株式会社プリンシプルは、「データフィード(Google Merchant Center)設計支援」の提供を開始しました。
エージェンティックコマース時代に「データフィード(Google Merchant Center)設計支援」でGMCフィード設計を見直す理由
検索・購買体験は、検索結果ページへの最適化を中心とした発想から、AIとの会話の中で自社商品を理解や比較、推薦してもらう発想へと移行し始めました。AIモードやAIエージェントの普及により、ユーザーは「条件に合う商品を比較してほしい」「用途に合う商品を提案してほしい」といった形で、AIに相談しながら購買を進めるようになりつつあります。
この変化はBtoC領域に限りません。BtoB領域においても、AIエージェントが情報収集や比較検討、購買支援に介在する流れが強まっている状況です。
Gartnerは、2028年までにBtoB購買の90%がAIエージェントを介して行われると予測しました。同予測では、15兆ドル超のBtoB支出がAIエージェントを通じて、処理されるとされています。
こうした環境では、AIが商品を正しく理解し、ユーザーの文脈に合わせてどのように紹介するかが、購買行動に影響します。これまでGMCフィードは主にショッピング広告・無料リスティング向けの広告配信用データとして扱われてきました。エージェンティックコマース時代においては、商品フィードはAIが商品を理解し候補商品を提示するための「商品情報基盤」としての役割を持ち始めています。
商品名や価格、画像、在庫といった基本情報の整備が出発点です。さらにQ&A、関連商品、バリエーション、人気度、用途や選び方といった情報を加えていきます。こうした情報によって、AIに自社商品を正しく理解してもらい、会話の中で推薦されやすい状態をつくれます。
まずは主力カテゴリや高粗利商品から段階的に整備することによって、既存のショッピング広告・無料リスティングの改善と並行しながら対応を進めることが可能です。
「データフィード(Google Merchant Center)設計支援」の主な支援内容と会話属性の設計
「データフィード(Google Merchant Center)設計支援」は、既存フィードの診断から商品データの設計・会話属性の追加方針・補助データソースの活用までを一気通貫で支援します。AI回答における自社商品の参照・掲載傾向の把握も含め、広告運用、無料リスティング、SEO、LLMO、商品データ基盤を横断した対応を想定したものです。
Googleマーチャントセンターには、AIが商品を会話の中で扱いやすくするための「会話属性」が追加されています。主な会話属性は以下の通りです。
- 質問と回答
- ドキュメントリンク
- 関連商品
- 商品グループのタイトル
- バリエーションオプション
- 人気度の順位
これらを整備することによって、AIがユーザーの質問に対して商品情報を参照しやすくなります。比較や推薦、クロスセル、アップセルの文脈で商品が扱われやすくなる点も特徴です。会話属性は現時点では任意属性のため、主力カテゴリや高粗利商品、AI経由での発見を強化したい商品群から段階的に整備することが現実的です。
株式会社プリンシプルが提供する主な支援内容を、以下にまとめます。
- 既存フィード・商品マスタの診断
- 必須属性・推奨属性の充足確認
- Googleマーチャントセンター連携・フィード設計
- Q&A・関連商品・バリエーション情報の整備
- 商品名・説明文・カテゴリ情報の見直し
- 会話属性の設計・実装方針の整理
- 補助データソースの設計・運用支援
- AI回答における自社商品の露出状況の可視化
- 商品戦略・訴求改善に向けたレビュー
単なるフィード設定にとどまらず、広告運用からLLMO・商品データ基盤までを横断した支援が特徴です。なお、dfplus.ioなど外部ツール利用料は別途発生します。
データフィード(Google Merchant Center)設計支援の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社プリンシプル |
| サービス名 | データフィード(Google Merchant Center)設計支援 |
| 対象領域 | Googleマーチャントセンター連携、フィード設計、会話属性設計、補助データソース設計、AI回答露出可視化など |
| 通常価格 | 個別見積り |
| リリースキャンペーン | お見積り総額から10%OFF(HPへの事例インタビュー協力が適用条件) |
| 設立 | 2011年10月20日 |
| 所在地 | 東京都千代田区神田駿河台4-2-5 トライエッジ御茶ノ水10階 |
| 代表者 | 楠山 健一郎氏 |
| URL | https://www.principle-c.com/ |
trends編集部の一言
Gartnerが2028年までにBtoB購買の90%がAIエージェントを介して行われると予測している点は、数値のスケール感として印象に残ります。マーケティング業界の文脈に置き換えると、AI Overviewsや生成AI検索への対応が広がるなか「どう見つけてもらうか」から「どうAIに理解してもらうか」への関心の移行は、業界全体としても実感を持って語られるようになってきました。
特に注目されるのは、商品フィードを「広告配信用データ」から「商品情報基盤」として再定義している点です。マーケティング業界の文脈に置き換えると、コンテンツSEOがLLMOへと拡張されてきた動きと構造が似ており、「機械に読まれる情報設計」の重要性がEコマース領域でも本格化しているといえます。EC支援市場全体としても、AIに推薦される商品情報設計への早期対応に注目する動きが広がっており、今後さらに対応を検討する企業が増える可能性があります。
References
- ^ PR TIMES. 「株式会社プリンシプル、エージェンティックコマース時代に向けた「データフィード(Google Merchant Center)設計支援」を提供開始 | 株式会社プリンシプルのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000057738.html, (参照 26-06-26).
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