プロパティデータバンク株式会社は、データセンターの設備管理向けソリューションの提供を開始しました。
「@cmms」とBIMによるメンテナンス業務の効率化
「@cmms」とBIMの連携により、データセンター内の設備に関する機器・メンテナンス台帳と3次元空間台帳のデジタルツインを構築します。メンテナンス業務の計画や実施、記録をすべてデジタル化し、帳票作成や報告、分析業務を含むメンテナンス業務全体の効率化を図るできます。故障や不具合の発生時には、メンテナンス履歴とAIを活用したアドバイスを受けられる仕組みです。
設備のデジタル台帳と3次元空間台帳であるBIMをリアルタイムに連携させることによって、故障発生箇所や設備をBIM上で確認でき、視認性も向上します。また、設備ごとに蓄積されたメンテナンス情報を解析することにより、対象設備の信頼度や故障率をリアルタイムに算出できるようになりました。信頼度や故障率の算出結果は、対象設備の不具合発生リスクに応じた最適な更新周期の算定にも活用されます。
生成AIをはじめとするICTサービスの進展に伴い、国内外でデータセンターの建設が相次いでいる状況です。IT専門調査会社IDC Japan株式会社の調査によると、国内データセンターへの新設・増設投資は増加傾向が続いており、2028年には1兆円を超える投資規模になると予測されています。
クラウドサービス向けハイパースケールデータセンターの増設需要拡大に加え、AIサーバー設置のニーズも拡大しています。より大きなキャパシティのデータセンターが求められていることも、投資拡大を加速させる要因です。データセンターには通信設備に加えて冷却設備や空調設備、電力供給設備など関連する建築設備も多大となるため、運営管理の高度化や設備投資の適正化が大きな課題となっています。
プロパティデータバンク株式会社の会社概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | プロパティデータバンク株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役会長 板谷 敏正氏、代表取締役社長 武野 貞久氏 |
| 設立 | 2000年10月2日 |
| 所在地 | 東京都港区浜松町一丁目30番5号 浜松町スクエア(受付6F) |
| 資本金 | 332,715千円 |
| URL | https://corp.propertydbk.com/ |
trends編集部の一言
生成AIの普及に伴うデータセンター投資が、2028年に1兆円規模へ拡大するという見通しは印象的です。マーケティングの現場でも、AIツールの活用が広がるにつれて裏側のインフラを支える基盤への投資が、業界全体として、一段と注目される流れになりそうです。
設備の状態をBIM上でリアルタイムに確認できる仕組みは、現場の判断材料を可視化するという点で、マーケティングにおけるダッシュボード整備とも重なる発想だと感じました。故障リスクに応じて更新周期を算定する取り組みからは、データに基づいてコストを最適化しようとする姿勢が伝わってくるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「データセンターの設備管理向けソリューションを提供開始」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000107920.html, (参照 26-07-12).
