株式会社シンカは、2026年6月29日より、AIコミュニケーション統合プラットフォーム「カイクラ」の新機能「AI送信文作成サポート機能」の提供開始を発表しました。
カイクラのAI送信文作成サポート機能が開発された背景
顧客との通話や商談の後に発生するテキストフォローは、顧客エンゲージメントを高めるうえで欠かせない業務です。しかし、送信媒体(SMSやLINE、メール)ごとの文字数制限やマナーに合わせて文章を作成・調整する作業は、日々の顧客対応における事務負担となっていました。
「AI送信文作成サポート機能」は、顧客との会話データから「次の連絡文」を自動かつシームレスに生成します。文章作成の工数を削減することによって、顧客対応のスピード向上を後押しし、スタッフの心理的負担の軽減と本来の顧客対応に注力できる環境を支援してきました。
カイクラ AI送信文作成サポート機能の3つの主な特長
本機能は、「カイクラ」に蓄積された会話データを活かし、連絡媒体や用途に応じた最適な送信文案をAIが作成します。主な特長は次の3点です。
- 媒体特性(SMSやメール、LINE)に合わせた文字数や作法を自動調整
- 「お礼」「リマインド」「TODO」など9パターンの用途を掛け合わせた文章生成に対応
- 送信前にユーザーが必ず内容を確認・編集できる「手動送信」の安心設計
9パターンの用途を複数組み合わせることで、例えば「お礼」と「TODO」を同時に指定すれば、商談のお礼を述べつつ、決定したTODO項目を整理した文章を一度に生成できます。AIが自動でメッセージを送信することはなく、SMSやLINEは確認後にそのままカイクラ画面から送信でき、メールはクリップボードへのコピーや外部メールアプリの起動が簡単に行えます。
AIコミュニケーション統合プラットフォーム「カイクラ」の概要
「カイクラ」は、電話や対面、メール、SMSやLINEなど、顧客とのあらゆるコミュニケーションをクラウドで一元管理するAIコミュニケーション統合プラットフォームです。多様な接点の履歴を顧客ごとに集約・可視化し、生成AIが会話の文字起こしや要約、「クレーム・カスハラ」「応対品質」まで自動判定します。
2014年8月のサービス開始以来、継続率99.7%を達成し、3,200社・6,400拠点以上への導入を実現してきました(2026年3月末時点)。既存のカイクラAI機能をご利用中のお客様は追加費用なく本機能を利用できます。属人化の解消や現場の負荷を軽減し、企業の持続的な成長に貢献するプラットフォームとして、高い評価を得てきました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | AI送信文作成サポート機能 |
| 提供開始日 | 2026年6月29日 |
| 対応媒体 | SMSやメール、LINE |
| 対応用途パターン | 9パターン(お礼・挨拶・謝罪・報告・共有・リマインド・TODO・日程調整・依頼) |
| 継続率 | 99.7% |
| 導入実績 | 3,200社・6,400拠点以上(2026年3月末時点) |
| 会社名 | 株式会社シンカ |
| 代表者 | 代表取締役社長 CEO 江尻 高宏氏 |
| 所在地 | 〒101-0054 東京都千代⽥区神⽥錦町3-17 廣瀬ビル10階 |
| 設立 | 2014年1月8日 |
| 資本金 | 397百万円 |
| 従業員数 | 81名(2026年3月末時点) |
| 上場市場 | 東京証券取引所グロース市場 |
trends編集部の一言
継続率99.7%、3,200社・6,400拠点以上という導入実績は、顧客接点管理ツールとしての、定着度の高さを示しています。業界全体としては、CRMやSFAへのAI組み込みが進む一方、「入力や送信文作成といった地味な事務工程」がいまだにスタッフの時間を奪い続けているという課題が残っています。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、施策実施後のフォローメールを媒体ごとに書き直す作業コストは業界横断で語られてきたボトルネックです。会話履歴から文案を自動生成しつつ、送信前に確認・編集できる設計は、AIの精度への不安が残る現場でも段階的な導入を可能にするアプローチとして、業界全体の作業プロセス転換を象徴する動きと読み取れます。
References
- ^ PR TIMES. 「シンカ、AIコミュニケーション統合プラットフォーム「カイクラ」のAI送信文作成サポート機能をリリース | 株式会社シンカのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000294.000016795.html, (参照 26-06-26).
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