DPVRは、AIスマートグラス「DPVR G1」をAmazon.co.jpで販売開始しました。
DPVRのグローバル実績とDPVR Gシリーズの概要
DPVRは、2015年の設立以来、VR一体型ヘッドセット、PCVR、業務用ソフトウェアシステム、デバイス管理ソリューションを提供してきました。IDCおよびCounterpointのレポートでは、中国VR市場において第2位にランクインしています。
「DPVR Gシリーズ」は、AI対話、写真・動画撮影、音楽再生、Bluetooth通話などを日常的なアイウェアデザインに統合したAIスマートグラスです。移動中や旅行、仕事、学習、コンテンツ制作など、スマートフォンを取り出さずに「見る・聞く・話す・記録する」体験をより自然にします。各モデルにSDKを提供することによって、法人顧客による独自機能や自社アプリとの連携開発にも対応可能です。
DPVR Gシリーズの主な機能と特徴
Gシリーズは、AIモデルとの対話に対応し、音声による質問や情報取得、日常タスクのサポートを可能にします。対応モデルでは画像・映像の認識にも対応し、ユーザーの視点に近い情報をもとにした直感的なスマート体験を提供しました。Diagram & Dialogue対応モデルを中心に展開し、G2はテキストベースAIに対応するモデルです。
法人向けの活用を見据え、Gシリーズ各モデルではB2B顧客向けにSDKを提供します。企業や開発パートナーは、業務アプリ、AI機能、撮影・データ同期、独自UIなどを自社サービスに合わせて開発・適配できます。
教育、観光、現場作業、リテール、コンテンツ制作など幅広い用途に活用できる設計です。VR・XR領域で培った開発力をAIスマートグラス領域へ拡張した点が特徴と言えます。
主なハードウェア仕様は以下の通りです。
- カメラ:8MPまたは13MP、最大2000Pの動画撮影に対応、写真解像度は最大3280×2464(対応モデルでは電子式手ブレ補正による安定した撮影も可能)
- バッテリー:100mAh〜290mAh、音楽再生約4〜10時間(モデルにより異なる)、通話約4〜7時間(モデルにより異なる)
- 充電:マグネット充電、約120分で完了
- 対応OS:Android 9.0以上、iOS 10.0以上
- 待機時間:最大約15日間(モデルにより異なる)
- 連続使用時間:最大約10時間、通常使用6〜7時間
展開ラインアップとDPVR G1の製品概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開発・製造元 | DPVR |
| 設立 | 2015年 |
| 製品名 | DPVR G1(AIスマートグラス) |
| 販売チャネル | Amazon.co.jp |
| 展開予定モデル | G2、G3、G4、G5、R1、G6(順次) |
| カメラ | 8MPまたは13MP、最大2000P動画撮影対応 |
| 音楽再生時間 | 約4〜10時間(モデルにより異なる) |
| 通話時間 | 約4〜7時間(モデルにより異なる) |
| 待機時間 | 最大約15日間(モデルにより異なる) |
| 充電時間 | 約120分(マグネット充電) |
| 対応OS | Android 9.0以上、iOS 10.0以上 |
| 対応アプリ | DPVR Glasses、DPAI(モデルにより異なる) |
| VR市場順位 | 世界第3位(2024年Counterpointレポート) |
| 前年比成長率 | 前年比67%(2024年) |
| 展開国・地域 | 40以上 |
| コンテンツ開発パートナー数 | 13,000以上 |
trends編集部の一言
2024年のVR市場で世界シェア第3位、前年比67%成長という数値は、DPVRがグローバル市場で確かな存在感を持つメーカーであることを示しています。スマートウェアラブル市場では、AIアシスタント機能やカメラ機能の統合が進む傾向にあり、VR・XRで培った開発力をAIスマートグラスへ転用するアプローチは、業界全体の製品設計の方向性を象徴する動きと言えるのではないでしょうか。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、コンテンツ撮影や現場記録のニーズは高く、ハンズフリーで一人称視点の記録ができる特性は実務における効率化の可能性を秘めています。法人向けSDK提供によって業務アプリや独自UIとの連携開発に対応している点は、単なるコンシューマー向けガジェットにとどまらず、B2B活用を視野に入れた製品設計として、業界の動向としても注目される取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「世界シェア第3位のDPVR、AIスマートグラス「G1」をAmazon.co.jpで販売開始 | Shanghai Lexiang Technology Co., Ltdのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000078259.html, (参照 26-06-11).
