株式会社Astructaは、AIが代表電話の一次対応を行う電話自動受付サービス「Callnote(コールノート)」で、通知先にLINEとLark(Larksuite)を追加しました。
通知先追加の背景とCallnote(コールノート)の基本機能
Callnoteは、代表電話への着信にAIが応答し、用件の録音、文字起こし、要約、優先度の判定を行って、その結果を通知するサービスです。利用者は、電話に出ることなく用件を確認でき、作業を中断せずに済みました。
受電内容の通知は、利用者が普段から使っているツールに届く必要があります。Slackを業務の中心に使うチームがある一方で、現場の連絡にLINEを使う事業者やLarkを全社の基盤に使う企業もあります。こうした多様な業務環境に対応するため、通知先の拡充が進められました。
Callnote(コールノート)のLINEとLark連携方法と通知表示
LINEは、公式アカウントを友だち追加し、管理画面で発行した連携コードをトークに送ると連携が完了します。URLの貼り付けやアプリの作成は不要です。
受信先は1対1のトークでも、通知用のグループでも利用できます。個人で受け取る場合は、ボタンやQRコードからコードが入力済みのトークを開き送信するだけです。
Larkは、グループに通知用のボットを追加し、発行された専用URLを管理画面に貼り付けると連携が完了します。アプリの作成や審査は不要で、なりすまし送信を防ぐ署名確認にも対応しています(任意)。LINEとLark、いずれも受電通知はカード形式で届き、優先度に応じた色分けと詳細リンクを備えています。
Callnote(コールノート)の通知内容と対応通知先
通知に含まれる情報は以下の通りです。
- 発信者番号と受電時刻
- 用件の要約
- 区分(サポート、営業、採用、請求など)と優先度(緊急、高、中、低)
- フォローアップの要否
- 管理画面の詳細ページへのリンク
優先度に応じて通知の色が変わるため、重要な連絡を見分けられます。通知先は、通知の種別ごとに有効・無効を設定でき、複数の通知先を併用することも可能です。
Callnote(コールノート)サービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | Callnote(コールノート) |
| 提供元 | 株式会社Astructa(Astructa, Inc.) |
| 所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル 2F-C |
| 代表者 | 代表取締役 小林 裕氏 |
| 対応通知先 | Slack、メール、LINE、Lark |
| 料金 | 月額0円から(無料プランあり。Starter 1,480円、Business 3,980円) |
| 対応環境 | Webブラウザ(PCとスマートフォン) |
| 必要環境 | Twilio(米Twilio社)のアカウントと電話番号の取得が必要 |
| サービスURL | https://callnoteai.app |
| 会社URL | https://astructa.co.jp |
trends編集部の一言
受電通知の届け先をSlack・メールに加えてLINEとLarkにも広げた点は、業種によって使われるツールが大きく異なるという現実を踏まえた設計です。業界全体としては、社内コミュニケーションツールの多様化が進む中で、単一ツールへの通知集約よりも既存環境への非侵襲的な接続を優先するサービス設計が増えており、同種サービスでも既存ツールとの親和性が重視される傾向が定着しつつあります。
月額0円から試せる料金体系で、Twilio(米Twilio社)との連携を前提にしているとはいえ、導入の入口は比較的低く設定されていると言えるでしょう。代表電話対応の効率化において、既存ツールを変えずに通知先を選べる設計は、マーケティング業界の文脈に置き換えると、ツール導入時の社内摩擦を最小化する手法として注目される動向と読み取れます。
References
- ^ PR TIMES. 「AI電話自動受付「Callnote」、通知先にLINEとLarkを追加 | 株式会社Astructaのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000181628.html, (参照 26-06-24).
