アビココ株式会社は、2026年5月29日(金)、AI送迎最適化システム「ナビれる」のドライバー向けアプリを正式リリースしました。
ナビれる開発の背景と介護・福祉施設の送迎課題
デイサービスや放課後等デイサービスなど、利用者の送迎業務がある介護・福祉施設では、配車担当者が毎朝1〜2時間かけて送迎ルートを手作業で組む運用が今も多くの施設で続いています。完成したルート情報は紙や口頭でドライバーに伝えられており、当日の計画変更が生じるたびに電話対応が必要になるという構造的な課題がありました。
アビココ株式会社は、こうした課題を解決するAI自動配車システム「ナビれる」を開発・提供してきました。今回のドライバー向けアプリのリリースにより、施設スタッフが組んだ送迎計画をドライバーのスマホに即時共有できます。GPS運行記録から乗降管理、当日変更通知まで、施設とドライバーのリアルタイム連携に対応できる体制が整いました。
ナビれるドライバーアプリの主な機能
ドライバー向けアプリが備える主な機能は、以下の通りです。
- 送迎スケジュール・利用者情報の確認
- GPSによるリアルタイム運行記録と施設側への自動共有
- GPS位置情報を活用した乗降の自動記録
- プッシュ通知・音声通知による当日変更のリアルタイム連携
- GPS連動によるお迎え到着の自動メール通知
- QRコードを1度スキャンするだけのかんたん初回ログイン
GPSが車両位置を自動取得して施設側の管理画面にリアルタイムで共有するため、「いまどこにいるか」を電話で確認する手間がなくなります。利用者宅への接近・離脱もGPS位置情報から自動判定されることから、ドライバーが画面を操作する必要はなく、運転に集中できます。
QRコードによるログインは、施設側の管理画面でQRコードを発行し、ドライバーがスマホで1度スキャンするだけで完了です。ID・パスワードの入力が不要なため、スマホ操作に不慣れなドライバーでも迷わず使い始められます。
ナビれるの提供概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | ナビれる |
| カテゴリ | AI送迎最適化システム |
| 提供元 | アビココ株式会社 |
| 正式リリース日 | 2026年5月29日(金) |
| 対応OS | iOS(App Store)/Android(Google Play) |
| 対応施設 | デイサービス・デイケア・放課後等デイサービス・障害者デイサービスなど |
| 初期費用 | 0円 |
| モニター期間 | 1年間無料(施設側サービス) |
| 月額費用 | 月額2,500円/台 |
| 所在地 | 愛知県名古屋市中区丸の内3-19-1ライオンビル4階 |
| 代表取締役 | 宮澤 秀雄氏 |
| 設立 | 2024年3月 |
trends編集部の一言
毎朝1〜2時間を送迎ルートの手組みに費やしている施設が今も多いという実態は、業務効率化の余地が大きい領域です。「担当者が毎日同じ作業に時間を取られる」という構造は、業界横断で語られてきた共通課題でした。
介護・福祉業界全体としては、送迎DX需要の高まりとともに無料モニター形式による導入ハードル低減の流れが強まっており、同種サービスへの注目が続いている状況です。初期費用0円・1年間無料というモニター設計は、その流れを象徴する現実的な選択といえます。慢性的な人手不足が続く同業界において、ドライバー側の操作負荷を最小化したQRコードログインや音声通知対応は、現場の実態を踏まえた設計として業界内でも評価される取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「AI送迎最適化システム「ナビれる」がドライバー向けアプリを正式リリース― GPS自動記録・当日変更のプッシュ通知でドライバーと施設をリアルタイム連携 | アビココ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000158565.html, (参照 26-06-05).
