ReTower Tech Pte. Ltd.は、AI食事記録アプリ「KnowKnow(ノウノウ)」の日本での提供を開始しました。
KnowKnowがアプローチする食事記録の二つの壁
健康管理の基本である食事記録は、最も続きにくい習慣のひとつです。メニューの手入力は手間がかかり、写真からの画像認識だけでは「実際にどれだけ食べたか」までは正確に把握できません。記録が不正確であれば、そこから導かれるアドバイスも信頼性を欠いたものになります。
KnowKnow(ノウノウ)は、AIの解析にユーザー自身の入力を組み合わせることで、記録の正確性を高める設計となっています。「手軽さ」と「正確さ」を同時に追求し、続けやすい仕組みを実現しました。
KnowKnow(ノウノウ)の3つの主な特徴
KnowKnow(ノウノウ)の主な特徴は次の3点です。
- AIによる食事認識と栄養解析
- ライフスタイルに合わせた曜日ごとの目標設定
- 一人ひとりに合わせた個人化された健康アドバイス
スマートフォンで料理の写真を1枚撮ると、同アプリが数秒で食材を判別し、カロリーやタンパク質、脂質、炭水化物などの栄養素を自動で計算します。「トレーニング日」「休息日」など生活パターンに合わせた目標を曜日ごとに設定でき、その日に必要な栄養目標が自動で切り替わる仕組みです。AIは日々の食事傾向を分析して各食事の影響や潜在的なリスクを通知し、より適した代替食材や調理方法も提案します。
今後は、栄養士・医師などの専門家とつながれる機能の提供も目指しています。認識可能なメニューの拡充や栄養アドバイス機能の高度化も予定です。
KnowKnow(ノウノウ)の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | ReTower Tech Pte. Ltd. |
| 本社 | シンガポール |
| 共同創業者 | Angus Kong氏 |
| アプリ名 | KnowKnow(ノウノウ) |
| 対応OS | iOS / Android |
| ダウンロード | App Store / Google Play |
trends編集部の一言
「写真1枚で数秒以内に栄養解析が完了する」という体験は、継続ハードルの高さが課題だった食事記録アプリにとって、シンプルながらインパクトのある設計です。健康管理アプリ市場全体としては、記録の手間を削減しながら精度を担保するという二律背反をいかに解消するかが競争軸のひとつとなっており、AIによる認識と人による補正を組み合わせるアプローチはその有力な方向性として注目されています。
AIの画像認識だけに頼らず、ユーザー自身の入力と組み合わせる設計は、精度への不安を抑える上で現実的な判断です。生成AIの出力精度が常に議論になる中、「AIが担う範囲」と「人が補う範囲」を明確に分けた構造は、同種サービスにおいても今後の潮流となるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「AI×ユーザー入力で「正確な食事記録」を実現。AI食事管理アプリ「KnowKnow(ノウノウ)」を提供開始 | ReTower Tech Pte. Ltd.のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000183268.html, (参照 26-05-23).
