株式会社アイシンは2026年6月5日、AIスマートグラス「AiLENS V1(エーアイレンズ ヴイワン)」と文字起こしアプリ「YYSystem」との連携商品の販売を開始しました。
AiLENS V1とYYSystem連携サービスの背景
「YYSystem」は、音声をリアルタイムで文字化し、会話内容の可視化や記録、共有を可能にするアプリケーションです。聴覚障がい者のコミュニケーション支援をはじめ、会議や商談、現場作業など、さまざまな場面で活用されてきました。
今回の連携では、スマートフォンを手に取りづらい場面でも、視線を外すことなく会話内容を確認できる環境を提供します。AiLENS V1(エーアイレンズ ヴイワン)はSB C&S株式会社が国内販売し、ThinkAR Japan株式会社が開発したAIスマートグラスです。
本連携によって、期待される価値は以下の4点です。
- 視線を外さず相手の表情を見ながら会話内容を確認
- 現場作業中のリアルタイム情報把握
- 聴覚障がい者をはじめ多様な利用者の意思疎通を支援
- 会議・商談における内容把握のスムーズ化
アイシンは「YYSystem」を通じて、誰もが円滑にコミュニケーションできる社会の実現と、デジタル技術を活用した新たな価値創出に取り組んでいきます。
AIスマートグラスAiLENS V1とYYSystem連携商品の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 販売開始日 | 2026年6月5日 |
| 連携商品 | AIスマートグラス「AiLENS V1(エーアイレンズ ヴイワン)」と文字起こしアプリ「YYSystem」との連携商品 |
| 提供元 | 株式会社アイシン |
| 国内販売 | SB C&S株式会社 |
| 開発元(スマートグラス) | ThinkAR Japan株式会社 |
| 主な機能 | 音声のリアルタイム文字化・レンズ部への表示 |
| 主な用途 | 聴覚障がい者支援・会議・商談・現場作業 |
| 本社所在地 | 愛知県刈谷市 |
trends編集部の一言
「スマートフォンを手に取りづらい場面でも視線を外さずに情報を確認できる」という体験は、アクセシビリティの文脈だけではなく、業務効率の観点からも注目に値します。
ビジネスやマーケティングの現場において、展示会や商談の最中にスマートフォンを取り出す動作は相手への印象を左右することがあります。ハンズフリーで情報を把握できる環境の価値は、業界を問わず共通しているのではないでしょうか。
聴覚障がい者支援という明確な社会課題を入口にしながら、現場作業や商談といったビジネス用途にも広げる設計は、用途を特定のユーザー層に限定しない汎用的な展開モデルと言えます。ウェアラブルデバイス市場全体としては、スマートグラスとアプリの連携による実用化の模索が続いています。今回のような形での提供は、その一つの方向性として今後の市場動向が注目されます。
References
- ^ PR TIMES. 「AIスマートグラスと「YYSystem」が連携、正式販売開始 | 株式会社アイシンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000201.000112940.html, (参照 26-06-05).
