REHATCH株式会社は、マーケティングAI OS「ENSOR」に、Google Workspace SSOによるログイン・新規登録機能と、広告配信前にブランドガイドラインおよび法令遵守をAIが自動チェックするブランドチェック機能を追加したことを発表しました。
ENSORのGoogle Workspace SSOとブランドチェックが解決する課題
広告運用の内製化が進むにつれ、複数のツールを複数メンバーが横断的に利用する体制が一般化しています。こうした環境では、アクセス管理の煩雑さとクリエイティブ品質の属人化という2つの課題が同時に顕在化します。ENSORは「安全に使えること」と「品質を担保した状態で出稿できること」の両面を同時に解決するため、今回2つの機能をリリースしています。
Google Workspace SSO対応では、ENSORへのログインおよび新規登録をGoogle Workspaceのアカウントで行えるようになりました。ID管理の一元化により、ツールごとのパスワード管理が不要になります。Googleの2段階認証・セキュリティポリシーをそのまま適用でき、IT・情シス担当者が既存の運用フローに組み込める設計です。
従来はツールごとに独立したパスワードを発行・管理し、退職者アカウントの即時無効化や新メンバー追加のたびに都度設定が必要でした。SSO対応後はGoogle Workspaceのアカウントで即座にログイン・新規登録が完了します。退職・入社のたびにENSOR側の設定変更は不要で、組織のID管理ポリシーをそのまま適用できる設計です。
ENSORのAIが配信前に自動照合するブランドチェック機能の仕組み
ブランドチェック機能は、ENSORに事前登録したブランドガイドライン・コンプライアンス情報と、作成した広告クリエイティブを照らし合わせ、AIが自動で配信前チェックを行います。推奨表現やNG表現、業界規制要件をENSORに一度設定しておくことで、以降の全クリエイティブに自動適用される仕組みです。
チェック対象のバナーをブランドチェック内にアップロードし、AIコンプラチェックボタンを押すと、違反候補が一覧でフィードバックされます。チェックリストは個別で設定可能で、ワークスペース共有機能を通じて確認先の社内メンバーへの共有にも対応しました。コンプライアンス知識の多い担当者に確認が集中する状況を解消し、チームへの知識の平準化を図ります。
想定される活用シーンは主に2つです。すでに広告運用をインハウス化しているチームでは、法令チェックやブランドルール確認が特定の担当者に集中している場合に、確認フローを分散・自動化できます。これからインハウス化を進める企業では、ENSORを導入することで安全な運用基盤とクリエイティブの品質担保を同時に整備できる設計です。
マーケティングAI OS「ENSOR」の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | REHATCH株式会社 |
| 所在地 | 東京都千代田区東神田2-10-9 THE PORTAL AKIHABARA 8F |
| 代表者 | 代表取締役 迫田 亮太氏 |
| 設立 | 2019年8月 |
| サービス名 | ENSOR(エンソー) |
| カテゴリ | マーケティングAI OS |
| コンセプト | 勝ちバナーを量産するAI──学び続けるマーケティングOS |
| 制作時間 | 施策立案から連携・生成までを従来の1/5の時間で実行(AI編集:3分での修正・10分での入稿完了) |
| 主な機能 | AI編集 / ラフ作成 / 動画生成 / LP生成 / データ連携 / ブランドトンマナ / ブランドチェック / テンプレート(100種類以上) |
| 対応データ | 広告・GAなど複数マーケティングデータを統合しAIがリアルタイム分析・施策提案 |
| コーポレートサイト | https://re-hatch.jp/ |
trends編集部の一言
「ツールの安全な導入」と「クリエイティブの品質担保」という2つのボトルネックを1つのリリースで同時に解消しようとする設計は、広告運用インハウス化の動きが本格化するなかで注目に値します。業界全体としては、複数ツールのアカウント管理やコンプライアンス確認が特定の担当者に集中するという構造的な課題は広く共有されており、アクセス管理と品質担保を一体で提供するアプローチは、同種サービスでも増えつつある統合型運用への流れに沿った動きと読み取れます。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、「ブランドガイドラインを熟知している人」と「制作を担う人」が分かれているケースは多く、確認工数がボトルネックになりがちです。ガイドラインを事前登録しておくだけでAIが自動照合する仕組みは、チーム規模が拡大するほど効果が大きくなるのではないでしょうか。
Google Workspace SSOとの連携についても、既存の運用フローにそのまま接続できる点は、IT・情シス担当者の負担を増やさない設計として業界全体でも関心が高まっている方向性です。セキュリティと制作効率を同時に扱う統合型運用への関心は、マーケティング業界全体でも高まりつつある動向と言えます。
References
- ^ PR TIMES. 「マーケティングAI OS「ENSOR」、Google Workspace SSO対応とブランドチェック機能をリリース──セキュリティ強化と広告配信前の自動コンプラ検知を一体で実現 | REHATCH株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000060706.html, (参照 26-05-20).
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