株式会社アイネットマコトは、日本語で作りたい内容を入力するだけでAIがWebシステムのプロトタイプ構築を進めるサービス「AI Makotokun」の提供を開始しました。
AI Makotokunで日本語の指示からプロトタイプを自動生成する仕組み
「AI Makotokun」では、ユーザーがダッシュボード上で作りたいシステムの内容を日本語で入力すると、AIが設計から実装までを段階的に進行します。PHP+MySQLベースのプロト版を自動生成し、ブラウザ上での確認後、問題がなければ本番環境へ反映できる流れです。
構築後は、気になる点があればチャット形式で日本語のまま追加修正を依頼できます。非エンジニアでも「まず、使える形を見ながら進める」開発フローを取りやすい設計です。
対応するユースケースは幅広く、公式サイトでは以下のような例が紹介されています。
- 予約システム・会員制サイト
- アンケート・問診フォーム
- 在庫・備品管理・日報・タスク管理
- ミニ通販ショップ・お問い合わせ管理
- 占い・ゲーム・診断コンテンツなどエンターテイメント系
業務システムだけではなく、一般ユーザー向けコンテンツの制作支援にも対応している点が特徴です。
専門の開発者でなくても自分のアイデアをWebコンテンツとして公開し、将来的には収益化を目指すこともできます。
費用感についても、簡単なシステムの最初のプロトタイプはおよそ3,000〜4,000クレジット程度で作成できる想定です。小さく試し、使い勝手や必要機能を確認しながら改善を重ねることで、初期検証のハードルを抑えつつシステム導入を進めやすくなります。
佐賀県唐津市発・25年以上の実績を持つ株式会社アイネットマコトによる提供
開発元の株式会社アイネットマコトは、佐賀県唐津市を拠点に2001年創業以来25年以上にわたりWebシステム開発やスマートフォンアプリ開発を手がけてきた開発会社です。
クラウドサーバー構築やAIシステム構築にも対応し、「深い対話から始まる開発」や「納品後も続く関係」を重視する姿勢が同社の特徴です。柔軟かつスピーディーな開発体制を強みとしています。
同社の関連開発実績の一つが、「唐津くんち!曳山なび」です。唐津くんちの14台の曳山の現在地をリアルタイムで確認できるデジタルガイドシステムです。
同社公式サイトでは、GPSとさくらのAI Engineを活用した公的祭事向けアプリとして紹介されており、新聞掲載や渋谷センター街の街頭ビジョンでの配信実績にも触れています。地域文化の魅力をテクノロジーで発信する取り組みの一例です。
同社公式サイトでは、代表取締役の鶴丸 誠氏の想いとして「自分の手で世の中に役立つものを作りたい」という言葉を掲げています。「AI Makotokun」は、専門知識がなくてもシステムづくりの第一歩を踏み出しやすくするサービスです。
テクニカルアドバイザーとして、増田 崇志氏、山田 克基氏(さくらインターネット株式会社)が記載されています。
AI Makotokunの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社アイネットマコト |
| サービス名 | AI Makotokun |
| カテゴリ | Webシステムのプロトタイプ構築サービス |
| 活用モデル | Claude、GPT |
| プロト版の基盤 | PHP+MySQLベースのプロト版 |
| 主な対応用途 | 予約、会員管理、フォーム作成、在庫管理、ミニ通販、日報・タスク管理などの業務用途・エンターテイメントコンテンツ制作支援 |
| 必要クレジットの目安 | およそ3,000〜4,000クレジット程度(簡単なシステムの最初のプロトタイプ) |
| 代表取締役 | 鶴丸 誠 |
| 所在地 | 佐賀県唐津市二タ子3丁目4番25号 |
| 創業 | 2001年 |
| テクニカルアドバイザー | 増田 崇志氏、山田 克基氏(さくらインターネット株式会社) |
| 主要取引先 | さくらインターネット株式会社、合同会社池田商店、N Group |
| 関連会社 | adams株式会社 |
| コーポレートサイト | https://www.ainetmakoto.jp/ |
trends編集部の一言
マーケティングの文脈でも、まず動くものを確認してから判断したいというニーズは広く見られるのではないでしょうか。新しいツールや仕組みを導入する際、仕様書だけで意思決定を求められても判断しにくい状況は業界横断で共通した課題です。
プロトタイプを実際に触れてから議論できる環境は、意思決定のスピードを変える要素ではないでしょうか。マーケティング業界の文脈に置き換えると、LPや簡易的な会員フォームを内製で素早く検証したいニーズに重なる部分があり、開発会社への依頼前に概念実証を行う選択肢として位置付けられる可能性があります。
およそ3,000〜4,000クレジット程度から試せるという設計は、「小さく始めて検証する」アプローチを現実的な選択肢として位置付けるものです。業界全体としては、初期コストを抑えながら検証を繰り返すリーンな開発手法への関心が高まっており、こうした低コストで始められる仕組みはその流れと合致しています。
佐賀県唐津市という地方拠点から25年以上の実績を積み上げてきた開発会社が、AIを活用してサービスの裾野を全国へ広げようとしている点も注目されるのではないでしょうか。地域発のプロダクトが全国規模の課題解決に向かう動きは、今後も業界動向として見ておく価値があります。
References
- ^ PR TIMES. 「皆の夢を叶える!?「こう作って」と書くだけで、AIがWebシステムのプロトタイプを自動構築する「AI Makotokun」を提供開始 | アイネットマコトのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000100959.html, (参照 26-07-03).
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