GenX株式会社は2026年4月21日、AI-OCRサービス「GenX AI OCR」の新機能追加および改善を実施したと発表しました。
GenX AI OCRがGemini 3系エンジンを標準適用し確認機能も強化
デフォルトOCRエンジンに、Geminiの最新モデルでOCRに適した3系が適用されたことで、標準利用時からAIベースの読み取りと構造化を、より一貫した形で活用できる環境が整いました。読み取り結果ページ上で、画像の回転操作が可能になった点も特徴で、上下反転や横向きの画像が混在するケースでも、確認作業を画面上で完結しやすくなっています。
エクスポート時に、テーブルブロックや配列データを含むスキャン結果で、複数行が正しく出力されない不具合も修正されました。CSVやExcelを前提に業務連携している現場では、出力確認の手戻りを減らせるため、データの信頼性向上に寄与する改善といえます。
バッチ処理と設定管理に関する主要な改善点
バッチスキャン機能では、PDFに加えてJPEGやPNG形式の画像ファイルにも対応し、画像ベースの帳票をまとめて処理できるようになりました。不要な処理結果を一覧上から削除する機能も追加されており、運用期間が長期化した際に蓄積される検証用データや重複データの整理がしやすくなっています。
- 画像ファイル(JPEG/PNG)のバッチスキャン対応
- ブロック設定の追加・編集・削除機能
- 設定のCSV/JSONエクスポートとインポート
- アクティブなバッチ処理に紐づくストレージ接続の削除制限
ブロック設定機能では、プロジェクト単位での処理設定管理が強化され、作成した設定をCSV形式またはJSON形式でエクスポートして、別環境へインポートできるようになりました。複数案件や複数部門にまたがる運用において、設定作業の重複を減らしながら、立ち上げ速度と再現性を高められる仕組みです。
GenX AI OCRアップデートの詳細一覧
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 対象サービス | GenX AI OCR |
| 発表日 | 2026年4月21日 |
| OCRエンジン | Gemini 3系を標準適用 |
| バッチ対応形式 | PDF、JPEG、PNG |
| エクスポート上限 | 1,000件まで拡張 |
| 出力形式 | CSV、Excel、JSON |
| 設定管理 | CSV/JSONでの設定エクスポート・インポート |
| 提供企業 | GenX株式会社(東京都渋谷区) |
trends編集部の一言
12項目にわたるアップデートの中でも、ブロック設定のエクスポート/インポート機能は、実務への影響が大きいと感じました。社内で複数のプロジェクトに、同じ帳票処理設定を手作業で再構築した経験があり、一度作り込んだ設定をJSON形式で横展開できる仕組みは、運用担当者の工数削減に直結する改善です。
バッチスキャンでのJPEG/PNG対応や、エクスポート上限1,000件への拡張も、大量の帳票を扱う経理部門や物流管理の現場で、即座に効果を発揮しそうな内容です。OCRツールの導入後に、「確認」や「出力」の周辺作業で手間が増えるという課題を感じている担当者にとって、運用全体の見直しを検討する材料になるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「「GenX AI OCR」アップデートのお知らせ 読み取り結果の確認しやすさ、複数枚自動処理の柔軟性、 設定の再利用性、出力の実用性を中心に強化 | GenX株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000165900.html, (参照 26-04-22).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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