株式会社VLCセキュリティコンサルティングは2026年6月9日(火)、AIマネジメントシステム(AIMS)の国際規格「ISO/IEC 42001:2023(JIS Q 42001:2025)」の認証取得を支援する「ISO42001取得支援コンサルティングサービス」の提供を開始しました。
ISO42001取得支援コンサルティングサービスの詳細
本サービスは、準備・計画から認証取得まで4つのフェーズで構成されています。組織規模やAI活用状況に応じた個別カスタマイズを行い、最短8〜9ヶ月での認証取得を目指しました。各フェーズの内容と期間目安は以下の通りです。
- Phase1(準備・計画):AI利用状況の棚卸し・ギャップ分析・導入計画・体制構築(約1ヶ月)
- Phase2(システム構築):AIポリシー策定・プロセス設計・文書化・全社展開・教育訓練(約3ヶ月)
- Phase3(運用・検証):試行運用・内部監査・是正改善(約3ヶ月)
- Phase4(認証取得):認証機関選定・文書審査・現地審査・認証取得(約2ヶ月)
株式会社VLCセキュリティコンサルティングは、ISMS(ISO27001)取得・運用支援やプライバシマーク取得・運用支援において約20年の実績を有しており、経験豊富なコンサルタントが組織固有の状況に合わせた支援を提供します。
ISO42001取得支援コンサルティングサービス提供の背景
ChatGPTの登場を契機に、生成AIの企業導入は日本国内でも急速に拡大しました。その一方で、AIのバイアスや誤判断、個人情報漏洩、ハルシネーションといったリスクが現実の問題として顕在化しています。AI利用に起因した企業の法的・レピュテーション上のリスクも増大している状況です。
日本国内では、経済産業省・デジタル庁を中心とした「AI事業者ガイドライン」の策定(2024年)、金融庁・総務省による業種別AI利用指針の整備が進んでいます。2025年8月20日には、ISO/IEC 42001:2023を翻訳した国内規格「JIS Q 42001:2025」が正式制定され、国際水準のAIマネジメントシステム(AIMS)の構築が標準実装のフェーズに入りました。
国際規制環境においても、欧州連合(EU)が2024年8月に「AI法(EU AI Act)」を施行し、リスクベースのAI規制を世界に先駆けて法制化しました。高リスクAIシステムの開発・運用事業者には、透明性確保やリスク管理、人間による監視の義務付けが求められており、EU域内でビジネスを行う日本企業も対応を迫られています。米国でも、ホワイトハウスによるAI行政命令(2023年)や連邦取引委員会(FTC)によるAI利用監視の強化が進んでおり、「AIの安全・安心な利用」は企業ガバナンスの中核課題となっています。
ISO42001取得支援コンサルティングサービスの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社VLCセキュリティコンサルティング |
| サービス名 | ISO42001取得支援コンサルティングサービス |
| 対象規格 | ISO/IEC 42001:2023(JIS Q 42001:2025) |
| 提供開始日 | 2026年6月9日(火) |
| 支援フェーズ | 4フェーズ(準備・計画/システム構築/運用・検証/認証取得) |
| 認証取得目安 | 最短8〜9ヶ月 |
| 事業目標 | 3年で30社・6,000万円の受注 |
| 所在地 | 東京都港区 |
| 代表者 | 代表取締役社長 加藤 忠行氏 |
サービス提供に伴う無償セミナーの開催
株式会社VLCセキュリティコンサルティングは、本サービスの提供開始に伴い、ISO42001(AIMS)に関する無償セミナーを開催予定です。セミナータイトルは「第4次AIブームへの一手。AIを使い、AIを管理する時代へ〜 ISO 42001(AIMS)で組織のガバナンスを確立する 〜」です。
AIガバナンスを取り巻く最新動向やAI活用に伴うリスク、ISO/IEC 42001(AIMS)の概要と認証取得のメリットを解説する内容です。開催日時は2026年7月9日(木)16:00〜17:00で、Zoomウェビナー形式での実施となりました。
無償セミナーのお申し込みはこちらtrends編集部の一言
ISMS(ISO27001)やプライバシマークの支援で約20年のコンサルティング知見を積んできた株式会社VLCセキュリティコンサルティングが、AI分野の国際規格支援に本格参入した点は注目に値します。マーケティングの現場でも、生成AIを業務に組み込む場面が急速に増えている状況です。「どこまでAIに任せてよいのか」という判断基準が社内で整備されていない状況は、業界を問わず、共通の課題として広がっています。
AIガバナンス市場全体としては、EU AI ActやNISTのAI RMFといった国際規制への対応が喫緊のテーマとなっており、ISO 42001はそうした複数の規制フレームワークとの整合性が高いとされる規格です。グローバルにビジネスを展開する企業の間では、規制対応の共通基盤として同規格への関心が本格化しつつあると読み取れます。マーケティング業界の文脈に置き換えると、パーソナライズ広告やコンテンツ生成へのAI活用が進む中で、「責任あるAI利用」を対外的に証明できる手段として、こうした認証の存在は今後ますます注目されるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「AIマネジメントシステム(AIMS)「ISO42001取得支援コンサルティングサービス」提供開始 | 株式会社VLCセキュリティのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000096155.html, (参照 26-06-11).
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