コーレ株式会社は、事業会社のマーケティング部門向けに伴走プログラム「デジタル広告運用専門AIネイティブ化コンサルティング」の提供を開始しました。
コーレ株式会社が指摘するAI活用が「入口」で止まっている現状
生成AIの普及により、マーケティング業務でのAI活用は急速に広がりました。しかし、多くの現場では、3C分析のような抽象的な整理をAIに補助させたり、コピーライティングの案を出してもらったりする段階にとどまっているのが実情です。
広告運用の現場では、レポーティングや資料作成、データの集計・可視化、数値の算出までAIに任せることが当然になりつつあります。一方で、「実際に成果を動かすクリエイティブの量産」や「数字を読み解いて次の打ち手を決める判断」まで踏み込めている部門は、まだ多くありません。課題は、AIを使っているかどうかではなく、どの深さまで使いこなせているかにあります。
「デジタル広告運用専門AIネイティブ化コンサルティング」で実現できる6つの領域
本プログラムが目指すのは、これまでとはレベルの違うAIの使いこなしです。主な実現領域として、次の6点が掲げられました。
- Google / Meta / X / TikTok 等をMCP / CLI経由でAIネイティブ運用
- 商用水準のバナーや動画、プロダクト動画の量産
- 数百パターンのハイパーパーソナライズによるクリエイティブ配信
- マーケター自身によるデザイン性の高いランディングページ制作
- プロモーション動画の社内制作と運用組み込み
- Higgsfield の「Virality Predictor」による脳の反応データに基づいたクリエイティブ磨き込み
クリエイティブ制作には、Higgsfield(画像・動画)、Runway(動画編集)、HeyGen(アバター動画)などを用途に応じて使い分ける構成です。媒体やフォーマット、訴求軸の膨大な組み合わせをAIに量産させることで、これまで人力では現実的に不可能だった規模のパーソナライズを、わずか1〜2名で回せる体制の構築を目指します。
AIエージェントの活用には、ClaudeやCodexなどを通じてMCP / CLI経由の運用プロセスを設計します。媒体の管理画面を「直接触らない」AIネイティブな運用体制への移行を目指す設計です。
同プログラムにおける判断力の育成と進め方
AIの出力を鵜呑みにするのではなく、その良し悪しを見極める「目利き」も本プログラムの柱のひとつです。CPAやCVR、ROASといった成果指標の読み方、CPA高騰やCVR低下の原因の切り分けなど、デジタル広告運用の正統派の基礎を体系的に伝えます。
AIを駆使してアウトプットを量産する能力と、そのアウトプットや数字を正しく見極める判断力。この両方を備えてはじめて、本格的なAIネイティブマーケターと呼べるとコーレ株式会社は考えています。プログラムは、3ヶ月からの伴走型として提供され、現運用の棚卸しや環境構築から始め、クリエイティブの量産、運用の仕組みづくり、判断力の養成まで段階的にレベルを引き上げます。
対象は、事業会社のマーケティング部門です。外注費を含む年間の広告宣伝費予算が1億円を超える企業や部門での効果が見込まれます。独立したマーケティング部門を持たず、他部門でマーケティングを実務として担っているケースにも対応しており、Webマーケティングのノウハウを基礎から習得できる構成です。
デジタル広告運用専門AIネイティブ化コンサルティングの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | コーレ株式会社 |
| 英語表記 | CORe Inc. |
| 代表取締役CEO | 奥脇真人氏 |
| 取締役CTO | 池田直人氏 |
| 設立 | 2017年5月17日 |
| 所在地 | 東京都新宿区新宿四丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー 18階 |
| 対象 | 事業会社のマーケティング部門 |
| 高い効果が見込まれる目安 | 年間広告宣伝費(外注費含む)1億円を超える企業・部門 |
| 提供期間 | 3ヶ月からの伴走型 |
| 主な活用ツール | Claude / Codex(AIエージェント) Higgsfield / Runway / HeyGen(クリエイティブ) MCP / CLI(媒体連携) |
| URL | https://co-r-e.com/ |
trends編集部の一言
わずか1〜2名で数百パターンのハイパーパーソナライズを回せるという数値は、マーケティングの現場感覚から見てもインパクトがあります。マーケティング業界全体としては、クリエイティブのバリエーション制作に多大な工数が取られることは長年の共通課題であり、これまで大規模なチームを要していた取り組みが少人数で成立する構造への転換は、業界全体としても見逃せない動向です。
「AIを使っているかどうかではなく、どの深さまで使いこなせているか」という問いの立て方は、マーケティング業界の文脈に置き換えても、そのまま当てはまります。ツールの導入段階で止まりがちという状況は業界横断で広く観察されており、「入口で止まっている」という指摘は業界全体の課題を的確に言語化した表現でした。
AIの出力の良し悪しを見極める判断力を同時に育てる設計になっている点も注目されます。AIへの丸投げを防ぐ仕組みを伴走の中に組み込んでいる点は、AI活用の定着支援における業界標準のモデルとして、業界全体の動向としても示唆を含む取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「事業会社のマーケティング部門向けに「デジタル広告運用におけるAIネイティブなマーケティング組織」に進化する伴走プログラムを提供開始 | コーレ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000037237.html, (参照 26-06-05).
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