株式会社メディア4uは、音声AIエージェント「オーロラAIコール」において、法人向けSMS配信サービス「オーロラSMS」との完全連動を実現する大型アップデートを実施しました。
オーロラAIコールがオーロラSMSとの完全連動を実現し大型アップデートを実施
「オーロラAIコール」は、受電や架電、多言語対応などを自動化するクラウドサービスです。24時間365日、AIが予約受付や問い合わせ対応から見込み顧客へのアプローチまでを代行し、人手不足の解消や休眠顧客の掘り起こしによる売上機会の創出を支援しています。
今回のアップデートは、現場から多く寄せられていた「あと一歩」の課題を解決するために生まれたものです。「電話用AIツールとSMS配信ツールが別々で、管理画面を行き来するのが面倒」「口頭でURLや住所を伝えるのは非効率」「不在や留守電でかけ直しの管理だけで疲弊する」といった声が契機です。電話の音声だけでは伝えきれない部分を、SMSがリアルタイムに補完する仕組みを構築しました。
オーロラAIコールの5つの新機能で架電ムダと事後処理を同時に解消
今回追加された主な新機能は、次の5点です。
- 通話中のリアルタイムSMS送信(住所・URLなどを即座に送付)
- 不在時・留守電時の自動SMS送信(ムダな架電をゼロへ)
- 会話の文脈に応じたSMSの出し分け送信(最適なテンプレートを自動判断)
- スタッフへの着信概要SMS通知(事後処理から担当者を解放)
- オートコール前の事前SMS通知(応答率の向上が期待できる)
通話中のリアルタイムSMS送信では、「Googleマップを送って」「予約ページのURLを教えて」といった質問に対し、AIが通話中に即座にSMSを送信します。口頭での説明を削減することによって、通話時間の短縮が実現されました。
また、オートコール前の事前SMS通知では、見知らぬ番号への警戒心を和らげ、電話の応答率向上が期待できます。そのほか、電話番号設定ごとに1〜10件のSMS送信元番号を個別に登録・削除できる機能も追加され、より柔軟な運用が可能になりました。
オーロラAIコール SMSアップデート概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社メディア4u(東京都港区) |
| 親会社 | 株式会社ファブリカホールディングス(出資比率100%) |
| 対象サービス | 音声AIエージェント「オーロラAIコール」 |
| アップデート種別 | 大型アップデート(オーロラSMSとの完全連動) |
| 追加新機能数 | 5つの新機能 |
| SMS送信元番号登録数 | 電話番号設定ごとに1〜10件 |
| AIの稼働特徴 | 24時間365日稼働(AIエージェント) |
| オーロラSMSシェア | 国内法人向けSMS配信数で5年連続シェアNo.1 |
| 対応キャリア | NTTドコモ、KDDI、SoftBank、楽天モバイル |
| 代表取締役社長(メディア4u) | 岩館徹氏 |
| 設立(メディア4u) | 2005年11月 |
| 設立(ファブリカホールディングス) | 1994年11月 |
| 株式(ファブリカホールディングス) | 東証スタンダード市場(コード番号:4193) |
trends編集部の一言
国内法人向けSMS配信数で5年連続シェアNo.1を持つ「オーロラSMS」と、音声AIエージェントを同一システム内で連動させた点は、業界全体としても注目に値します。マーケティングの現場では、メールやSMS、電話の管理ツールがバラバラで担当者が画面を行き来しているという状況がよく見られます。複数チャネルを一元化する設計は、ツール乱立による運用コストの削減という課題への明確な応答と言えます。
業界動向として注目されるのは、通話中にリアルタイムでSMSを送る機能です。「Googleマップを送って」という顧客の発話をAIが即座に処理してSMSに変換する流れは、「音声AIは単なる受け答えの自動化」という従来のイメージを更新するものでした。今後予定されているフローチャート型のシナリオ設計機能と組み合わされば、AI電話エージェントの導入ハードルが一段階下がる可能性があります。業界全体としては、AI電話エージェント導入の議論がさらに活発化する傾向が見られます。
References
- ^ PR TIMES. 「【オーロラAIコール】SMS連携アップデート | 株式会社ファブリカホールディングスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000299.000022939.html, (参照 26-05-27).
