さな作業が大量に残っています。記事を読んで要点をつかむ、海外のPDF資料を翻訳する、会議内容をまとめる、といった作業は一つひとつは小さくても、何度も積み重なることで集中力と時間を大きく奪いました。
IrukaDarkは、こうした「PC作業のすき間に発生する小さい雑務」を高速に片付けることに特化した汎用系AIユーティリティです。AIそのものの賢さだけではなく、AIに渡すまでの手間、画面を切り替える手間、コピーして貼り付ける手間、返ってきた結果を次の作業に使う手間を減らすことを重視しています。
グローバル正式版リリース前から利用ユーザー1万人超
IrukaDarkは、グローバル正式版リリースに先立ち、プレビュー版やウェイトリストへの先行アクセスを案内してきました。この段階で、すでに利用ユーザーは1万人を超えており、国境を越えてさまざまなユーザーの日常の業務に組み込まれてきました。
米国では、AIを使ってコードを書く「バイブコーダー」層の活用が活発になってきています。ターミナルでのエラー解説やAIが生成したコードの意図の把握など、開発のテンポを止めがちな場面で、画面を選択してショートカットを押すだけで即座に解説を得られる体験が支持されました。フィリピンでは、VC系の投資家が長文記事やレポート、起業家のピッチ資料をその場で要約・解説させることで、日々の意思決定に必要な情報のインプットを高速化しています。
IrukaDarkの主な機能
IrukaDarkの中核は、画面上の情報に対するゼロステップのAIアクセスです。画面の任意範囲をショートカットでキャプチャすれば、画像やグラフ、PDFの内容をAIがその場で読み取って解説します。テキストを選択すれば、要約・翻訳・校閲・リライトをすぐに実行でき、URLを選択すれば、リンク先の記事を読み込んで要点を整理します。
正式版の主な機能は、以下の通りです。
- 画面解説:任意範囲をキャプチャしてテキストや画像、グラフ、PDFをAIが瞬時に解説
- テキスト解説・翻訳・リライト:16言語対応の意味ベース翻訳と文章整形
- タスク管理:画面表示の内容からそのままタスク作成・進捗更新
- AI議事録:専用botなしでショートカット一発で録画開始、論点をスライド画像に自動ビジュアライズ
- クリップボード拡張:コピー履歴の自動保存、スタック式ペースト、スニペット登録
- 画像・動画・スライド生成:チャットのコマンド入力だけでデスクトップから直接生成
対応OSはmacOS 15 Sequoia以降およびWindows 11以降です。クリップボード、スニペット、タイマー機能はクレジットを消費せず、無制限で利用できます。無料プランでも毎月100クレジットが付与されるため、ライトな利用であれば無料で使い続けることが可能です。
なお、画像・動画・スライド生成、AI議事録はクレジット消費量が大きいため、継続的に利用する場合はPlusまたはMaxを推奨します。
IrukaDarkの料金プランとコーレ株式会社の概要
個人向けプランは3段階、法人向けプランも用意されました。主な料金は以下の通りです。
- Free:月額無料・毎月100クレジット付与、すべての基本機能を継続利用可能
- Plus:月額9ドル・毎月900クレジット付与、利用頻度の高いユーザー向け
- Max:月額200ドル・毎月20,000クレジット付与、ヘビーユーザー向け
- Team(法人):1メンバーあたり月額12ドル・毎月1,200クレジット付与、議事録クラウド共有やアカウント管理に対応
コーレ株式会社は今後、グローバルなプロモーションを加速させ、主要なAIベンダーに匹敵する数億規模のユーザーを見据えて世界各国での事業展開を強化する方針です。対応デバイスの拡充も含め、すべてのホワイトワーカーが日常業務の中でAIの恩恵を自然に受けられる環境の実現を目指しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | IrukaDark(イルカダーク) |
| カテゴリ | デスクトップ常駐型AI |
| 対応OS | macOS 15 Sequoia以降 / Windows 11以降 |
| 公式サイト | https://irukadark.com |
| ダウンロード | https://irukadark.com/downloads |
| 会社名 | コーレ株式会社(CORe Inc.) |
| 代表取締役CEO | 奥脇真人氏 |
| 取締役CTO | 池田直人氏 |
| 設立 | 2017年5月17日 |
| 所在地 | 東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー 18階 |
trends編集部の一言
グローバル正式版リリース前の段階でユーザーが1万人を超えているという数字は、需要の確かさを示すものです。業界全体としては、AIツールの乱立が続く中で「メインAIとは別に、今見ている画面の上でそのまま使えるサブAI」という役割分担の概念が浸透しつつあり、汎用系AIユーティリティ市場の棲み分けが明確化してきた段階と言えます。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、アナリティクス画面の読解やバナーコピーの微調整、議事録まとめといった「小さいが繰り返す作業」は業種横断で共通する課題です。「別のAIに聞くほどではないが、自分でやると面倒」という場面に特化した設計は、メインAIとの使い分けという文脈において、今後の汎用系AIユーティリティ市場の動向を占う上で興味深いアプローチと捉えられます。
References
- ^ PR TIMES. 「小さい雑務に特化したスーパーサブAI「IrukaDark(イルカダーク)」がグローバル正式版リリース | コーレ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000037237.html, (参照 26-06-13).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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