inovie株式会社は2026年7月8日(水)、フィットネス施設向け販促クリエイティブ生成サービス「FitDesign AI」の提供を開始しました。
FitDesign AI開発の背景となるフィットネス施設の販促課題
小規模ジムやパーソナルジム、ヨガ・ピラティススタジオでは、オーナーや店長が接客やトレーニング指導、店舗運営、SNS更新を兼務するケースが多く見られます。こうした環境では、販促物の制作に十分な時間を割きにくいのが実情です。
汎用的なデザインツールは、自由度が高い一方で業態に合うコピー作成やブランドカラーの統一には一定の負荷がかかります。景表法・薬機法に配慮した表現の維持や過去制作物の再利用を日常業務の中で継続的に運用するには、さらに専門的な判断が求められます。
「FitDesign AI」は、こうした現場の課題を踏まえ、inovie株式会社がAI生成機能およびプロダクト開発を担い、株式会社VERSEが店舗集客や販促制作で培ったマーケティング知見を提供するかたちで共同開発されました。単なる画像生成ツールではなく、実際の店舗販促で使いやすいコピー、フォーマット、運用導線を備えたサービスを目指しています。
FitDesign AIの主な3つの機能
「FitDesign AI」の機能は、以下の3点です。
- ブランドキット:ロゴ・ブランドカラー・フォント・トーン・NGワードを登録し、全生成物に自動反映
- AI生成:キャンペーン名、目的、訴求内容、期間を入力すると、デザイン案とコピー案を複数生成
- ライブラリ:生成した画像を自動保存し、検索・再利用・複数店舗間での共有に対応
「ブランドキット」では、店舗サイトのURLを入力することによって、ロゴや配色、トーン&マナーを自動で取り込みます。担当者が代わっても店舗の世界観を保ちやすく、複数店舗でもブランドイメージの統一が可能です。
「AI生成」では、Webバナー、Instagram投稿・ストーリー、A4チラシ(β)、店内ポスター、LINE配信用画像などに対応します。いずれもフィットネス施設で使用頻度の高いフォーマットです。気になる箇所を丸で囲んで一言指示するだけで、その場で修正版を生成できる設計です。
「ライブラリ」では、成果につながった販促物を複数店舗へ横展開することによって、店舗ごとのばらつきを抑え、再現性のあるクリエイティブ制作を支援します。
FitDesign AIのSPORTEC 2026でのデモ展示と期間限定キャンペーン
サービス提供開始と同時期に、2026年7月8日(水)~10日(金)の会期で東京ビッグサイトにて開催されるフィットネス総合展示会「SPORTEC 2026」において、ドリコス株式会社のブース内で「FitDesign AI」のデモ展示が実施される予定です。会場では、店舗ロゴとブランドカラーをもとにWebバナーやInstagram投稿、チラシ画像を生成する一連の流れをその場で確認できます。デモは7月10日まで実施される予定です。
SPORTEC 2026にあわせて、2つの期間限定キャンペーンを実施します。2026年8月10日(月)までにお申し込みの場合、通常50,000円の初期費用が無料です。また、SPORTEC 2026会期中に契約した場合は、店舗数に関わらず、初月の月額利用料が無料になります。
通常の無料トライアルは1店舗・14日間、最大15枚まで画像生成が可能です。2026年8月10日(月)までの申し込みで生成枚数が30枚に増量されます。
FitDesign AIのサービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | FitDesign AI |
| 提供企業 | inovie株式会社(共同開発:株式会社VERSE) |
| 提供開始日 | 2026年7月8日(水) |
| 対象業態 | ジム、パーソナルジム、ヨガ、ピラティス、ボクシング、その他フィットネス施設 |
| 主な機能 | ブランドキット、AI生成、ライブラリ |
| 無料トライアル | 1店舗・14日間、最大15枚(2026年8月10日(月)までの申込で最大30枚) |
| 初期費用キャンペーン | 通常50,000円 → 2026年8月10日(月)までの申込で無料 |
| サービスサイト | https://fitdesign-ai.com |
| 所在地(inovie) | 大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2号 大阪駅前第2ビル12-12 |
| 設立(inovie) | 2026年5月26日 |
| 資本金 | 100万円 |
| 代表者(inovie) | 桒谷一成氏 |
| 所在地(VERSE) | 埼玉県所沢市上安松380-3 |
| 設立(VERSE) | 2025年2月 |
| 代表者(VERSE) | 三好律紀氏 |
trends編集部の一言
小規模ジムやスタジオのオーナーが接客からSNS運用まで一人でこなしている現場は、フィットネス業界に限った話ではありません。マーケティング業界の文脈に置き換えると、ブランドガイドラインを守りながら複数チャネル向けのクリエイティブを量産する工程には、思いのほか時間がかかるという課題は業界横断で共通して語られてきたテーマです。
店舗のブランドキットを一度登録すれば以降の生成に自動反映される設計は、その負荷を下げる現実的なアプローチとして注目されます。業界全体としては、デザインツールの「自由度の高さ」が逆に運用コストになるという構造が、中小規模の事業者で広く見られました。「ブランドキット」「AI生成」「ライブラリ」の3機能に絞ったシンプルな設計は、こうした課題への一つの回答といえるのではないでしょうか。
フランチャイズや多店舗展開の文脈では、ライブラリ共有の設計が再現性のある集客施策として業界全体で注目される論点になりつつあります。
References
- ^ PR TIMES. 「inovie株式会社、フィットネス施設向け販促クリエイティブ生成サービス「FitDesign AI」を提供開始 | inovie株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000184916.html, (参照 26-07-08).
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