株式会社トレスは、チームオーダーユニフォームの3Dシミュレーターに「AI試着機能」を追加しました。
AI試着機能でチームオーダーの「完成までイメージできない」課題を解消
チームオーダーユニフォームの制作では、デザインを選んでも実際の着用イメージが掴みにくいという課題がありました。配色やロゴサイズが思い通りになるか不安を感じたり、チーム内やスポンサー、保護者に完成イメージを共有しづらかったりする声が多く挙がっていました。
株式会社トレスは従来より、3Dシミュレーターを活用してデザイン作成のハードルを下げるサービスを提供しています。今回、AI技術を組み合わせることで、3Dシミュレーターで作ったデザインデータを実際の人物写真に反映した試着イメージの生成を実現しました。これにより、完成前の段階でリアルな着用イメージを確認できるため、デザイン決定までのスピードと安心感の向上につながります。
利用の流れは次の4ステップです。
- シミュレーターでユニフォームをデザインする
- 合成用の写真をアップロードして生成する
- 生成した合成写真をチームで共有する
- 完成品イメージを確認する
合成写真は、チーム内でシェアすることが可能です。
AI試着機能の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社トレス |
| 本社所在地 | 東京都品川区 |
| 代表取締役 | 高居慎司氏 |
| 機能名 | AI試着機能 |
| 対応競技 | バスケットボール・バレーボール |
| 対象商品 | チームオーダーユニフォーム |
| 創業 | 2011年 |
| 製品提供実績 | 約100万着 |
trends編集部の一言
約100万着の提供実績を持つ株式会社トレスが、3Dシミュレーターに加えてAI技術による試着イメージ生成を組み合わせた点は、スポーツ用品の購買体験としてインパクトがあります。スポーツ用品・チームウェア業界全体としては、オンラインでのカスタムオーダー需要が拡大するなかで「完成前に着用イメージを共有できるか」というボトルネックが長年課題とされてきたテーマです。AIが試着イメージを生成することによって、その課題に正面から応えようとする動きは業界の購買体験設計における転換点と捉えられます。
「デザインは、良いが実際に着るとどう見えるか分からない」という不安は、制作物全般に共通する課題です。AIが試着イメージを生成することによって、チーム内の合意形成や外部への説明を効率化するアプローチは、ビジュアルコンテンツを扱うマーケティングの文脈でも参考になるアプローチと言えます。今後、対象競技が広がるかどうかも業界動向として注目されます。
References
- ^ PR TIMES. 「【TRES】業界初のAI試着機能|ユニフォームの着用イメージが向上する新機能をリリース | 株式会社トレスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000023772.html, (参照 26-06-29).
