LINEヤフー株式会社は、AIエージェント「Agent i」に「画像生成機能」と「パーソナライズ機能」を新たに追加しました。
「Agent i」の「画像生成機能」と「パーソナライズ機能」の詳細
「画像生成機能」では、「Agent i」トップ画面の「画像生成」からテキストで内容を入力することで画像を生成できます。ユーザーがアップロードした画像の加工・修正にも対応しています。
利用回数は、1日あたりの上限が設けられている仕様です。現時点では生成した画像はチャット履歴に表示されませんが、今後対応するアップデートを予定しています。
「画像生成機能」が利用できるのは、「Yahoo! JAPAN」アプリ(iOS版)、「LINE」アプリ(iOS版)、ブラウザー版「Yahoo! JAPAN」(iOS版・PC版)です。各Android版は、順次対応予定となっています。ヤフーサービスから利用する場合はYahoo! JAPAN IDでのログインが必要です。
「パーソナライズ機能」は、トーン設定とメモリ機能の2つで構成される機能です。トーン設定では、AIの回答のトーンを「フレンドリー」「ツンデレ」「執事」など10種類から好みに応じて選択できます。ユーザーのニックネームを登録すると、会話中にニックネームで呼びかける機能も備えています。
メモリ機能では、「Agent i」が会話の中から役立つ情報を自動的にメモリとして保存する仕組みです。会話を重ねるほどユーザーの好みや状況を理解し、より関連性の高い回答が得られる設計です。
保存されたメモリはパーソナライズ設定画面内の「メモリ」から確認でき、削除やオフ設定にも対応しています。2026年4月より段階的にメモリを生成している点も特徴です。
「パーソナライズ機能」は「Yahoo! JAPAN」アプリ(iOS版、Android版)およびブラウザー版「Yahoo! JAPAN」で利用できます。今後は「LINE」アプリからも利用できるようアップデートを予定しています。利用にはYahoo! JAPAN IDでのログインが必要です。
「Agent i」の領域エージェント拡大とサービスの位置づけ
今回の更新で領域エージェントは7領域が新たに追加され、全15領域(β版含む)に拡大しました。主な追加領域は以下の通りです。
- 「学び」
- 「くらし」
- 「エンタメ」
今後は「お買い物」や「おでかけ」などの領域エージェントにもメモリ機能を活用した回答生成を予定しています。ユーザーは自身の関心に合わせたエージェントを利用できます。
「Agent i」は、これまで提供していた「Yahoo! JAPAN」の「AIアシスタント」と「LINE」の「LINE AI」を統合したAIエージェントの新ブランドです。「毎日のそばに、だれでも使えるAIを。」をコンセプトに掲げており、OpenAIのAPIを使用しています。
「Yahoo! JAPAN」アプリはiOS 4.132.0 以上・Android 3.187.0 以上に対応しており、「LINE」アプリからも利用できます。スマートフォンやタブレット、PCの推奨ブラウザーでも利用可能です。13歳未満の方は利用をお控えください。
「Agent i」の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | LINEヤフー株式会社 |
| サービス名 | Agent i |
| カテゴリ | AIエージェント |
| 追加機能 | 画像生成機能・パーソナライズ機能(トーン設定・メモリ機能) |
| 領域エージェント | 7領域追加・全15領域(β版含む)に拡大 |
| 対応トーン | フレンドリー・ツンデレ・執事など10種類 |
| 画像生成対応環境 | 「Yahoo! JAPAN」アプリ(iOS版)、「LINE」アプリ(iOS版)、ブラウザー版「Yahoo! JAPAN」(iOS版・PC版) |
| 推奨バージョン | iOS 4.132.0 以上・Android 3.187.0 以上 |
| 利用規約 | LINEヤフー共通利用規約 |
| 使用技術 | OpenAIのAPI |
trends編集部の一言
「フレンドリー」「ツンデレ」「執事」など10種類のトーン設定を選べる点は、AIの使い心地を大きく左右する設計です。AIエージェント市場全体では、モデル性能の均質化が進むなかで、UI・UXのパーソナライズ競争が強まっている傾向が見られます。マーケティング業界の文脈に置き換えると、コミュニケーションのトーンをどう設計するかは従来から重要なテーマであり、それをユーザー自身が選択できる仕組みは、業界全体のAI活用設計においても注目される動きと言えるのではないでしょうか。
メモリ機能により「同じ説明を繰り返さなくてよい」体験は、AIツールの継続利用を促す設計として注目されます。会話の文脈を蓄積しながら精度を高めていく方向性は、今後のAIエージェント開発における標準的なアプローチとして動向を見ておく価値があるでしょう。
References
- ^ PR TIMES. 「【LINEヤフー】AIエージェント「Agent i」の機能を拡大 | LINEヤフー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001723.000129774.html, (参照 26-06-09).
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