【AI漫画の重要項目】コマや吹き出しの作り方と画像を配置する方法

【AI漫画の重要項目】コマや吹き出しの作り方と画像を配置する方法

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だーだい
フリーランスWebライター兼Web製作者。Webライターとしてガジェットメディアやプログラミングに関する記事を執筆する傍ら、LP制作とWordPressの改修案件もこなしつつ、活動しています。 profile

AI漫画を作る上で基盤となるコマ(漫画を作る枠)や吹き出しを作る際、無料で使えるデザイン作成ツール「Canva」の利用が最適です。

Canvaには吹き出し機能やテキストを縦書きにできる機能など、漫画作成に使える機能が備わっているのが特徴。初心者の方でも使いやすい仕様になっており、直感的に操作できるのが魅力です。

そこで今回は、AI漫画の重要項目であるコマや吹き出しの作り方、AI画像の配置方法について解説します。

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AI漫画の地盤となるコマ割りを指定する方法

Canvaより

はじめにCanvaを開き、画面右上にある「デザインを作成」をクリック。表示欄から「カスタムサイズ」をクリックしてください。

Canvaより

サイズ指定画面が表示されるので、幅1080px、高さ3040pxに指定します。

Canvaより

すると上記のように縦長のホワイトボードが表示されます。これが4コマ漫画の基盤です。

Canvaより

画面左のメニュー欄から「素材」をクリックし、表示内容にある「図形」の中から四角形のアイコンをクリックしてください。

するとホワイトボードの上部に四角形が表示されます。このままだと漫画のコマとして使えないので、コマに最適な四角形へと編集していきます。

Canvaより

まずは四角形の色を変えます。画面上部の丸いアイコンをクリックし、左の表示欄から白いカラーをクリックしてください。

Canvaより

次は四角形の丸みを修正します。上記画面の矢印が指しているアイコン(角の丸み)をクリックし、角の丸みを0にすることでコマに適した四角形へ編集できます。

Canvaより

a最後に線の太さを変更します。上記画面の矢印が指しているアイコン’(罫線スタイル)をクリックし、罫線の太さを4に設定してください。

これでコマの基本的なスタイル設定は完了です。

Canvaより

作成した四角形を4つ作り、上記のように配置しましょう。四角形の四方をドラッグ&ドロップすることでサイズを変更できます。

Canvaより

また、四角形のサイズを変更することで上記のような配置にすることも可能。今回はシンプルな4コマ漫画を前提に進めますが、慣れてきたら別のコマ割りを採用して漫画を作ってみるのもおすすめです。

AI漫画で使う吹き出しを指定する方法

4コマ漫画のコマを作った後は、漫画を作る上で必須の吹き出しを指定します。Canvaには複数の吹き出しが標準搭載されています。

Canvaより

画面右上の検索欄に「吹き出し」と入力すると、上記のように複数の吹き出しが表示されます。その中から任意の吹き出しを選択してください。

また、Canvaで用意されている吹き出しには限りがあり、どれも横長なのが特徴。漫画に最適な吹き出しを選びたい場合は、山口さぷりさんという漫画家が販売しているCanva用の漫画素材を購入することがおすすめです。

Canvaより

Canva用漫画素材のURL:https://sapuriba.booth.pm/items/5523049

100円で購入できるので、Canvaで利用できる吹き出しだと満足できない方は検討してみてください。

文字列をAI漫画用に変更する方法

漫画で使うテキストは縦書きが主流ですが、Canvaのテキスト機能は横書きに設定されています。横書きを縦書きにする方法や行間を変更する方法について紹介します。

Canvaより

まずはテキストを表示します。画面左のメニューバーから「テキスト」アイコンをクリックし、表示内容から「本文を追加」をクリックすることでテキスト入力欄が表示されます。

Canvaより

テキスト欄を選択した状態で画面上にある「縦書きのテキスト」をクリックすることで、横書きから縦書きへ変更できます。

Canvaより

また、「配置」アイコンをクリックすることで、テキストを上部に揃えることが可能です。

Canvaより

次に行間を設定します。画面上部にある「スペース」アイコンをクリックしてください。すると文字同士の間隔と行の間隔を指定できる画面が表示されます。

文字間隔は「0」のままで、行間隔は「1.2」に設定するとバランスよく見えます。行間隔に正解はないので、自分で間隔を調節して最適な数値を見つけてみてください。

AIで作った画像を漫画仕様に変更する

前回のステップで作成したAI画像をアップロードします。

前回のステップはこちら

画像生成AI「Stable Diffusion」で漫画のキャラクターを作る方法
画像生成AI「Stable Diffusion」で漫画のキャラクターを作る方法

Canvaより

画像は左のサイドバーにある「アップロード」→「ファイルをアップロード」の順でクリックすることで選択できます。ほかにも画像をCanvaの画面へドラッグ&ドロップしてアップロードすることも可能です。

また、上記画面のように背景がついているAI画像は、アップロード前に背景を切り抜く必要があります。背景の切り抜きには「Photoroom」というツールがおすすめです。

Photoroomより

Photoroomを使うことで上記のように背景を切り抜き、被写体だけ表示することが可能です。

Canvaより

背景を削除した画像を張り付けると、吹き出しや文字の上に表示されて隠ることあります。

そういうときは画像を右クリック→「レイヤー」→「背面へ移動」の順に指定することで、吹き出しやテキストの後ろへ指定できます。

この設定は画像だけでなく、テキストや吹き出しでも利用可能。自分が作成する漫画の配置に沿って調節してみてください。

数値や英字を指定する方法

Canvaより

縦書きで2桁の数字や英語を入力すると、上記のようにそこだけ縦書きの状態で横に表示されるため違和感が生まれます。

Canvaより

この違和感を解決するには英語や数値の指定部分に空白を開け、新たに横書きのテキストを作って指定する方法が有効です。

Canvaより

後で追加した英語表記の位置は、上記のように赤い補助線が表示されるので正確に指定できるのが特徴。これでAI漫画に必要な画像やテキスト、吹き出しなどが設定できました。

次回はユーザーが読みやすい視線誘導や、物語を作る簡単なポイントと一緒にAI漫画を完成させます。

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