株式会社COMPASSは2026年4月21日、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」の学習データを、香川県独自の教育ダッシュボードへ連携する取り組みを、2026年度より本格始動すると発表しました。
キュビナの学習データ連携が香川県内で拡大へ
香川県では2025年度より県立中学校で同教材を導入しており、「個別最適な学びの実現」と「教育データ利活用」の両立を目指してきました。県が独自に開発する教育ダッシュボードへの学習データ連携は、2025年9月時点で公表されていましたが、2026年度から対象範囲の拡大フェーズに入った形です。
2026年度4月より、県内市町立のより多くの小中学校で導入が拡大され、ダッシュボードへの学習データ連携も、2026年度中に希望する市町立小中学校へ広げることが予定されています。教育ダッシュボードは現在、一部学校にて実証中であり、段階的に運用校を増やしていく方針が示されました。
教育ダッシュボードが目指す活用の方向性
香川県が独自に構築する教育ダッシュボードは、子どもたちや先生方が学習状況を簡便に把握し、以降の学習・指導を改善するサイクルの充実につなげることを狙いとしています。将来的には端末活用状況や成績情報など、複数のデータを組み合わせた分析の実現も検討されており、主な特徴は次の3点です。
- 学習状況の簡便な把握
- 学習・指導改善サイクルの充実
- 複数データの横断分析を将来検討
COMPASSは、法令やシステム的なセキュリティ・安全性を確保しながら、学習データの連携に取り組む方針を示しています。自治体・学校・専門家との連携体制のもとで推進され、県レベルでの教育データ利活用のモデルケースとして位置づけられています。
キュビナの概要と導入実績
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | 学習eポータル+AI型教材「キュビナ」 |
| 提供企業 | 株式会社COMPASS |
| 導入規模 | 全国170以上の自治体、約2,300校 |
| 利用者数 | 100万人以上 |
| 対応教科 | 小中9教科 |
| 搭載問題数 | 10万問以上 |
| 受賞歴 | 日本e-learning大賞 経済産業大臣賞、グッドデザイン賞 |
trends編集部の一言
教育データの利活用は概念としてよく語られますが、県単位で独自のダッシュボードを構築し、複数自治体のデータを横断的に扱う事例はまだ多くありません。社内の施策効果を可視化する基盤を試行錯誤してきた経験があるため、教育現場でも「データを見てアクションにつなげるサイクル」がどう設計されているのかは関心の高い部分です。
既に全国170以上の自治体で導入されている教材のデータが県独自基盤と連携する構図は、自治体のDX推進担当者やEdTech導入を検討中の教育委員会にとって参考になりそうだと感じました。段階的にデータ連携範囲を広げていく進め方は、業務改善プロジェクトで小さく始めて効果を検証してからスケールさせるアプローチに通じるものがあり、現場の混乱を抑えつつ成果を出す工夫として注目しています。
References
- ^ PR TIMES. 「学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、香川県の教育ダッシュボードとの連携による県内導入自治体での学習データ利活用を今年度より本格始動 ~香川県における学習者中心のデータ利活用をさらに推進 ~ | 株式会社COMPASSのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000243.000024557.html, (参照 26-04-21).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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