monoAI technology株式会社は2026年4月17日、文部科学省が推進する「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の採択校である育英高等学校(兵庫県神戸市)において、XR制作授業の2025年度最終成果を公開しました。
育英高等学校のXR制作授業とFortniteへの実装プロセス
育英高等学校では、将来の社会で不可欠となる高度なICTスキルの習得を目指し、DXハイスクール補助金を活用した先端教育に取り組んでいます。monoAI technologyは2025年度を通じて、ゲーミングPCの導入支援から、「Maya」を用いたモデリング授業の講師派遣、カリキュラム運営までを一貫してサポートしています。
本プロジェクトは単なるスキルの習得にとどまらず、生徒自身が通う校舎をデジタル空間に再現し「社会に公開する」という実戦的なプロセスを組み込んでいます。2025年3月末には、同社のメタバース開発支援サービス「monoNITE」の技術を活用し、Fortnite内の空間にメタバース校舎を実装・公開しました。
メタバース校舎の特徴と活用方針
Fortnite上に公開されたメタバース校舎では、校舎前面や階段エリア、体育館周辺の植栽まで高精細に再現されており、Mayaによるポリゴンモデリングの精度が反映されています。島コード「0810-5823-8670」を入力することで、Fortniteをインストール済みの端末から世界中の誰でもアクセスでき、主な特徴は次の3点です。
- 実物に近い高精細な校舎再現
- 遠方からでもアクセス可能
- バーチャルPR拠点として活用
本空間は、遠方の受験生や保護者がいつでも学校の雰囲気や施設を体験できる、「バーチャルオープンキャンパス」等のPR拠点として活用されます。高校生自らが母校の魅力をメタバースで発信するという、新しい形の学校広報を実現する取り組みです。
プロジェクトの概要と関連情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 実施校 | 育英高等学校(兵庫県神戸市) |
| 支援企業 | monoAI technology株式会社 |
| 事業名 | DXハイスクール |
| 使用ツール | Maya、monoNITE |
| 公開先 | Fortnite(島コード:0810-5823-8670) |
| 公開時期 | 2025年3月末 |
| 活用用途 | バーチャルオープンキャンパス等 |
trends編集部の一言
高校生がMayaという業界標準ツールで校舎を3Dモデリングし、Fortniteに実装するという一連のプロセスは、座学中心のICT教育とは一線を画す実践型カリキュラムだと感じました。自分の業務でもノーコードツールを使った空間制作を試した経験がありますが、プロ仕様のツールを高校段階から扱える環境が整備されつつあると実感します。
Fortniteという既に若年層が日常的に利用しているプラットフォームをPR拠点に選んだ点も、広報施策として合理的な判断に映ります。学校のブランディングや広報を担当している方にとっては、生徒参加型の発信手法として参考になる事例であり、自校の状況に合わせて導入検討の材料にできるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「monoAI technology、文科省「DXハイスクール」採択校・育英高等学校の成果をFortnite上に公開。生徒制作のメタバース空間を実装する「高度教育モデル」を確立。 | monoAI technology株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000013447.html, (参照 26-04-20).
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