【時間がない人向け】記事の3行要約
- MicrosoftがOneNoteアプリから新しいSticky Notes体験をリリース
- ワンクリックでのスクリーンショットのキャプチャやソースの自動キャプチャなど機能を搭載
- WindowsのCurrent Channelユーザーに向けて提供開始、順次展開中
OneNoteから新たなStickyNotesがWindows向けに提供開始
Microsoftは2024年5月27日、OneNoteアプリから新しいSticky Notes体験をWindows向けに提供開始したことを発表した。この新機能は、より円滑なメモ取りを可能にすることを目的としている。[1]
ワンクリックでのスクリーンショットのキャプチャ、ソースの自動キャプチャ、同一ソースの再訪問時の自動メモ表示など、利便性を高める機能が盛り込まれた。OneNoteのAndroidおよびiOSモバイルアプリでもSticky Notesが利用可能だ。
OneNote内のStickyNotesボタンから起動でき、タスクバーにピン留めすることも可能。Windowsスタートメニューからの起動にも近日中に対応予定とのこと。
ワンクリックのスクリーンショットなどの新機能で記憶力向上
新Sticky Notesではウェブサイトからメモやスクリーンショットを取得した場合、自動キャプチャされたリンクをクリックすることで元のソースに簡単に戻ることができる。
同一の文書やウェブサイトを再訪問した際には、関連するメモが自動的に表示されるようだ。他のアプリを使用しながらの並行作業時には、デスクトップにStickyNotesをドッキングできる。
検索機能はメモ内のテキストだけでなくOCRを用いた画像検索にも対応している。個々のStickyNoteをポップアウトさせ、大きなウィンドウで表示することも可能だ。
trends編集部「K」の一言
新しいSticky Notesは、日々の情報を手軽にキャプチャし記憶の助けとするのに有用なツールとなりそうだ。特にワンクリックでのスクリーンショットや自動ソースリンク機能は、デジタルライフにおける「忘れっぽさ」の解消に役立つことだろう。
また、過去に訪れたウェブページを再訪問した際に関連メモを自動表示する機能は、断片的になりがちな情報を文脈に沿って整理し活用するためのサポートになるはずだ。さらにデスクトップへのドッキングによる並行作業のサポートは、クリエイティブな仕事でのアイデア整理などにも効果を発揮しそうである。
一方、キャプチャした情報の整理や編集のしやすさ、他ツールとの連携などについては、実際の利用者の声を反映した改善が求められるところだろう。プライバシーやセキュリティの確保、エンタープライズ向け管理機能の拡充など、法人での利用拡大のためには重要な課題となるはずだ。
References
- ^ Microsoft 365 Blog. 「 Remember better with the new Sticky Notes experience from OneNote - Microsoft Community Hub 」. https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-365-blog/remember-better-with-the-new-sticky-notes-experience-from/ba-p/4127624, (参照 24-05-29).
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