INCLUSIVE Holdings株式会社が最高AI責任者(CAIO)を新設、グループ横断でAI・データ戦略を推進
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INCLUSIVE Holdings株式会社は2026年6月29日、グループ横断でAI・データ戦略を推進する新設役職「CAIO(Chief AI Officer/最高AI責任者)」を設置しました。
INCLUSIVE Holdings株式会社の地域創生シフトとAI戦略
INCLUSIVE Holdings株式会社は2025年10月に持株会社体制へ移行し、メディア事業から地域創生へと事業の主軸をシフトしながら、「ブランドコンサルティング」「食関連」「宇宙関連」「投資」など複数領域での事業展開を推進しています。食関連事業を担う株式会社下鴨茶寮ではAIデータ分析を活用したEC事業の強化を進めており、宇宙関連事業では衛星データを利活用した農業行政現地調査支援サービス「圃場DX」を展開するなど、各事業領域でAI・データ活用の取り組みが進んでいる状況です。
インターネットサービス領域での新規事業開発やデータガバナンス、経営管理領域に豊富な知識と経験を持ち、子会社の経営体制強化をリードしてきた鹿倉良太氏が取締役に就任したことを機に、新たにCAIOを設置しました。経営陣が主導する形で、グループ横断のAI・データ戦略を一貫して推進する体制づくりを目指す方針です。
INCLUSIVE Holdings株式会社のCAIOの主な役割と就任者プロフィール
鹿倉良太氏はCAIOとして、主に以下の役割を担います。
- グループ横断でのAI戦略およびロードマップの策定・推進
- 各事業領域でのAI・データ活用施策の連携および最適化
- AIガバナンスや倫理指針、セキュリティ管理体制の構築
- AI活用推進に必要な知見の集約と次世代の経営・デジタル人材の育成
鹿倉良太氏は、サイバーエージェントやメルカリなどのIT企業で経営企画や内部監査等の要職を歴任し、新規事業開発やデータガバナンス領域で豊富な経験を有しています。2024年5月に同社へ入社後、子会社の下鴨茶寮の取締役として、EC事業や管理体制の強化を牽引してきました。2026年6月より取締役CAIOに就任し、その知見を活かしてグループ横断でのAI戦略およびAX(AIトランスフォーメーション)を推進する立場です。
鹿倉良太氏は、下鴨茶寮での取り組みを通じて、テクノロジーによって事業がかつてないスピードと質で進化していくことを実感してきました。CAIOとしてこの実感をグループ全体の力へ変えていくとコメントしています。代表取締役社長の木村美樹氏は、鹿倉良太氏の知見とリーダーシップが同社のAI戦略を加速させ、新たな事業価値を創出するものと確信していると述べています。
INCLUSIVE Holdings株式会社概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | INCLUSIVE Holdings株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役社長 木村美樹氏 |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー |
| 資本金 | 1,421万円(2025年3月現在) |
| 事業内容 | ブランドコンサルティング、食関連、宇宙関連、投資等のグループ事業運営 |
| 新設役職 | CAIO(最高AI責任者) |
| 就任者 | 取締役CAIO 鹿倉良太氏 |
trends編集部の一言
持株会社グループが取締役をCAIOとして登用し、グループ横断のAI戦略を経営の中核に据えた点は、業種を問わず参考になる動きです。業界全体としては、部門ごとにAI活用の進み方が分散しやすく、経営陣主導でAI・データ戦略を一本化する動きが徐々に広がりつつあります。
AI活用が各部門で個別に進む一方、ガバナンスや人材育成が後回しになりやすいのは、マーケティング業界でも共通する課題です。子会社での実践知を持つ人材をグループ全体の戦略責任者に据えるアプローチは、AI推進体制を検討する企業における一つのモデルケースと言えそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「INCLUSIVE Holdings、最高AI責任者(CAIO)を新設 | INCLUSIVE Holdings株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000017155.html, (参照 26-07-01).













