株式会社overflowは、2026年6月18日、運営するAI時代のエンジニア採用プラットフォーム「Offers」に「キャリアドリフトスコア」を追加しました。
Offersのキャリアドリフトスコア機能の詳細
「キャリアドリフトスコア」は、Offersが35,000人を超えるエンジニアデータから構築した「キャリアドリフトモデル」をもとに、候補者の転職意欲の現在地をスコアとフェーズで示すものです。管理画面の候補者プロフィールに新設されたセクションでは、5段階の転職検討フェーズやスコア値、同スコア層内での上位パーセンテージ・推奨アクション・スコア算出の根拠となった行動履歴の5つの情報を確認できます。
これら5項目は一覧で表示され、採用担当者が候補者ごとの状況を即座に把握できる設計です。スコアは、プロフィールの更新やスカウトへの反応といった「Offers」上での行動に加え、公開情報から読み取れる傾向をAIが統合し、常に最新の状態に更新されます。
採用担当者は、AIによるスカウト最適化と並行して、スコアを参照しながら自身の判断でアプローチのタイミングや訴求内容を調整できるようになりました。
この機能追加の背景には、エンジニア採用における課題があります。
潜在層へのアプローチを掲げる企業が増える一方で、候補者一人ひとりの転職意欲は、評価のタイミングやプロジェクトの区切りなどをきっかけに日々変化します。その変化を採用担当者が、日々の指標として直接つかむのは容易ではありません。意欲が高まった瞬間を逃したり、関心が薄れたタイミングでスカウトを送ったりといった機会損失が生まれていました。
Offersだけが持つ3つの独自技術
「キャリアドリフトスコア」は、「Offers」が持つ3つの独自技術から生まれます。主な技術は以下の通りです。
- キャリアドリフトモデル(特許出願中):35,000人を超えるエンジニアデータから構築した、転職意欲の変化を7段階でとらえる独自の心理段階モデル
- キャリアドリフトスコア(特許出願中):候補者の転職意欲をAIがスコア化し、意欲の変化をリアルタイムに検知する機能
- ストーリースカウト(特許出願中):キャリアドリフトスコアと候補者のスキル・経験に基づき、30以上の切り口からスカウトのシナリオをAIが組み立てる機能
「キャリアドリフトモデル」は、候補者を「今すぐ転職したい人」と「そうでない人」の2つに分けるのではなく、その人が今どんな気持ちで仕事や転職に向き合っているかを7段階でより丁寧に読み取る設計です。
「ストーリースカウト」は、同じ文面を大量送信するでも、一度送って反応を待つだけでもない、AI時代ならではのスカウトのかたちを目指しています。
Offers AI RPOのキャンペーンとAI×採用カンファレンス 2026 summer
「Offers AI RPO」は、対象プランの基本料金を通常価格より50%OFFで提供する「提供開始記念キャンペーン」を2026年8月31日(月)まで実施しています。新規にAI RPOを契約する企業が対象で、期間内に契約締結が完了した企業への適用です。
既存契約の更新や解約後3ヶ月以内の再契約は対象外となっています。
「Offers」はまた、「AI×採用カンファレンス 2026 summer」を2026年7月30日(木)10:45〜17:30にオンラインで開催します。「AI時代の採用設計と組織マネジメントの最前線」をテーマに、採用責任者や人事、経営層向けのセッションを届ける予定です。参加費は無料です。
Offersのキャリアドリフトスコア概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社overflow |
| 対象サービス | Offers(AI時代のエンジニア採用プラットフォーム) |
| 追加機能 | キャリアドリフトスコア |
| 追加日 | 2026年6月18日 |
| 主な表示情報 | 転職検討フェーズ(5段階)・キャリアドリフトスコア・上位パーセンテージ・推奨アクション・スコアの根拠 |
| スコアの基盤 | キャリアドリフトモデル(35,000人超のエンジニアデータから構築・特許出願中) |
| 導入企業数 | 1,000社以上 |
| 会社所在地 | 東京都港区 |
| 設立 | 2017年6月9日 |
| 資本金 | 2億880万円 |
| URL | https://overflow.co.jp/ |
trends編集部の一言
35,000人を超えるエンジニアデータをもとに転職意欲を7段階でモデル化し、それをスコアとして採用担当者の手元に届ける設計は、採用領域における「感覚の数値化」の一つの到達点と言えるのではないでしょうか。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、リードスコアリングや購買意欲の可視化は以前から取り組まれてきたテーマです。候補者の行動ログと公開情報をAIが統合して意欲変化を継続的に検知する仕組みは、業界横断で見ても一段踏み込んだアプローチと捉えられます。
「潜在層アプローチ」という言葉自体はマーケティング業界でも広く使われてきました。業界全体としては「タイミングをどう見極めるか」という部分は、依然として担当者の勘に依存しがちです。転職意欲の変化をリアルタイムに検知し、推奨アクションまで提示する仕組みは、そのブラックボックスを崩す試みとして業界の動向としても注目される取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「Offers、AIが候補者の転職意欲を数値化する「キャリアドリフトスコア」を追加 | 株式会社overflowのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000303.000053307.html, (参照 26-06-21).
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