株式会社ハイヤールーは、コーディング試験サービス「HireRoo」において、候補者がAIエージェントを活用して、課題を解く過程を可視化・評価できる新しい問題形式「AI協働課題」をリリースしました。
AI協働課題が実現するAIエージェントの思考過程の評価
生成AIの急速な普及により、実際の開発現場ではAIを活用した開発が当たり前になっています。こうした状況を背景に、企業のCTOや採用担当者からは「従来のコーディング試験だけでは、候補者の実力が見極めきれなくなってきた」「採用基準を変える必要があるが、具体的にどう変えればいいか分からない」という声が多く寄せられていました。
従来の試験では「最終的に正しいコードが書けたか」や「AIにどんな指示を出したか」を確認することは可能でした。一方で、候補者の指示を受けてAIエージェントが自律的にどう動き、どう軌道修正したかという思考過程までは評価できなかったのです。株式会社ハイヤールーはこの課題に対し、Agentic coding環境を提供して、そのプロセスそのものを評価の対象とする「AI協働課題」を開発しています。
HireRoo「AI協働課題」の3つの特徴
「AI協働課題」が持つ主な特徴は次の3点です。
- Agentic codingベースの試験と実行過程の可視化
- AIの動作を時系列で再生できる「エージェントプレイバック」
- ブラウザだけで使える実務レベルのAI開発環境
1点目のAgentic coding環境では、AIエージェントが「実際にどのファイルを開き、どんなコマンドを実行して、どう試行錯誤したか」という思考過程を可視化できます。収集されたデータは「SEI(Software Engineering Index)」として算出される仕組みです。評価軸はCS基礎・実装力・システム設計・課題解決・コミュニケーション力・AI協働力という6つで、候補者を定量・定性の両面から評価できます。
2点目の「エージェントプレイバック」は、AIエージェントが裏側でどう自律的に動いたかを、録画映像のように時系列で再生できる機能です。面接官は「ネガティブな挙動になったAIをどのように軌道修正するか」といった、従来の試験では見えなかったプロセスを追体験できます。
3点目として、候補者は手元の環境に複雑なセットアップをする必要はありません。ブラウザを開くだけで、Claude CodeやCodexなどの最新のAIエージェントが組み込まれた実務さながらの開発環境が、30秒で利用可能な状態で提供されます。
コーディング試験サービス「HireRoo」および株式会社ハイヤールーの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社ハイヤールー |
| 所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル2F-C |
| 代表者 | 代表取締役 葛岡宏祐氏 |
| 設立 | 2020年12月10日 |
| サービス名 | HireRoo |
| カテゴリ | コーディング試験サービス |
| 導入社数 | 200社以上(エムスリー株式会社、freee株式会社など) |
| 累計選考数 | 50,000件以上 |
| 主な受賞 | 「HONGO AI 2023」最優秀賞 「ICCサミット FUKUOKA 2023|SaaS RISING STAR CATAPULT」優勝 「ASPICクラウドアワード2023」奨励賞 「第8回 HRテクノロジー大賞」 「ICCサミット FUKUOKA 2025|ガーディアン・カタパルト」優勝 |
| 事業URL | https://hireroo.io |
trends編集部の一言
「最終的なコードの正確さ」だけではなく「AIエージェントとの対話の質やプロセス」を評価の軸に加えるという発想は、採用領域を超えたインパクトがあります。マーケティングの現場でも、AIを使って施策の仮説を検討したり、レポートのドラフトを作成したりする場面が増えてきました。「ツールを知っている社員」と「業務フローに組み込んで使いこなしている社員」の差が、成果に直結する局面が広がっています。
採用市場全体としては、AI活用能力を評価対象に組み込む動きが強まっています。「AIとのやり取りのプロセスそのものを記録・再生する」仕組みは採用選考の枠を超え、社内教育や人材育成の領域でも親和性が高いアプローチではないでしょうか。6つの軸からなるSEI(Software Engineering Index)という評価指標が、業界横断でどう普及していくか引き続き注目したいところです。
References
- ^ PR TIMES. 「「AI協働力」を評価できる新試験「AI協働課題」をリリース | 株式会社ハイヤールーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000155.000075726.html, (参照 26-06-11).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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