株式会社神戸デジタル・ラボは、情報セキュリティサービス「Proactive Defense」において、「脆弱性診断トレーニング」の提供を開始しました。
企業の診断内製化とセキュア開発の推進を支援します。
Proactive Defense「脆弱性診断トレーニング」の詳細と特長
「脆弱性診断トレーニング」は、実際の診断業務を想定した演習を通じて、実務で活用できる脆弱性診断スキルの習得を支援するサービスです。受講者は、Webアプリケーション環境を用いたハンズオン形式の演習を通じて、脆弱性の発見方法や対策の考え方を学びます。
診断の実施にとどまらず、診断結果の整理や報告書作成まで含まれており、現場で活用できるスキル習得を支援する内容となっています。
主な特長は次の4点です。
- Webアプリケーション環境を使ったハンズオン形式でオンライン受講が可能
- 「Proactive Defense」の脆弱性診断業務を担うセキュリティエンジニアが講師を担当
- 診断結果の整理・報告書作成まで学べる実務重視の内容
- 開発現場で活用できるセキュリティ視点の習得を重視した「診断できる開発者」育成
講師は、システム開発会社としての知見を踏まえ、現場視点で解説します。単なる診断スキルにとどまらず、「脆弱性を作らない」開発プロセスの実現につながる観点を学べる点が特徴です。
KDLが「脆弱性診断トレーニング」を提供する背景と今後の方針
近年、生成AIの普及によりサイバー攻撃の高度化・効率化が進んでいます。攻撃コードの生成や脆弱性探索の自動化が拡大し、従来よりも短時間で広範な攻撃が可能となりました。
こうした状況を背景に、企業に求められるセキュリティ対策の水準は大きく変化しました。開発スピードとセキュリティ対応の両立が課題となり、自社で脆弱性を理解・発見できる人材の育成と診断内製化のニーズが急速に高まっています。
株式会社神戸デジタル・ラボは、2008年より脆弱性診断サービスを提供してきた実績に加え、システム開発会社としての知見を活かして、開発現場に根ざしたセキュリティ支援を行ってきました。今回のトレーニングは、双方の知見を活かした内容です。
KDLは今後も「Proactive Defense」を通じて、脆弱性診断およびセキュリティ教育の提供を強化し、企業のセキュアな開発体制の構築を支援する方針です。
Proactive Defense「脆弱性診断トレーニング」の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社神戸デジタル・ラボ(KDL) |
| 対象サービス | Proactive Defense「脆弱性診断トレーニング」 |
| 受講日数 | 全3日間(オンライン) |
| 料金 | 30万円(税抜)/1名あたり |
| 主な内容 | Webアプリケーション診断の基礎・診断手法・報告書作成 |
| 形式 | ハンズオン形式・オンライン開催 |
| 所在地 | 兵庫県神戸市中央区京町72番地 新クレセントビル |
| 代表者 | 玉置慎一氏 |
| 設立 | 1995年10月 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 従業員数 | 174名(2026年5月1日現在) |
| URL | https://www.kdl.co.jp/ |
trends編集部の一言
生成AIの登場で攻撃コードの生成や脆弱性探索の自動化が加速し、企業のセキュリティ対応コストは上昇の一途をたどっています。業界全体としては、外部の診断ベンダーに依頼するモデルから、自社内に診断スキルを持つ人材を育てる「内製化」へのシフトが加速しており、今回の発表はその流れに直接応えるものと言えるでしょう。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、セキュリティ要件を満たしたツール選定やランディングページの脆弱性チェックを外部に委ねる体制が一般的です。診断視点を持つエンジニアの有無が開発体制の堅牢性に影響するケースも増えています。
報告書作成まで一貫して学べる設計は、診断スキルを業務フローに組み込む内製化の動きをさらに加速させる要因になり得るでしょう。同種のセキュリティトレーニングと比較しても、実務工程の全体をカバーする構成は業界全体の動向としても注目される取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「生成AI時代に求められる“迅速なセキュリティ対応” 脆弱性診断の内製化を支援するトレーニング提供開始 | 株式会社神戸デジタル・ラボのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000025098.html, (参照 26-06-03).
