Windsurf aiとは
Windsurf AIはCodeiumが開発した、次世代のAI統合開発環境(IDE)です。AIエージェントとコパイロット機能を組み合わせ、開発者の生産性向上を支援します。特に「Cascade」という独自技術によってコード全体の文脈を理解し、複数ファイルの編集やターミナルコマンドの提案、デバッグをスムーズに行えるのが魅力です。
Windsurf AIは直感的な自然言語操作が可能で、無料プランに加えて月額$10のProバージョンも提供。Pro版ではより長いコンテキストの処理や高度な機能が利用できます。
Mac、Windows、Linuxで使用でき、開発者がAIと協力しながら効率よくコーディングできるのが特徴です。
Windsurf aiとCursorの違い
Windsurf AIとCursorはどちらも開発者向けのAI支援型IDEですが、異なる強みを持っています。双方の違いを表にまとめました。
項目 | Windsurf | Cursor |
---|---|---|
価格 |
|
|
機能 |
|
|
自然言語の特徴 | 直感的な指示が可能 | 自然言語対応だが、特定フォーマットが必要 |
プロジェクトの 理解力 |
|
基本的なプロジェクト構造を理解 |
ユーザー層 |
|
Windsurfは「Cascade技術」によってプロジェクト全体の文脈を理解し、複数ファイルの編集やターミナル操作に強みがあります。一方でCursorは強力なコード補完機能を備え、大規模プロジェクトでの利用に適しています。
価格面ではWindsurfの方がコストを抑えた選択肢があり、Cursorはビジネス向けのプランも用意されています。開発スタイルやプロジェクトの規模に応じて、最適なツールを選択しましょう。
Windsurf aiの料金プラン
Windsurfの料金プランは下記の通りです。
プラン | 料金(月額) | 内容 |
---|---|---|
Free | 無料 |
|
Pro | 15ドル |
|
Pro Ultimate | 60ドル |
|
Windsurfは無料プランでもCascade Baseモデルへアクセスできるため、はじめてAIコーディング支援を試す開発者にとって手軽に始められる点が魅力です。
有料プランではより多くのプレミアムモデルクレジットが付与され、追加クレジットの購入も可能。頻繁にAI支援を活用する開発者に適しており、より高度な開発環境を実現できます。
Windsurf aiの使い方
はじめにWindsurfの公式ページへアクセスします。
Windsurf:https://codeium.com/windsurf

Windsurfより
本画面上にある「Download the Windsurf Editor」をクリックすることでダウンロードできます。Windowsユーザーではない場合、ボタン下部の「See all download options」をクリックするとMacとLinux用ダウンロードリンクも表示されます。

Windsurfより
ダウンロード欄にWindsurfのインスト―ラーが表示されるので、そちらをクリックしてインストール作業を進めてください。上記のようにセットアップ完了画面が表示されたら「完了」をクリックして終了です。
次にインストールしたWindsurfを開いてください。

Windsurfより
上記画面が表示されるので「Get started」をクリックします。

Windsurfより
表示内容のエディタを既に使用している場合、利用している同じ拡張機能をWindsurfへインポートできます。必要ない場合は下部にある三点リーダーメニューの左から2番目を「・」をクリックして次にの設定へ進んでください。

Windsurfより
先ほど指定した拡張機能のインポートする部分を設定する画面です。
- Import settings:設定内容をインポート
- Import extensions:拡張機能をインポート
任意の内容にチェックボックスを入れて「Next」をクリックしてください。

Windsurfより
Windsurfのデザインを指定する画面です。任意のデザインを選択して「Next」をクリックしてください。

Windsurfより
Windsurfのログイン認証画面です。すでにアカウントを持っている方は「Log in」、持っていない方は「Sign up」から新規作成します。

Windsurfより
Windsurfのアカウントは「Googleアカウント」か「メールアドレス」のいずれかで認証することが可能。アカウント登録が終わるとWindsurfの操作画面が表示されます。
Windsurf aiの言語を日本語にする方法

Windsurfより
左のメニュー欄にある「Extension(拡張機能)」から言語を日本語にする拡張機能を追加します。

Windsurfより
検索欄へ「Japanese」と入力すると上記の拡張機能が表示されるのでクリックして「Install」をクリックしてください。
初期設定時に以前のエディタからインポートしている場合、すでにインストールされている可能性があります。
Windsurfで自然言語の指示だけでアプリを作ってみた
実際にWindsurfのCascade機能を使い、自然言語だけで簡単なブラウザアプリを作ってみます。

Windsurfより
はじめにブラウザアプリを作るためのプロジェクトフォルダを作成します。任意の場所にフォルダを作成し、Windsurfの「Open Folder」から読み込むことが可能です。
「Open Folder」が表示されていない場合、ヘッダーの「File」欄から指定できます。

Windsurfより
次に画面右上にある「Cascade」アイコンをクリックすると、プロンプト入力欄が表示されます。今回は「ブラウザで利用できる電卓を作ってください。」というプロンプト入力・実行してみます。

Windsurfより
すると電卓に必要なファイルとソースコードの生成が始まります。

Windsurfより
「Accept」をクリックすると、Pythonで簡易的なHTTPサーバーを起動できます。「http://localhost:8000/」へアクセスすると電卓の画面が表示されているはずです。
このように自然言語で作りたい内容をコーディングしたり、コードの内容をリライトしたりできるのがWindsurfの特徴です。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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