AIスマートグラス「Frame」が全世界で販売開始。値段と仕様、使ってみた感想を紹介

公開：2024年6月10日更新：2024年6月11日

Frameの値段及び仕様
References

AIスマートグラス「Frame」とは

AIグラス「Frame」は、最新のテクノロジーを駆使したスマートグラスです。^[1]

これまでは限定ユーザーにのみ販売されていましたが、2024年5月16日より全世界での出荷が可能になりました。

このグラスは多機能かつ直感的に操作できるのが魅力。日常生活やビジネスシーンにおいて、便利かつ効率的に情報を取得・活用できるように設計されています。

音声アシスタントやAR機能を活用することで、手を使わずに情報を取得したり指示を出したりできるのが特徴。歩行中に見つけた建物について質問したり、会議中に資料を表示できるなど多岐にわたる用途で活用できます。

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Frameの値段及び仕様

Frameの値段と仕様は下記の通りです。^[2]

値段：349ドル。現在のレートだと約5万4847円。
言語サポート：英語やフランス語、イタリア語などのラテン系言語に限定。日本語や中国語などの文字ベースの言語の表示は現在開発中。
重量：40g未満
サイズ：フレーム140×横幅130mm
スピーカーの有無：無

同じAIスマートグラスである「Rayban Meta」の値段が299~379ドルなので、AIスマートグラスの中でも平均的な価格帯だと考えられます。

AI搭載のスマートグラス「Ray-Ban Meta」がアメリカで大人気らしい

また、Fremaの現在価格は6月までの期間限定価格であり、今後変更される可能性があります。

Frameで使える機能

Brilliant Labs Pvt. Ltd.より

音声電話	FrameのAIアシスタント「Noa」は音声通話機能を備えており、音声で電話をかけたり受けたりできます。また、音声認識技術によりハンズフリー操作が可能です。
目に見えるものを解析	Frameの視覚処理機能により、カメラを通じて目に見えるものをリアルタイムで解析できます。この機能を用いることで、物体認識やテキストの読み取りを可能にしています。
目の前にあるモノをWeb検索	目の前にあるモノをスキャンし、その情報をWeb検索できます。たとえば商品情報やレビューなどを即座に取得可能です。
文字の翻訳	グラスに写ったたテキストを瞬時に翻訳できます。たとえば看板やメニューなどの外国語をリアルタイムで読み取って翻訳できるのが魅力です。
6軸IMUセンサーを搭載	6軸IMUセンサーを搭載しており、3つの加速度軸と3つの磁気センサー軸を提供します。これによりメニュー操作や歩数のカウント、ナビゲーションなどが可能です。
他アプリ連携	GPT-4やPerplexity、Stable DiffusionなどのAIアプリと連携して機能を拡張できるのが特徴。高度な自然言語処理や複雑な画像生成など、さまざまなタスクを実行できます。

上記のように数多くの機能を備えています。

Frameを実際に使った感想

X上ではAI関連の情報を発信しているホーダチ（@hokazuya）氏が一部のユーザーとしてすでに入手しており、実際に使ってみた動画を公開しています。

【視覚を共有できるAI：Frame】
自分が見ているものを認識しながら会話ができるスマートグラスとして発売されたFrameが到着。
実際に試してみたので動画👇
反応がもっと良くなっていけばようやくたどり着いた描いていた未来だなと。
ちな自作アプリも動くので開発しちゃいます💪 pic.twitter.com/qNi35AYCgw
— ホーダチ | AI✖️Cloud✖️Dev | 外資×ひとり法人 (@hokazuya) May 29, 2024

グラスの中にマイクロのディスプレイが搭載されており、映ったモノを読み取って音声で回答できるようです。

The future of AI glasses is normal looking, light weight and affordable - meet Frame, AI Glasses by @brilliantlabsAR
It is shipping to hackers and creators already. Frame is open-source platform with mic, camera, AR display. It leverages your phone (connectivity & audio) and… pic.twitter.com/mRcCZBglHX
— Sander Saar (@sandersaar) June 7, 2024

また、テクノロジーに関する情報を発信しているSander Saar（@sandersaar）氏はFremeを使い、冷蔵庫にある食材を映して食事メニューを考えてもらうというクリエイティブな使い方を披露しています。

References

^ PRTimes. 「Brilliant Labs、マルチモーダルAI機能を備えたAIグラス「Frame」を発売。NianticのCEO、ジョン・ハンケも支援」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000128229.html, (参照 2024-06-09).
^ Brilliant Labs. https://brilliant.xyz/products/frame, (参照 2024-06-10).

※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。