株式会社アドバンスト・メディアは、コンタクトセンター向けAI音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite4.6(アミボイス コミュニケーション スイート)」をリリースし、同バージョンに新機能「AIアシスタント機能」を追加しました。
AmiVoice Communication Suite4.6のAIアシスタント機能が解決するコンタクトセンターの課題
コンタクトセンター業界では、生成AIの活用が進む一方で、新たなシステムへの対応や業務フローの多様化・高度化に伴い、オペレーターの負担増加が課題となっています。生成AIの活用範囲が通話後の要約などに限定されるケースも多く、通話中の業務支援や後続業務を含めた業務プロセス全体の最適化には十分に活用されてきませんでした。
「AIアシスタント機能」は、こうした状況への応答として開発されました。通話中の会話内容に合わせて、AIエージェントが応対に必要な情報やサポート内容を最適なタイミングで提示します。状況に応じてアプリケーションの立ち上げなどのタスクを実行しながら、業務を支援するため、オペレーターは生成AIの存在を強く意識することなく、本来業務である顧客応対に注力できます。
AmiVoice Communication Suite4.6のAIアシスタント機能の主な特長
「AIアシスタント機能」の特長は次の4点です。
- AIエージェントが通話中に要約・FAQ検索・情報抽出などの処理を提案・実行し、迅速かつ正確な応対を支援
- 「通話開始」「通話終了」「通話相手終了」「保留開始」「キーワード」の5つの条件をトリガーとして支援タイミングを柔軟に設定可能
- 「AI多段階推論機能」との組み合わせにより、複数の生成AIを活用した複雑な処理にも対応
- RPAの活用によりCRMなどの外部システムへ通話中に抽出した情報を自動反映することで後続業務を効率化
トリガー設定では、事前に登録したキーワードをオペレーターが発話すると、PC上のポップアップ画面に回答候補やFAQ表示の通知が出る仕組みです。通知の表示時間の調整も可能で、AIエージェントによる処理を手動・自動で切り替えることもできます。
「AI多段階推論機能」との連携では、1段階目の生成AIが通話内容を分析して「残高証明書発行」などの要件を特定し、2段階目の生成AIが取得済み情報の整理や不足項目の提示を行います。コールリーズンごとに必要な確認項目を提示可能で、複数の生成AIを活用した複雑な処理にも対応します。
AmiVoice Communication Suite4.6の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社アドバンスト・メディア |
| 所在地 | 東京都豊島区 |
| 代表取締役 | 鈴木清幸氏 |
| サービス名 | AmiVoice Communication Suite4.6(アミボイス コミュニケーション スイート) |
| カテゴリ | コンタクトセンター向けAI音声認識ソリューション |
| 国内シェア | No.1(※2) |
| 新機能 | AIアシスタント機能 |
| トリガー条件 | 通話開始・通話終了・通話相手終了・保留開始・キーワードの5つ |
| 外部連携 | CRM・RPAなどの外部システムとの連携に対応 |
| 提供形態 | クラウド版・オンプレミス版 |
アドバンスト・メディアの「コールセンター/CRM デモ&コンファレンス 2026 in 大阪」出展情報
株式会社アドバンスト・メディアは、2026年5月27日(水)・28日(木)にマイドームおおさかで開催される「コールセンター/CRM デモ&コンファレンス 2026 in 大阪(第19回)」に出展します。ブース番号は3A-11で、開催時間は10:00~17:00です。
展示する4製品は、以下の通りです。
- AmiVoice Communication Suite
- AmiVoice CQM Assist ~POWERED by PERSOL WORKS DESIGN~
- AmiVoice ISR Studio
- AOI LLM for AmiVoice for Communication Suite
「AIアシスタント機能」のデモンストレーションも実施されます。来場には事前登録が必須で、登録は公式フォームから受け付けています。
trends編集部の一言
通話後の要約にとどまっていた生成AIの活用が、通話中の支援から後続業務の自動化まで一気通貫で対応する設計へと移行しつつあるという変化は、コンタクトセンター運営の考え方そのものが問い直されていることを示す動きです。業界全体としては、リアルタイム支援を組み込んだ設計への関心が高まっており、オペレーター側の操作負荷を意識させない形でAIを埋め込む構造が、次世代のコンタクトセンター基盤として注目されてきました。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、特定のキーワードや文脈に応じて情報をタイムリーに提供する仕組みへの需要は業界横断で語られてきたテーマです。「操作を意識させないAI支援」という設計思想は、ユーザー体験の質を左右する構造的な要素として、業界全体で取り組みが進んでいることがうかがえます。外部システム連携による後続業務の自動化と組み合わさることで、現場の負担軽減効果の広がりは業界の注目を集める動向と言えるでしょう。
References
- ^ PR TIMES. 「コンタクトセンター業界初!(※1)AI音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite」に複数のAIエージェントがオペレーターをリアルタイムに支援する新機能を追加 | 株式会社アドバンスト・メディアのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000762.000020223.html, (参照 26-05-28).
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