ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
公開:
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)とは
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)とは、既存の電話回線を利用して高速なデジタルデータ通信を実現する技術のことです。電話音声で使用しない高周波数帯域を活用することで、通常の電話サービスとインターネット接続を同時に利用できます。
非対称(Asymmetric)という名称は、下り(ダウンロード)速度と上り(アップロード)速度が異なることに由来しています。一般的な利用者は、受信するデータ量が送信するデータ量よりも多いため、下り速度を優先的に高速化する設計が採用されました。
ADSLの通信速度と周波数帯域の特性
ADSLでは下り速度が最大50Mbps程度、上り速度が最大10Mbps程度の非対称な通信速度を提供する仕組みになっています。電話音声通信では0kHzから4kHz程度の低周波数帯を使用し、ADSLでは25kHzから1.1MHz程度の高周波数帯を使用します。
| 項目 | 下り速度 | 上り速度 |
|---|---|---|
| ADSL | 最大50Mbps程度 | 最大10Mbps程度 |
| 使用周波数帯 | 138kHz~1.1MHz | 25kHz~138kHz |
| 音声通話 | 0kHz~4kHz | |
通信速度は電話局からの距離によって大きく変動し、局舎から離れるほど信号の減衰により速度が低下する特性があります。一般的に局舎から3km以内であれば安定した高速通信が可能ですが、5kmを超えると速度が著しく低下する傾向です。
ADSLモデムとスプリッタの接続構成
ADSL通信を実現するためには、ADSLモデムとスプリッタという2つの機器を電話回線に接続する必要があります。スプリッタは音声信号とデータ信号を周波数帯域で分離するフィルタ装置で、電話機とADSLモデムに信号を振り分けます。
| 機器名 | 役割 |
|---|---|
| スプリッタ | 音声とデータ信号の分離 |
| ADSLモデム | デジタル信号の変復調 |
| 電話機 | 音声通話の送受信 |
ADSLモデムはデジタル信号とアナログ信号を相互変換する変復調機能を持ち、パソコンやルータとはEthernetケーブルで接続されます。接続構成としては、電話回線からスプリッタに配線し、スプリッタから電話機とADSLモデムにそれぞれ分岐させる形態が標準的です。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
左へフリックで次のページ、右へフリックで前のページに戻れます左右の矢印ボタン、左右のスワイプで移動できます





