Figmaでスクロール機能を実装する方法
Figmaでスクロール機能を実装する方法について、以下2つを簡単に解説します。
- Figmaでスクロールフレームを作成する手順
- スクロール挙動の種類とその設定方法
Figmaでスクロールフレームを作成する手順
Figmaでスクロール機能を実装するには、まずスクロールフレームの作成が必要です。フレーム内にコンテンツを配置してフレームの境界を超えるようにサイズを調整します。このとき「コンテンツを隠す」オプションを無効にすることで、はみ出た部分が確認できます。
次にプロトタイプパネルを開き、「オーバーフロー」ドロップダウンから適切なスクロール方向を選択しましょう。縦スクロールの場合は「縦」、横スクロールなら「横」を選択。これで基本的なスクロールフレームの設定が完了です。
スクロールフレームの作成後は、実際にプロトタイプを再生して動作を確認します。スクロールがスムーズに機能しない場合は、フレームのサイズや内部のコンテンツ配置を再度調整する必要があるでしょう。
スクロール挙動の種類とその設定方法
Figmaにおけるスクロール挙動には「スクロールなし」、「縦スクロール」、「横スクロール」、「両方向スクロール」の4種類あります。各挙動はプロトタイプパネルの「オーバーフロー」設定から選択できます。長いWebページの再現には縦スクロールが、商品ギャラリーには横スクロールが最適です。
さらにフレーム内のオブジェクトにスクロール位置を適用することで、より複雑な挙動を実現できます。「親とスクロール」、「固定」、「追従」の3つの位置設定があり、それぞれ異なるスクロール効果を生み出すのが特徴。たとえば「固定」設定はナビゲーションバーの固定に使用できます。
スクロール挙動の設定後はプロトタイプを再生し、意図した動作になっているか確認します。必要に応じて微調整を行い、よりリアルなユーザー体験を再現しましょう。
Figmaのスクロール機能を活用したデザイン例
Figmaのスクロール機能を活用したデザイン例について、以下2つを簡単に解説します。
- 縦スクロールを利用したロングページデザイン
- 横スクロールを活用した画像ギャラリーの作成
縦スクロールを利用したロングページデザイン
Figmaの縦スクロール機能を活用すると、モダンなロングページデザインを効果的に表現できます。ヘッダーやコンテンツセクション、フッターなど各要素を縦に並べてフレームを作成し、プロトタイプ設定で縦スクロールを有効にします。これによりユーザーが自然にコンテンツを閲覧できる流れを再現できるのです。
ロングページデザインではスクロール位置に応じて、要素の動きを制御することも重要です。たとえばナビゲーションバーを「固定」設定にすることで、スクロール中も常に画面上部に表示できます。また「追従」設定を使用すると、特定のセクションが画面上部に到達した時点で固定される効果を生み出すことが可能です。
横スクロールを活用した画像ギャラリーの作成
Figmaの横スクロール機能を使用すると、直感的な操作性を持つ画像ギャラリーを作成できます。複数の画像を横一列に配置し、フレームのサイズを調整して一部の画像だけが見えるようにしましょう。プロトタイプ設定で横スクロールを有効にすることで、ユーザーが左右にスワイプして画像を閲覧できる仕組みが完成します。
画像ギャラリーの設計では、スクロールインジケーターの追加も効果的です。小さな円や線を使って現在の位置を示すことで、ユーザーの操作をサポートできます。また、「スナップ」機能を実装することで、スクロール停止時に最も近い画像に自動的に位置を合わせる挙動も再現可能です。
横スクロールギャラリーは製品カタログやポートフォリオサイトなど、さまざまな用途で活用できます。スクロール方向を工夫することで、従来の縦スクロールとは異なる新鮮な閲覧体験を提供できます。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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