アングルシフトは、商品のブランド力をAIで診断するWebサイト「FLICKモデル・ブランド診断」を無料公開しました。
FLICKモデル・ブランド診断開発の背景にある調査コストの課題
これまでブランド調査や分析には膨大な時間と多額の費用がかかり、中小企業や小規模事業者にとって自社のブランド力の把握は極めて困難な状況でした。売上などの動向を参考に次の手を考えるケースが多い一方で、ブランドを長く続けていくためには売上の数字だけではなく、顧客とのつながりが不可欠です。
こうした課題を背景に、アングルシフトは独自のブランド指標「FLICKモデル」とAIを組み合わせた診断ツールを開発しました。占い感覚で手軽にブランド力が把握できる設計となっています。
FLICKモデル・ブランド診断の3つの特徴
「FLICKモデル・ブランド診断」の主な特徴は以下の3つです。
- 入力するだけで即時診断が完了
- 5指標によるレーダーチャートで強みを可視化
- 観光地・アイドル・アニメ作品などの参考情報として活用可能
診断画面の入力欄にブランド名(商品名・企業名など)を入力すると、総合評価と5項目のレーダーチャートが表示されます。FLICKの5項目ごとに星評価と特徴、改善提案のヒントも確認できます。商品ブランドにとどまらず、観光地やアニメ作品などの参考情報としても活用できました。
FLICKモデル・ブランド診断で活用されるFLICKモデルとは
「FLICKモデル」は、企画士・木田広大氏が考案したブランドフレームワークです。ブランドと生活者の関係を深め、ブランドロンジェビティ(ブランドの長寿性)に向けた実践的な設計となっています。
「共感や愛着、刺激・心配り・身内感覚」の5つの指標を通じて、ブランドと生活者との感情的なつながり(心の絆)を段階的に育む構造です。「世の中には様々な消費行動モデルがあり、企画に利用されています。消費者の購買促進に適していても、ブランドの長寿性(ブランドロンジェビティ)の視点では、従来のモデルでは不十分なことに気づき、独自のモデルを考案しました」と木田広大氏は述べています。
FLICKモデル・ブランド診断の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | FLICKモデル・ブランド診断 |
| 提供形態 | 無料公開(Webサイト) |
| 診断指標 | 共感・愛着・刺激・心配り・身内感覚(5項目) |
| 出力形式 | 総合評価・レーダーチャート・星評価・改善提案ヒント |
| 開発元 | アングルシフト |
| 所在地 | 神奈川県横浜市神奈川区金港町5丁目14番地 クアドリフォリオ8階 |
| 責任者 | 企画士・木田広大 |
| 創業 | 2018年9月13日 |
| 事業内容 | 視点の考察、助言 |
| 公式サイト | https://www.angleshift.com |
trends編集部の一言
ブランド診断にかかる時間とコストの壁が中小企業の課題になってきた点は、マーケティング業界全体としても広く認識されてきた問題です。同種のブランド評価サービスでは専門知識や調査費用が前提となるケースが多く、中小企業が手軽に活用できるツールは限られていました。5つの指標でレーダーチャートとして、可視化できる設計は業界を問わず最初の一歩として活用しやすい形だと言えます。
「売上の数字よりも顧客との心のつながり」という視点は、マーケティング業界の文脈に置き換えると、LTV向上やファンベース形成の議論と重なります。無料で即時診断できるという敷居の低さは、ブランド戦略を体系的に考えたことがない事業者が最初に触れるきっかけとして、良い検討材料になりそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「アングルシフト、ブランド力が占い感覚でわかるAI診断「FLICKモデル・ブランド診断」を無料公開 | アングルシフトのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000184906.html, (参照 26-06-21).
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