Cohesityが「Cohesity Maestro」を発表、MCP経由で主要AIからデータ保護機能に直接アクセス可能に
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Cohesityは、エンタープライズAIワークフローにデータ保護やリカバリー、セキュリティインテリジェンスを統合する「Cohesity Maestro」を発表しました。
Cohesity Maestroによるサイバーレジリエンス向けヘッドレスアーキテクチャの概要
Cohesity Maestroは、オープン標準であるModel Context Protocol(MCP)を基盤としています。AnthropicのClaude、OpenAIのChatGPT、GoogleのGeminiといった主要AIプラットフォームと、カスタム統合や独自コネクターなしにネイティブに連携できる構成です。
MCPを通じたネイティブ連携により、企業はすでに利用しているAI環境の中から、Cohesityのデータ保護機能に直接アクセスできます。新たな管理コンソールも、ワークフロー変更も不要です。独自のAIワークフローを構築し、モデルやツール、ダッシュボードを組み合わせている企業に対し、Cohesity Maestroはその環境に自然に組み込まれました。
CohesityのCEO(最高経営責任者)であるSanjay Poonen(サンジェイ・プーネン)氏は、次のように述べました。
「お客様はすでに選択を終えています。Claude、Gemini、GPTはすでに企業の業務基盤として稼働しており、その能力は日々向上しています。Cohesity Maestroは、これらのプラットフォームに当社のデータ保護機能への直接アクセスを提供します。これこそがヘッドレス型データ保護であり、当社は業界で初めてこれを実現します」
Cohesity Maestroで利用可能になる主な機能
Cohesity Maestroを通じて、利用可能になる機能は次の4領域です。
- サイバーレジリエンス・オーケストレーション: データ保護、リストア、脅威ハンティング、ステータス確認、レポート作成、リカバリーグループ管理など
- テレメトリーおよび脅威シグナル: リアルタイムのセキュリティテレメトリーをAIワークフローへ取り込み可能
- Cohesity Gaia: NVIDIAのエンタープライズAIと高度なメタデータカタログを活用した意味理解型検索(Gaia契約ユーザー向け)
- Cohesity AIエージェント: Cohesity CopilotおよびCohesity RecoveryAgentを提供、今後さらにエージェントを追加予定
ITおよびセキュリティ運用チームは、過去24時間に環境内で何が変化したかをAIに問い合わせ、重要なリスクやリカバリーギャップを優先順位付きで把握できます。復旧作業、脅威ハンティング、リカバリーオーケストレーションを、既存のAIツール上から直接実行できるため、別の管理画面へ切り替える必要はありません。
Cohesity Maestroの提供概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | Cohesity(日本法人: コヒシティジャパン合同株式会社、東京都港区) |
| サービス名 | Cohesity Maestro |
| 連携方式 | Model Context Protocol(MCP)準拠 |
| 対応AIプラットフォーム | AnthropicのClaude、OpenAIのChatGPT、GoogleのGemini(カスタム統合不要) |
| 即時利用可能 | Cohesity Copilot、RecoveryAgent、GaiaのMCP対応 |
| 追加機能の提供予定 | 2026年後半(MCPインターフェースおよび追加エージェント機能) |
| 対象顧客 | Global 500 の 70%を含む、140 以上の国の顧客 |
| パートナー企業 | NVIDIA、Amazon、Google、IBM、Cisco、HPE |
| 公式サイト | www.cohesity.com |
trends編集部の一言
「お客様はすでに選択を終えている」というSanjay Poonen(サンジェイ・プーネン)氏の言葉は、現在のAI導入フェーズを端的に示しています。業界全体としては、AIツールが既存の業務システムやセキュリティ基盤へ浸透する流れが強まっており、「どのAIを選ぶか」から「選んだAI環境からベンダーツールを透過的に操作できるか」へと問いの軸が移行しつつあります。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、分析ツールやCRMが使い慣れたAIチャットから直接操作できる状況に近い変化です。Cohesityがセキュリティ・データ保護領域でこのアーキテクチャを先行実現したことは、同様の動きが他の業務ソフトウェア領域にも波及するかどうかを占う指標として注目に値するでしょう。
References
- ^ PR TIMES. 「Cohesity、エンタープライズAIワークフローにデータ保護・リカバリー・セキュリティインテリジェンスを統合する「Cohesity Maestro」を発表 | Cohesity Japan株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000072250.html, (参照 26-06-21).










