株式会社Brushupは、コンテンツ制作現場向けコミュニケーションプラットフォーム「Brushup(ブラッシュアップ)」に、商品カタログとExcel原稿の自動照合機能を追加しました。
Brushupの商品カタログ照合自動化機能で制作現場の負担を軽減
チラシやカタログ、商品パッケージといった生活に身近なコンテンツは、世に出るまでに膨大な校正・校閲作業が伴います。特に掲載点数の多い商品カタログでは、PDFのデザインデータとExcelの原稿データを目視で突き合わせる定型業務が、制作現場の体力的・精神的な重荷となってきました。
今回のアップデートは、こうした課題に対応するものです。レイアウトが複雑で情報量が膨大な商品カタログを対象に、AIがPDF上のテキストから商品名や金額、JANコードなどの要素を自動的に判別し、商品単位に情報をカテゴライズします。その後、Excelの原稿データとカテゴライズした商品情報を機械的に突き合わせ、一致・不一致を判別する仕組みです。
設計上の特徴は、AIと機械処理を役割分担したハイブリッドな構造にあります。AIによるチェックは完璧ではないという課題に対し、情報のカテゴライズはAIを活用し、突き合わせは機械的に実行することによって、精度と確実性を両立させています。特に多品目のデータを扱う小売業やメーカーの商品カタログの確認プロセスを大きく効率化する設計です。
BrushupがAI搭載自動照合機能を実現した経緯
株式会社Brushup代表取締役水谷好孝氏は、今回のリリースに際してコメントを発表しました。「校正・校閲は、抜け漏れがあってはいけないという実態と、AIは間違えることもあるという現状があり、これまで試作機能を開発してはペンディングになる状況を繰り返してきた」と開発の難しさを振り返っています。
この課題を乗り越えたのが、「AIをチェックではなく、情報のカテゴライズで活用する」という発想の転換でした。水谷好孝氏は「商品カタログの照合で体力的・精神的負担となっている現場の人たちを救う一助になれば」と述べており、同社として、AIを搭載した高精度な自動照合機能を初めてリリースする節目となりました。
Brushup自動照合機能(商品カタログ対応)概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社Brushup(本社:大阪府大阪市) |
| 代表取締役 | 水谷好孝 |
| 対象サービス | Brushup(ブラッシュアップ) |
| サービスカテゴリ | コミュニケーションプラットフォーム |
| 新機能 | 商品カタログとExcel原稿の自動照合 |
| 提供形態 | β版トライアル(申し込みフォームから受付) |
| 照合対象 | 商品名や金額、JANコードなどの商品情報 |
| 対象業種 | 多品目データを扱う小売業・メーカーなど |
| 導入実績 | 約1,000社の制作DXを支援 |
| URL | https://www.brushup.net |
trends編集部の一言
商品カタログの照合作業は、掲載点数が数百点を超えるケースでは一度のチェックに丸一日以上かかることも珍しくありません。マーケティングの現場でも販促物の入稿前確認やデータ突き合わせに時間を取られる場面は多く、この種の定型業務がどれだけ人の集中力を消耗させるかは、業界を問わず共通の課題でした。
注目したのは、AIをチェックそのものではなく「カテゴライズ」に使うという設計の割り切り方です。制作DX領域では、生成AIを全面的な自動判定に使うのではなく、一部工程に限定して活用する流れも見られます。AIの誤検知リスクを認めたうえで役割を限定し、確実性が求められる突き合わせ処理は機械的に実行するという構造は、業界全体としてAI導入を段階的に進めるアプローチの現実的な一形態として注目されます。
References
- ^ PR TIMES. 「Brushup、商品カタログとExcel原稿の自動照合をリリース。「AIによるデータ解析」と「機械的なチェック」により、高精度な照合を実現 | 株式会社Brushupのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000028456.html, (参照 26-06-19).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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