株式会社ifは、法人向けリスキリング研修「生成AI活用コース(マルチツール)」の提供を開始しました。
生成AI活用コース(マルチツール)が備える4領域の体系的研修
背景には、生成AIの利用が広がった一方で、多くの現場では「ツールが多すぎてどれを使えばよいか分からない」「活用ノウハウが一部の人に属人化している」という課題が残っていることがあります。
また、Veo3をはじめとする動画生成AIの進化が著しく、文章や画像、動画にまたがってツールを使い分けるニーズが急速に顕在化してきました。
本コースは、特定の1ツールに偏らず、ChatGPTやGemini、Claudeをはじめとする主要ツールを横断的に理解する基礎研修です。業務に応じて使い分けられる判断軸ごと習得することを目的としています。「どの業務に・どのツールを・どう使うか」という選択眼をチーム全体に浸透させ、組織全体のAI活用レベルを底上げする設計となっています。
学習コンテンツは、全5回のカリキュラムで構成され、主な特長は次の5点です。
- マルチツール対応:ChatGPTやGemini、Claudeなど主要ツールの使い分けを習得
- 4領域の体系的学習:文章や画像、動画・業務効率化を抜け漏れなくカバー
- 約60本のチュートリアル動画:eラーニング約20時間で自分のペースで反復学習
- 最新の画像・動画生成AIに対応:Veo3をはじめ最新ツールを実演ベースで解説
- 倫理・セキュリティ対策:著作権・情報漏えい・ハルシネーションのリスクと対処を基礎から解説
学べるツールの範囲は幅広く、文章領域ではChatGPT・Gemini・Claudeを扱います。動画領域では、Veo3(Google Gemini)・HailuoAI・KlingAI・PixVerse・Pika・LumaAIに対応する構成です。業務効率化領域では、Perplexity・Felo ai(リサーチ)・NotebookLM(要約整理)・Genspark(業務代行)・Gamma・Napkin AI(資料作成)を扱います。
eラーニングの約20時間に加え、任意の実践課題10時間も用意されています。
生成AI活用コース(マルチツール)の料金・助成金・サポート体制
受講料の通常価格は215,000円(税込)です。人材開発支援助成金の対象コースであり、最大75%助成が適用された場合の自己負担額の一例は1名65,000円(税込)となります。
助成金の申請手続きサポートは無料相談にて対応しており、申請手続きを含めた一連のサポートが受けられます。
サポート体制としては、Q&A対応、ライブ講義支援(隔週×4回)、助成金の申請サポート、進捗に合わせた追加相談を用意した体制です。なお、助成金の活用には所定の要件・審査があり、助成率や適用可否、金額は企業ごとの区分や要件により異なります。受給を保証するものではなく、詳細は個別に確認が必要です。
姉妹コースとして「Claude Code 業務自動化研修」も提供されています。Gmail・Slack等と連携した業務の自動化・AIエージェント構築までを扱う応用的な研修です。まず本コースで土台を固め、自動化に踏み込む段階で姉妹コースへ進む活用方法も想定された設計となっています。
生成AI活用コース(マルチツール)の受講条件と概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社if |
| サービス名 | 生成AI活用コース(マルチツール) |
| カテゴリ | 法人向けリスキリング研修 |
| 対象 | 生成AIを業務に活用したいが、どのツールをどう使い分ければよいか分からないビジネスパーソン/チーム全体でAI活用のナレッジを底上げしたい管理職・リーダー層 |
| 形態 | eラーニング+ライブ講義支援(同時双方向型) |
| 期間 | 2ヶ月 |
| 最小受講人数 | 1名 |
| 学習時間 | eラーニング約20時間(約60本の動画)+実践課題10時間(任意) |
| 通常価格 | 通常215,000円(税込) |
| 助成金適用後 | 65,000円(税込)(最大75%助成が適用された場合の自己負担額の一例) |
| 助成金 | 人材開発支援助成金で最大75%助成(申請サポートあり) |
| 無料相談 | 30〜60分 |
| 所在地 | 東京都中野区野方 2-17-1 |
| 代表者 | 代表取締役 伊藤保幸氏 |
| 設立 | 2021年1月 |
trends編集部の一言
「ツールが多すぎて使い分けが分からない」という声は、マーケティングの現場でも頻繁に上がるテーマです。ChatGPTやGemini、Claudeの三択だけでも使い分けに迷うところに、画像・動画生成AIまで加わると、選択肢の多さが逆にハードルになるケースは少なくないでしょう。業界全体としては、導入フェーズから「使い分けの標準化」フェーズへと移行しつつある段階であり、本コースのような横断的な研修へのニーズが顕在化してきたタイミングと重なります。
最大75%助成という助成率は、導入コストの観点から検討のしやすさに直結します。マーケティング業界の文脈に置き換えると、チーム全体へのAIリテラシー浸透を図る際に研修費用の捻出が壁になるという課題は業界横断で語られてきたテーマです。人材開発支援助成金の活用を前提にした設計は、組織全体へのAI展開コストを大幅に引き下げる仕組みとして、業界全体の研修設計トレンドの変化を象徴する動きと読み取れます。
References
- ^ PR TIMES. 「【株式会社if】法人向け「生成AI活用コース(マルチツール)」提供開始|ChatGPT・Gemini・Claudeの使い分けを学ぶ生成AI研修、人材開発支援助成金で最大75%助成 | 株式会社ifのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000103307.html, (参照 26-06-24).
