株式会社キカガクは、2026年5月26日(火)、Geminiの業務活用に特化した無料オンライン学習プラットフォーム「G-for-work(ジー・フォー・ワーク)」を正式リリースしました。
G-for-workによる生成AI定着の壁を突破する学習設計
国内外で生成AIの企業導入は急速に進みました。その一方で、「導入したものの、活用が一部の個人にとどまり、組織全体の生産性向上に結びついていない」という課題が顕在化しています。実務での活用を阻むのは、ツールの有無ではなく、業務文脈に沿った使い方を現場が習得し、チーム・組織のワークフローへと広げる学習機会の不足です。
Google Cloud認定パートナーとして法人向け人材教育を推進してきた株式会社キカガクは、この「導入と成果のギャップ」を埋めるべく、「G-for-work」を開発しました。学習が業務成果につながるまでの距離を最短化することを設計思想とし、Geminiを日常業務に定着させ生産性向上に結びつけるところまでを無料で支援します。
G-for-workの3つの特長
「G-for-work」には、業務定着を後押しする3つの特長があります。以下の通りです。
- 業務文脈で学べる職種・業務シーン別の実践的コンテンツ
- 学習ロードマップ・「Gemini に聞く」・マイプロンプトの定着支援機能
- NotebookLM/Google AI Studio等と連動する順次拡充コース群
公開時は、3コースや全41レッスン、約338分を収録し、すべて無料登録で利用できます。加えて、ビジネスメール作成や文章リライトなど即日業務で使える8種以上のプロンプトテンプレートを収録した「プロンプトライブラリ」も提供します。
学習ロードマップ機能は、受講者の業務・目的に応じてコンテンツを最適化し、生産性向上に最も効くルートを提示します。「Gemini に聞く」機能では、学習中にその場でGeminiに質問でき、教材とAIが一体化した体験が実現されました。マイプロンプト機能は、自分の業務に最適化したプロンプトを保存・再利用し、学習成果を個人の業務資産として、蓄積できる設計です。
連動コース群については、Gemini for Gmail/Calendar/Docs/Sheets/SlidesといったGoogle Workspace連動コースを順次公開予定です。日々の業務のあらゆる場面でGemini活用を支援する体制を整えます。
株式会社キカガクによる公開記念ウェビナーとGemini at Work出展
リリースを記念し、Google Cloudから吉田 馨一氏(AWT パートナー営業戦略本部 部長)が登壇する無料ウェビナーを2026年6月4日(木)12:00〜13:00にオンライン開催します。Gemini活用を「個人→チーム→組織」の3段階で発展させるロードマップを、ミニハンズオンとGemini Enterpriseのデモを交えて公開する内容です。参加費は無料で、Google Meetでのオンライン開催となります。
前半はキカガクが担当し、Google Workspace with GeminiをAIをワークフローの伴走者として活用する実践を解説します。後半はGoogle Cloudが担当し、Gemini Enterpriseの展望をデモ中心に紹介する内容です。また、サービス公開と同日に開催されたGoogle Cloud主催の「Gemini at Work」にも、株式会社キカガクは共催および出展ブースとして参加しました。
G-for-workサービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | G-for-work(ジー・フォー・ワーク) |
| 公開日 | 2026年5月26日(火) |
| 利用料金 | 無料(無料登録で利用開始) |
| URL | https://gforwork.kikagaku.ai/ |
| 対象ユーザー | 業務でGoogle Workspaceを活用しているビジネスパーソン |
| コース数 | 3コースや全41レッスン、約338分(公開時点) |
| 提供主体 | 株式会社キカガク(Google Cloud認定パートナー) |
| 代表者 | 大崎 将寛 |
| 設立 | 2017 年 1 月 17 日 |
| 所在地 | 東京都渋谷区渋谷 2-6-4 渋谷イーストプレイス 4F |
trends編集部の一言
3コースや全41レッスン、約338分のコンテンツを無料で提供するという設計は、導入ハードルを下げる点でインパクトがあります。マーケティング業界の文脈に置き換えると、AIツールを試験導入しても「業務フローに組み込んで使いこなしている社員」と「存在は知っているが活用に至っていない社員」の間に大きな開きが生じる構造は業界横断的な課題として語られてきたテーマであり、業務文脈に沿ったコンテンツ設計でその格差を埋めようとするアプローチは、業界全体の動向としても注目される取り組みです。
「Gemini に聞く」機能のように学習ツールとAIを一体化させる設計は、ツール習得と実務活用の往復コストを下げる仕組みとして良い検討材料になりそうです。組織的なAI活用を進める市場のトレンドにおいて、無料の学習プラットフォームから着手する全社的なアプローチが広がりつつある動きのひとつとして、今後の展開が注目されます。
References
- ^ PR TIMES. 「キカガク、Gemini 業務活用の無料学習プラットフォーム「G-for-work」を5月26日リリース。Geminiを「使える」から「使いこなす」へ | 株式会社キカガクのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000025642.html, (参照 26-05-30).
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