スパイスファクトリー株式会社は、企業のAI活用レベルをオンラインで可視化する「AI駆動組織診断」の提供を開始しました。
AI駆動組織診断リリースの背景にある企業の定着課題
生成AIの普及により、多くの企業がAIツールの導入に着手しています。その一方で、「ツールは、入れたが現場に定着しない」「PoCは、走らせたが本導入の判断ができない」「経営指針と現場の課題が接続できない」といった声も少なくありません。こうした課題は、業種・規模を問わず後を絶たない状況です。
こうした課題の多くは、「AIで何を変えるか」という構想フェーズが曖昧なまま進むことに起因しています。AI活用の成否を分けるのはツールの選定ではなく、事業への寄与や業務の再設計を含めた構想設計から定着まで、一貫して設計できるかどうかです。スパイスファクトリー株式会社は、企業が自社の現在地を正確に把握し、適切な打ち手を選択できるよう、「AI駆動組織診断」の開発・提供に至りました。
AI駆動組織診断から定着までを3ステップで支援
「AI駆動組織診断」は、登録不要で利用できます。約3分・15問の診断を完了すると、自社のAI活用レベルが独自の「AI活用成熟度モデル」に基づいて可視化されました。
診断では、以下の5段階のどこに位置するかを特定します。
- Lv.1 個人活用:属人的・スポット的な活用にとどまる段階
- Lv.2 チーム活用:チーム内でナレッジ共有が始まっている段階
- Lv.3 組織活用:ルール・ガイドラインが仕組み化されている段階
- Lv.4 AI駆動業務:AI前提の業務設計がなされている段階
- Lv.5 AI自律化:AIが自律的に業務を担う段階
診断結果をもとに、オンラインでの個別相談会(10社限定、約1時間)も実施されます。構想段階からの相談にも対応しており、貴社の状況や課題をヒアリングしながら、具体的な提案を行うことが可能です。
STEP 3として、診断結果や初回ヒアリングをもとに4つのフェーズに分けた「AI駆動支援コンサルティング」を提供しています。各フェーズの終わりに経営と現場の双方との合意を確認しながら進めるため、方向性のずれや手戻りを早期に防ぐ設計です。
AI駆動組織診断に基づくAI駆動支援コンサルティングの4フェーズ構成
「AI駆動支援コンサルティング」は、初回ヒアリング(約1時間、オンライン対応可)から始まります。主な流れは以下の通りです。
- Phase 1 現状診断(As-Is):業務フローの可視化とボトルネックの特定
- Phase 2 未来設計(To-Be):制約を踏まえた実現可能なAI活用シナリオの設計
- Phase 3 投資評価(Investment):5軸評価による案件の優先順位付けと判断材料の提供
- Phase 4 伴走・定着(Enablement):PoC設計から組織定着プランの策定まで
Phase 3の5軸評価では、業務インパクトや技術実現性、投資効率や現場受容性、実行スピードの観点で各案件を評価します。経営会議でそのまま使える判断材料が得られる点が特徴です。
Phase 4では、PoCの設計から組織定着まで責任を持って伴走し、企業が自律的にAI活用を推進できる状態を目指しています。
AI駆動組織診断の概要とスパイスファクトリー株式会社の会社情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | AI駆動組織診断 |
| カテゴリ | オンライン診断ツール |
| 診断時間・設問数 | 約3分・15問 |
| 診断軸 | 3軸(人材 × 組織 × 基盤) |
| 成熟度モデル | AI活用成熟度モデル(5段階) |
| 相談会 | 10社限定・約1時間・オンライン対応可 |
| コンサルティングフェーズ | 4つのフェーズ |
| 会社名 | スパイスファクトリー株式会社 |
| 代表 | 高木 広之介氏 |
| 設立 | 2016年3月 |
| 資本金 | 307,008,000円(資本準備金を含む) |
| 東京本社 | 東京都港区台場二丁目3番1号 トレードピアお台場 20階南 |
| 関西拠点 | 大阪府大阪市中央区本町一丁目6番17号 THE VILLAGE OSAKA 10階 |
| 福岡拠点 | 福岡県福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next |
trends編集部の一言
「ツールは、入れたが現場に定着しない」という声が業種・規模を問わず後を絶たないという指摘は、業界全体として共感度が高いテーマです。マーケティングの現場でも、試験導入したツールが一部のメンバーにしか使われないまま形骸化するケースは珍しくなく、定着の難しさは生成AI以前から続く課題でした。
約3分の診断で「現在地」を可視化してから打ち手を選ぶというアプローチは、ツール選定より構想設計が先という考え方と一致しています。マーケティング業界の文脈に置き換えると、施策の優先順位を決める前に組織の現状を定量的に把握するプロセスと重なり、AI導入推進における現状把握を起点とするアプローチは業界全体として定着しつつある傾向と合致しています。
References
- ^ PR TIMES. 「スパイスファクトリー、企業のAI自走活用の現在地を可視化する「AI駆動組織診断」の提供を開始 | スパイスファクトリー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000188.000022779.html, (参照 26-06-09).
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